さすがに疲れを覚えながら、南京東路駅まで戻ってくると、早朝とは打って変わって、人の渦。
もう夕方だし、みんな外灘に行くのかな。
「バロン ビジネスホテル」にチェックイン
荷物を受取り、ホテルにチェックイン。
ホテルズドットコムで予約した約7,000円の部屋。トイレもシャワーも清潔だし、冷蔵庫はあるし、申し分ありません。
なにより、立地がいい。一休みしたら、薄暮の外灘を鑑賞しに行きましょう。
外灘の近代建築
シャワーを浴びてすっきりして、18時頃ホテルを出ました。
外灘までわずか数百m。歩いてすぐです。
外灘エリアに南北に延びる中山東一路。オシャレな官公庁が並んでます。
ちなみに、右側が旧輸船招商総局、清代末期に李鴻章によって創設された水運会社。レンガ造りだそうです。
そして左側は、1907年築のデンマーク系の通信会社。現在はバンコク銀行とのこと。
それにしても、信号があるのに、交通整理をしなくてはならない警官は大変だね。
で、こちらは、1923年築の香港のイギリス系銀行。現在の上海浦東発展銀行。
時計台が目立つのは、旧江海関。徴税機関だったそうです。
南側にそびえ立つ、とんがった建物は中国工商銀行のようです。一見するとヨーロッパのようです。
では、川岸の方に参りますか。
外灘から眺めるビル群
遊歩道に上がる前から、素敵なビル群が姿を見せてます。
こりゃ、いったい何のマスコット像なんだろう?
おお~、20年前に登った懐かしきテレビ塔。
スカイツリーができるまでは、アジアで一番高い電波塔だったそう。
そして、右側のひときわ高いビルが、高さ632m、世界第二位の上海タワー。
たしかスカイツリーはムサシだから634m。じゃ、あれよりも2m高いんじゃん!!
何気に、スカイツリー、すごい。
それにしても、懐かしいなあ、テレビ塔。20年の時間が吹っ飛びました。
やっぱり、旅はしておくものです。
こちらは黄浦江の北側の眺め。建設中のビルもありますね。
だんだん人が増えてきました。こんだけ眺めが良ければ、絶好のデートスポットでしょう。
さて、薄暮の雰囲気もいいんですが、夜景も見たい。早く、日が暮れてくれないかな。
音楽でも聴きながら待ちましょう。
流れてきた曲は、上田正樹「悲しい色やね」でした。(古いなあ(笑))
地元民だけでなく、外国人観光客もかなりいます。そして、みんなカメラを持ってる。
おっ、だんだんいい感じになってきましたが、夜景というにはもうちょいかな。
遊覧フェリーも行き交います。
ふんだんに使われる電力。
人もどんどん増えます。
だから、確保した撮影スポットを離れられない(笑) みんな、そんな感じ。
向こう側からも、見おろしているんでしょうか。今日は、週末土曜日です。
陽が沈んで、一気に涼しくなる外灘。
遊覧船も満員のよう。
日本と違って、中国の銀行は、前途有望なんだろうなあ。
露出を変えて撮ってみたりします。もっと、一眼レフ、勉強しないと。
ライトアップされるビル群
いい雰囲気になってきました。陽が沈んで20数分です。
これだけでも、弾丸旅行、来た甲斐があったってもんです。
日本で、これだけの夜景、これだけの雰囲気は、まず味わえない。
いつの間に、治外法権エリア?の近代建築群もライトアップされてます。
そうだよね、アヘン戦争に負けて、イギリスに強引に租借地にされたエリアなんだよね。
政府や国民が反日、反日騒ぐのは勝手だけど、片手落ち?
ま、政府なんて、所詮そんなもん。
政教分離で、旅を楽しんでいる方が、精神衛生上いいってもんです。
すっかり夜のとばりが降りました。
賑わいをみせる夜の外灘
でも、まだ19時過ぎ。上海の人たちにとっては、宵の口です。
出店もいっぱい出ています。
平和はいいなあ。
そういえば、今日は、北朝鮮、ミサイル飛ばしたのかな。
陽が落ちて、色の変わるテレビ塔。
まだ行ったことないけど、香港のプロムナードとどっちがすごいかな。
日中はあれほど暑かったのが、少し肌寒くなってきました。まだ、春ですね。
記念撮影したくなりますよね。
そろそろ、ホテルに帰りましょう。
そうだ、今夜はきっちり睡眠とっておかないと。
美しい夜景にサヨウナラ。
遊覧船にもサヨウナラ。
時計台にもサヨウナラ。
素晴らしき、外灘の夜景でした。