蘇州街歩き 平江路歴史街区の水路散策【蘇州・南京旅行記 #3】

蘇州は、中国においても、かなり歴史の古い街として知られています。

そのはじまりは、紀元前514年。

春秋時代の呉国の王がここに城壁を築いてからというので、なんと2,500年もの歴史。

運河に囲まれていることで、近年では東洋のベニスなどとも呼ばれているようですが、実は、蘇州を訪れるのは2度目。

前回は会社の研修旅行で、1997年に訪れました。

美しい庭園をいくつか見て回った記憶はあるのですが、ほとんど忘れてます(笑)。

なので、新鮮な目で、蘇州のいくつかの世界遺産を巡って見ようと思います。

2,500年の歴史 蘇州の街

ただいま12時。

Peachが3時間遅れたので、蘇州見物の時間も3時間削られてしまいました。

が、そもそも蘇州は1日ぐらいですべてを見て回れるスケールではありません。

今回は、無理せず、ホテル周辺の歩いて回れる場所をピックアップして、のんびり散策です。

観前街

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これは、ホテルでもらった蘇州の地図。

「ホテルソウル」は、繁華街の「観前街」に位置しているので、散策には絶好のロケーションです。

ホテルを出ると、となりにホテル系列のバーがありました。

夕食は、ここで済まそうかな・・

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観前街に向って歩きます。やっぱり、少し寒い。

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おお、ここが蘇州の観前街ですか。

観前街をカメラを提げて歩いていると、「ロレックスの偽物あるよ~」などと寄ってくる輩が出現しますが無視。

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玄妙観

観前街は、いうなればただの繁華街。

これを東に歩いていって、まずは平江歴史街区の運河でも見てみましょう。

その途中に、玄妙観というのがあるので、寄ってみました。

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道教のお寺だそうです。

道教とは、中国三大宗教(儒教・仏教・道教)のひとつ。

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道化ともいうらしいですが、いかにも春秋時代ですね。

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向こう側の建物は、玄妙観三清殿。

拝観料が必要なので割愛しましたが、南宋時代の建物ということで、かなり古いです。

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一回りして外へ。入り口に、中国では、もはやどこにでもあるマックが構えてました。

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そして、観前街を東へ歩くと、ストリートの終点。

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さっそく水路が目に入りますが、平江路歴史街区は、もう少し先。

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世界遺産 平江路歴史街区の水路

ここですね。この水路沿いが平江路歴史街区。

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世界遺産にも登録されています。

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水路に沿った通り沿いには、特徴のあるお店や、露店が所狭しと並んでいます。

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けっこう飛ぶように売れてました。なんだろう?

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建物こそ、修復を繰り返していると思われますが、街の形は、春秋時代の呉の頃から変わっていないというので驚きです。

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建物の雰囲気も抜群です。
去年の4月には、上海郊外の朱家角を訪れましたが、少し趣が違いますね。

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いたるところに橋も。

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これは、面白いところです。

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縦横無尽に散策を楽しみます。

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ちょっと寒いのが、玉に傷ですが。(自業自得です)

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運河として機能しているようですね。

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ちょっと怖いのは、柵の高さがひざの位置くらいしかないこと。
酔っ払って、柵に寄りかかったら、ボチャンだろうね。

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中国各地からでしょうか、観光客もいっぱいです。

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ほんとに、いい雰囲気。

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平江路を北に向って歩いています。

平江路の北の終点付近には、拙政園と獅子林という2つの庭園があります。

どうやら、今日は、その2つの世界遺産を見学するだけで終わりそうです。

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遅い昼食をと、食堂を探します。

お、牛肉面が目に入りました。蘭州を思い出します。

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典型的な庶民の中華料理屋。

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チャーハンをオーダー。
旨い!そして、この量で、たったの11元(187円)!

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「ハオチー!」(おいしい) を繰り返して、店を出ます。

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雑踏の中を、さらに北へ。

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お茶屋さんも多い。

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ここが、平江路の北の入り口かな。
ということは、拙政園はこのあたりです。

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