リムジンタクシーは、約20分で私を「Ramada Encore by Wyndham Kuwait Downtown」に運んでくれました。
20分でタクシー代は5,000円。
配車アプリCareemが使えていたとしても2,500円。
さて、石油資源国クウェートの物価はいかに・・・

日本語読みすれば「ラマダ・アンコール」になるのかな。
今回の湾岸弾丸旅では、特にクウェートに重きを置いていたので、市内のどこにでも徒歩で行けるように街の中心部を選び、かつ眺めの良いホテルをチョイスした次第。
タクシーを降りて、まわりを見渡します。

もとは砂漠であっただろう地面が露出する建設予定地と、

建設中の建物があちこちに。
2024年のデータでは、クウェートの一人当たりGDPは約3.2万ドル。
同じく3.2万ドル強の日本を早々に追い越すことでしょう。

ホテル入り口には、歴代の首長家であるサバーハ家のどなたかの肖像画が飾られていました。

ラマダ・アンコール・ホテルの14Fクイーンルームにチェックイン

さて、チェックインすると、私の部屋は14階。
ルーフトップのプールに期待して、いちおう水着も持ってきたんだけど、残念なことに工事中とのこと。

まあ、それは仕方ないとして、「眺めの良い部屋を」とオーダーしておいた私のリクエストには答えてくれてるかな。

ドアを開けると、すでにエアコンが効いてました。このあたりは気が利いてますね^ ^

そして、カーテンを開けると、
これは素晴らしい・・・

中東らしい低く角ばった建物が敷き詰められたクウェートシティの街並みが広がってました。

部屋も清潔で申し分ないですね。

禁煙ルームをオーダーしたので、タバコの香りまったくしません。

2泊で2.6万円。1泊1.3万円なら、クウェートの物価を考慮すればコスパはいいと思う。

そして、トイレもシャワールームも清潔です。
雨の降らないクウェート。やはり水は海水から生成しているのだろうか。

空港で両替した紙幣を並べます。
肖像画が刷られてないのが意外だったけど、やっぱり独特。
1/2紙幣や1/4紙幣の絵画の意味など聞いてみたいと思う。

さて、弾丸旅といっても、クウェート滞在は約48時間ある。
ゆっくりとコーヒーでも飲みながら街を見下ろし、今までの積年の想いを整理してみようか。

クウェートの街を見下ろしながらクウェートにまつわる思いを回想

砂色の街が広がるクウェートシティ。
高層ビルが点々と立つほかは、低層住宅が波のようにうねり、地平の軸線までびっしりと続く。
この光景に、なぜか、言葉にできない懐かしさが湧く。
まるで幼い頃から知っていた風景のように。

そう感じるのは、私にとって、クウェートは絶対に訪れたい国のひとつだったから。
理由はわからない。
しかし、幼少の頃から地図を見るのが大好きだった自分が、その頃からクウェートは、なぜか他の国とは違う存在を感じていた。

理由を明確に言えと問われれば困るが、時おりテレビ画面に映し出された戦火の砂煙、湾岸戦争のニュースと共に流れるCNNの帯字幕、油田火災の黒煙。
現実離れする報道の向こうにも人々の生活があり、同じ地球上の出来事であるという現実。
私が、クウェートや湾岸諸国に思い入れがあるのは、たぶん、このあたりなんだろうと思う。

しかも、クウェートをはじめペルシャ湾岸の国々は、日本の経済を語る上で生命線であるという事実。
好きなものの理由を、明確に答えられる人はいないだろう。

日本から9000キロ。
ペルシャ湾岸は、政情不安で渡航が困難なイラクを除けば、このクウェートで、すべての国を自分の足で踏んだことになる。
そのペルシャ湾の最奥のクウェートの街が、目の前に広がるこの光景なのだと思うと、やはり感動を禁じ得ない。

沢木耕太郎さんの「深夜特急」にも登場した国クウェート。
でも、氏がそのルートで訪れたわけではない。
イランのシラーズでクウェートのビザ取得を試みたが、観光ビザの発給は困難で断念している。
大先輩に1ミリ程度でも先んじることができたという優越感も悪い気はしない。

とりとめもない、私のクウェートに対する思いを思うがままにつづったが、クウェートは私のバケットリストに書き込まれている絶対に訪れたかった国のひとつ。
そんな国を訪れることができて、気持ちが高揚するのは無理もない。
気持ちを落ち着かせてから、しっかりとかみしめるように街歩きにのぞもうと思う。
ちなみに、これは日が暮れた後のホテルの部屋からの眺め。
思い入れがある国への渡航に、こんな夜景をあてがってくれたtrip.comに感謝したい。
