周庭さんも参加した香港における31回目の「天安門事件追悼集会」

中国全人代で、わずか7日間という超短期間で採択された「香港国家安全法」。

これにより、過去30年間行われていた、香港における「天安門事件追悼集会」は公然と行えなくなりました。

これに対し、香港市民がどうでるのか、ひそかに見守っていたのですが、禁止を呼びかける警察を振り切って、ビクトリア公園に数千人が集まったようです。

Hong Kongers defy ban and hold Tiananmen candle memorial | Pictures | Reuters
Protesters take part in a candlelight vigil at Victoria Park, in Hong Kong, China June 4, 2020. Thousands defied a police ban to gather with candles in Hong Kon...

2020年6月5日ロイターより

 

私は、これをハラハラしながら見てました。

31年前の天安門事件のようになり、多数の犠牲者がでてしまうのではないかと。

でも、今回は警察の姿も少なく、また集会自体も黙祷を捧げるのみで、混乱なく収束した模様で安堵したところです。

 

本集会には、周庭さんも参加しています。

周庭(アグネス・チョウ)さんとは、香港の政治団体「香港衆志(デモシスト)」の常務委員を務め、「学民の女神」と呼ばれる政治運動家。

メディアにもかなり露出されていますので、目にされている方も多いでしょう。

彼女は2014年の「雨傘運動」の頃から中国共産党の愛国教育に異を唱え、政治活動に参加してきました。

当時、まだ高校生だったということにも驚きます。

その周庭さんは、独学で日本語も学び、日本語でもツイッターで発信してくれています。

そんな彼女は、日本に大変関心を持ち、日本のメディアにも、香港の現状を語りかけたいと情熱を捧げていますが、なんと彼女は当局の許可がないと国外(香港外)へ出られないそうです。

 

彼女は、今の中国共産党の弾圧を戦争状態だと表現しています。

そして、昨年から続いている香港のデモにリーダーがいないことが幸いだ、とも言っています。

なぜなら、リーダーがいれば、殺されてもおかしくないからだ、と。

 

香港の今後がどのように展開されるのか、無力な私はただ見守ることしかできません。

言論の自由が禁じられた世界で、世界に向けて香港の現状を発信し続ける周庭さんをはじめとする民主化運動家のみなさんの無事を願うばかりです。

タイトルとURLをコピーしました