ベトナムの古都フエにやって来ました。幸いにも、雨はあがっています。
列車から降りて、フエ駅の駅舎を眺めます。ピンク色って、かっこいいな・・
駅にはちゃんと「Railway Station」と書かれていますが、ダナンでは「レイルウエイ! レイルウエイ!」といっても、タクシーの運転手になかなか伝わりませんでした。
単純に、発音がおかしかっただけ?(笑)
まずは、雨上がりの道を、ホテルまで歩くことにします。
雨上がりで蒸すフォーン川沿いの道
ホテルまで、おそらく2キロ以上はあると思いますが、駅からホテルのあるフエの新市街までは、ほぼ真っすぐの道のり。
のんびり歩いても30分あれば着くかな。
まず、フォーン川の支流を渡ります。
フォーン川というのは、フエの街を旧市街と新市街に分けている川。
「地球の歩き方」には、散策する際は、阮朝王宮のフラッグタワーを目印とするとよい、と書かれていますが、あれのことですね。
気持ちのいい散歩ですが、暑い(笑)
背中に荷物も背負ってるし。
突然、こんな建物が現れます。
陽も陰ってるし、ホーチミンやダナンよりいくらか北に来たので涼しいかな、と一瞬思いましたが、そんなことはありません。
一気に汗が吹き出します。これは、南国を旅するときの宿命(^.^)
写真だけ見ると、涼しそうに見えるんだけどね。
湿気が多い、というより雨が多いので、花が咲き乱れています。
これは、紫陽花?
これが、フォーン川に架かる2本の橋の一つ。
2本のうちどっちだったか忘れちゃいましたが、この橋を向こうに渡ると旧市街です。
新市街に入ったもよう。
ホテルの近くまで来たと感じたので、ちょっと休憩。
新市街なので、欧米の観光客がいっぱいいます。
ぐいと飲む、ハイネケンのうまさ!
新市街のホテル「ASIA HOTEL」にチェックイン
ホテルは、このカフェの目と鼻の先にありました。
ASIA HOTEL。これまた、1泊4,000円とリーズナブル。でも、この辺のホテルでは、けっこういいホテルのよう。
通りの様子はこんな感じです。まさに新市街のど真ん中かな。
ロビーも格式の高さを感じさせるもの。
部屋もお見事! これで4,000円ですか(笑)
おそらく、さがせば1,000円以下のホテルもいっぱいあり、バックパッカーはそちらに泊まるんでしょう。
私はバックパッカーではなく(定義が不明??)、現役世代弾丸旅行者なので(これまた定義が不明?)、4,000円程度を投じて、安らかさと安心を手に入れ、不確実性を排除できるなら満足です。
ホテルで借りた自転車で旧市街へ
さて、フエ滞在は、本日午後と明日午前中の丸1日のみ。
さっそく行動しようと、フロントで自転車を借りました。いくらか忘れましたが、80,000ドン(400円)だったと思います。
さあ出発! と思ったら、フロント係が飛んできて、かごに入れたカメラバッグのベルトを、ハンドルに巻き付けてくれました。
ひったくりがとても多いとのこと。心遣いありがとうございます。
油断大敵だよね・・・ そういえば、タイのアユタヤで乗り回したときは、そのままかごに入れてたな・・
運転しやすくて、なかなかいい自転車。
気を引き締めて走り出すと、今度は、バイクとの並走。
こりゃ緊張するわ! しかも、みんなビュンビュン飛ばしてる。
アユタヤで自転車借りたときとは、だいぶ感じが違う・・・
橋を渡り終えて、旧市街に入っても、こんな至近距離にまで接近。
(ていうか、写真撮ってる場合じゃないだろ・・・ まじに運転しないと、ほんと事故る。)
旧市街をカルく一回りしますか。
異国情緒満点で、ただ走り回っているだけで面白い。
これがシクロってやつですね。
「~歩き方」には、これでもかってくらい悪評が書かれてますが、多分そうなんだろうな。
運ちゃんたちは、サイドビジネスかどうかはわかりませんが、これで生活してるんでしょう。
カネを持ってる観光客からふんだくるのは、当たり前の商行為??
現役世代弾丸旅行者は、近寄らないに限ります。
さて、そろそろ、王宮の方に向かいますか。