一休みして、今度は当初の目的地ホイアンへ向かいます。
路線バスを乗り継いで行こうと思ってましたが、さすがに疲れた。
汗が引きません。そして足もガクガク。
タクシーで五行山 ⇒ ホイアン
タクシーの運転手に聞いてみると、300,000ドンぐらいじゃないか、というのでタクシーで行くことにしました。
300,000なんて数字を聞くとビビッてしまいますが、日本円で1,500円くらいです。ここから20キロ以上は離れてるだろうから、まあそんなに高くはありません。

ガンガン効いた冷房が気持ちいい。
汗が着いてしまった一眼レフも、磨いておきます。

タクシーは、海沿い(ただし海は見えない)の道を南下します。
海側では、いろんなリゾート開発が進んでいます。

五行山から、30分ほどでホイアンに到着。300,000ドンでお釣りがきました。
降ろしてくれた場所は、おそらく旧市街の入り口でしょう。

「海のシルクロード」ホイアン旧市街の散策
チケットオフィスでマップをもらいました。
一番左側にいるようです。印をつけてもらいました。

ホイアンは小さな街です。汗をかかないように、ゆっくりのんびり、巡りますか。

みんな帽子かぶってる。かぶってないのは私ぐらい。


ユネスコの世界遺産に登録されてるようですが、だいぶ復元されているようですね。

ホイアンは、ベトナムがチャンパ王国だった時代に、「海のシルクロード」として、アジアとインドやアラブを結んだ貿易都市として大いに栄えた町。

16世紀の頃には、日本人町もあった。その後、徳川幕府の鎖国政策で衰退していき、中国色が強い町になっています。

こんな感じのお土産屋さんが連なります。

ほんと欧米人が多いです。

オシャレなカフェも。


のんびり歩いても、暑さがひどく、汗がすごい。
自転車で巡るっていう手もあったかな。

けっこう日本人いるっぽい。それがわかるのは、ときどき話し声が聞こえるから。
どこから聞こえてくるかというと、建物の2階のベランダから。そして、視線も感じる。
同じ日本人に見張られてる、なんか不思議な気分・・・
ゴールデンウイーク中なので日本人がいても全然おかしくありませんが、ホイアンって、そんなにメジャーなのかな?

来遠橋(日本橋)
おっ、あれが来遠橋(日本橋)でしょうか。

日陰の中は、意外と涼しい。

日本橋の下の水路。

来遠橋って書いてありますね。日本人が架けたそうです。




これは出口。ほんと頑丈に作ってあります。
地震がきても大丈夫なようにとのこと。

いまではベトナムを代表する観光名所の一つだそうです。
夜は派手にライトアップされるそう。

造られたのは1,593年。
まだ徳川幕府がはじまる前。秀吉の朝鮮出兵が行われてる頃なんですね。

たしかに日本っぽい。この眼で見れてよかったです(^-^)

それにしても「海のシルクロード」とは、よくいったものです。

アンホイ橋
アンホイ島に架かるアンホイ橋。

先月も朱家角をこの目で見ました。なんか、最近、水路に縁がある。そして、暑い。(ほんとに暑い・・)


廣肇会館
1,786年に中国の広州の人たちと一緒に造った廣肇会館。


これなんかは、当時のままの建物? そんなこともないか。

オシャレな店の屋根に瓦。

このへんの通りが、旧市街として、もっとも雰囲気ありますね。


小さい街といっても、路地のすべてに立ち寄れば、それなりに疲れます。
やっぱり、自転車が正解だったか。

はんこ屋さん。朱印船貿易時代にも使われていたのかな。

会館とは、華僑の人々の集会所だったようです。


街の端っこにあるホイアン市場。

くだものが豊富に売られています。

歩き続けて汗が止まりません![]()
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どこか店に入って、休憩としましょう。

カフェで一休み
トゥボン川沿いのカフェに入りました。

すぐに汗になるのはわかってますが、とにかく水分の補給。そして、遅い昼食。

欧米の旅行者は元気だなあ。というか、とてもタフ。

ゆったりと流れるトゥボン川。


この辺の界隈は、海上貿易でそうとう賑わったことでしょう。
それこそ、日本、中国、ポルトガルやオランダ。タイムマシンがあったら、当時の盛況を見てみたいものです。
