ウズベキスタンの配車アプリ「Yandex Go」&サマルカンド駅でのひととき

2025年8月7日(木)朝6時に起床。

本日は、ウズベキスタン、もうひとつの古都ブハラへ向かう日。

そして、旅の残り日数は今日含めて4日。

サラリーマンの宿命だけど、時間に縛られずに旅ができたら、ホテルで迎える朝はどんな気持ちになるのだろうと、ふと思う。

1ヶ月とは言わないがせめて休みが2週間あれば、旅人生も変わるのにと感じる。

でも時間を大切にするから緊張感も生まれるし、知恵と工夫が身につく。

時間を気にしなくていい旅は老後にすればよし。

ホテル朝食&出発準備

旅してるとおなかが減る。

だからホテルのバイキング形式の朝食は、このうえない楽しみ。

昨日とメニューが違うのも嬉しい。

この、かみごたえがあるナンが私の一推し。

新鮮なフルーツはいくらでも食べれます。

食事を終えて、部屋に戻って、出発準備。

まず、洗濯物を取り込んで、

手持ち現金を確認。

そして、サマルカンド駅から乗る列車の時刻を確認。

11:03発だけど、少し早めに行って、駅でも見学しましょう。

そして、ケガした足の包帯を巻き直して、出発準備完了。

ホテルスタッフに挨拶してチェックアウトです。

配車アプリ「Yandex Go」でサマルカンド駅へ

今日もぬけるような青い空。

ビビハニム・モスクの横の道を歩きます。

どこに向かっているのかというと、「Yandex Go」が示した地点。

「Yandex Go」というのは、中央アジアでおなじみの配車アプリ。

簡単に呼べて、料金のぼったくりもない。

そのうえ、駅まで21,000スム(250円)で行けちゃうんだから、弾丸旅行者にはバスやタクシーの出番はない。

ほんと、よく既存のタクシーと共存ができるものだと思う。

そして、ビビハニム・モスクの外壁のたもとで待ちます。

時間通り正確に現れたドライバー。

サマルカンド駅は、街の西の外れにあります。

トラムとすれ違いました。

サマルカンド駅に到着。約6キロを20分。

それで250円なんだから安いと思うけど、トラムで旧市街まで行く場合は3,000スム(36円)。

ホテルも、あんなに居心地良くて朝食までついて6,500円だったから、ウズベキスタンにインフレの波はまだ来ていないようでした。

サマルカンド駅でのひととき

ウズベキスタン国鉄のサマルカンド駅。

駅というのは、各国の文化の香りが現れる施設だと思う。

先入観があるからだけど、どことなく共産圏を思わせるつくり。

数年前までは、駅で写真撮ると拘束される、なんて話もあったようですが、今はそんなことないらしい。

それでも、駅構内で一眼レフを構えるのは緊張するので、スマホで隠し撮り^ ^

サマルカンド駅の歴史は古く、カスピ海横断鉄道としてサマルカンドに達したのが1,888年だそうです。

駅舎はなんども建て直されてるだろうけど、素晴らしく綺麗です。

ところが、なんとしたことか、私の乗る11:03発のウズベキスタンの看板列車アフラシャブ号が時刻表に出ていない・・・

チケットを改札係に見せると、ここでいい、みたいな仕草をみせるので、大丈夫みたいだ。

しかし、ちょっとだけ不安・・・

鉄道駅の雰囲気は、旅そのものだと思ってるので、ただ座ってるだけで、とても気持ちがいい。

天井が高いサマルカンド駅。

コンコースの窓から眺めてると、貨物列車がひっきりなしに通過する。

貨物列車フル稼働の国は前途洋々な気がする。

そして、精悍なスタイルの高速列車も、頻繁に発着。

時速260キロで砂漠を駆け抜けるというから、乗車が楽しみだ。

これはタシケント方面から、まさに今到着した列車。

美しい女性スタッフが下車する乗客と乗車する乗客を出迎える美しい光景。

ガラんとしていたコンコースに、乗客が集まりはじめました。

たぶん、私と同じアフラシャブ号に乗る乗客でしょう。

ウズベキスタンの鉄道は、季節や時間帯によっては予約争奪戦になると聞きます。

私もビジネスシートを予約しようとして満席だったので、やむなくエコノミーに。

人気の高さがうかがい知れますね。