イスタンブール観光 アヤソフィア ~ スルタンアフメット広場【トルコ旅行記 #7】

ホテルを出て、さっそくアヤソフィアに向かいます。

アヤソフィアは、紀元360年、コンスタンティヌス2世の時代に完成し、ビザンツ帝国となってからは、ギリシア正教の総本山として君臨したビザンツ建築の最高傑作だそうです。

※真冬のスルタンアフメット広場の様子はこちらです。

ビザンツ建築の最高傑作 アヤソフィア

ちなみに、アヤソフィアの周りには、「地球の歩き方」にも書いてある、日本語を話す客引きはいっぱいいます。

「お兄さん!お兄さん! アヤソフィア案内するよ!」とか、「アヤソフィア、まだ開いてないよ(嘘つけ!) 地下宮殿案内するよ!」とか、相手にすると面倒になりそうなので、基本無視します。

そんな「詐欺師」たちを振り払って歩くと、エンジ色の建物が目に入りました。

1453年にオスマン帝国がコンスタンティノープル(イスタンブール)を陥落させると、その後はイスラム寺院に姿を変えたとのことですが、昨今の宗教戦争を目の当たりにすると、とても信じられません。

私のような、宗教素人には、「なんで壊されなかったんだろ??」と思います。

入場料は30リラ(1,200円)。アヤソフィアは、一目見たかったので感無量です。

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1700年も前に、よくこんな大きなものを造れましたね。

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ここが、博物館として一般公開されるようになったのは1932年のこと。

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いたるところで、修復工事が行われていました。

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この円板はアッラーやムハンマドの名前が刻まれています。

窓の外には、別のモスクが見えます。

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建物の隙間からマルマラ海も見えました。

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ヨアンネス2世と皇后イレーネがマリアとイエスに捧げ物をする聖画だそうです。

イスラム寺院に、なんで残されているのか、ほんと、よくわかりません。

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建築物より、景色や街並み、人通りを見る方が好きな私でも、感嘆させるようなすごい博物館でした。

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外に出ると、さっきより観光客が増えてました。

スルタンアフメット広場にて

アヤソフィアの出口を出ると、スルタンアフメット広場。スルタンアフメット・ジャーミー、別名ブルーモスクが目の前に見えます。

しばらく、スルタンアフメット広場をぶらつきます。

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陽も昇ってきて、観光客も増えてきました。

日曜日のスルタンアフメット広場。平和な光景です。でも、今日は選挙の投票日です。

追記:私が帰国した約2か月後、この場所でテロが発生し、10人もの方が亡くなっています。
ご冥福をお祈りします。

スルタンアフメット・ジャーミィ(ブルーモスク)

ブルーモスクの方に行ってみましょう。

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1日5回の礼拝時は入場が制限されるとのことです。

ちょうど、今がその入場制限中。

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中の見学は割愛し、ゆっくり広場を散策しました。

建築物は、中身よりも外から眺めるほうが楽しいです。

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テオドシウス1世のオベリスクです。

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スルタンアフメットの裏側、こちら側が旧市街のホテル街とのことです。

ということは、沢木耕太郎さんが泊まったホテルもこの辺かな?

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歩いていると、マルマラ海が見えます。海からの風が、若干冷たいです。

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トラム沿いの散歩

またトラムの走るメインストリートに出ました。

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ヨーロッパ風の町並みに、ムスリムの女性。

イスタンブールが、こんなにオシャレな町とは知りませんでした。

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お昼近くになって、人通りも増えてます。

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また、ケバブ屋さんですね。

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スルタンアフメット駅のベンチに座って、しばし道行人々を眺めます。

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トラムが走っているのに、人々は平気でその前を突っ切ります。

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こりゃ、眺めてるだけで楽しいです。

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これが、イスタンブールの日常、かな。

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トルコ料理でないものが食べたくて、イタリアンレストランに入りました。

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ピザと赤ワインをオーダー。イスラム教の国ですが、レストランで普通にお酒を飲めるようです。

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ほろ酔い気分で食後の散歩。ホテルの方に戻ると、アヤソフィアの前に大勢の人々がいました。

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でも、ほんとは、ほろ酔いで外を歩いてはいけないはず。

酔ったそぶりは見せず、シャキンと歩きます。

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はじめて来たイスタンブール。刺激的な街です。

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トラムも色とりどり。

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ホテルに戻って休憩。少し、ほろ酔いを冷ましましょう。

午後は、ガラタ橋を渡って、新市街の方に行ってみることにします。