イスタンブール観光 ボスポラス海峡を渡ってアジアサイドへ【トルコ旅行記 #10】

さて、腹ごしらえもしたし、午後はどこを見て回りましょうか。フライトは本日の夜中。時間はたっぷりあります。

ぶらぶら歩いているうちに、せっかくイスタンブールに来たんだから、ヨーロッパ側だけ歩いていてもつまらない。アジアサイドに行ってみよう、そんな気分になりました。

ヴァレンス水道橋

ここ、グランドバザールから、ボスポラス海峡の船着場に行くためには、ベヤズット地区を北に行く必要があります。

でも、それだけでは芸がないので、ベヤズット地区を斜めに横切って、ヴァレンス水道橋を見ようと思いました。

バザールを出ると、すぐ横にイスタンブール大学がありました。

DPP_0599

学生さんたち?

DPP_0601

イスタンブールの街は、どこを切り取ってもモスクが建っています。

DPP_0600

そのまま、歩いていくと、ヴァレンス水道橋が見えてきました。

ローマ帝国、ヴァレンス帝時代の378年に完成した水道橋。オスマン帝国時代も使われていたとのことです。

DPP_0603

今は、橋の上を歩くことは禁じられているようです。

DPP_0604

金閣湾の波止場でアジアサイド行きのフェリーを探す

そのまま歩くと、昨日と同じように金閣湾に出ました。昨日登れなかったガラタ塔です。

DPP_0606

そういえば、イスタンブールに来てからトラムはしょっちゅう乗ってますが、バスは一度も乗ってませんね。

DPP_0607

さて、どこに行けば、アジアサイド行きのフェリーに乗れるんでしょうか。

DPP_0608

陽が出ているので、昨日より暖かく、風もおとなしめです。

DPP_0609

DPP_0610

いったん、ガラタ橋の上に。

橋の上では、また釣りキチがいっぱい。しかし、今日は月曜日だよ。あなたたち、仕事は?

DPP_0611

橋の上の人に聞いたら、フェリー乗り場に行くには、いったん橋を降りなくてはならないらしい。

そこで、橋の下に降りてみました。遠くから見ただけでは屋台が並んでいるだけかと思いましたが、しっかりとしたレストランです。

DPP_0613

DPP_0614

DPP_0615

ボスポラス海峡を渡るフェリー

ガラタ橋を降りて、埠頭にたどり着くと、今まさにフェリーが出航しようとしているところ。

行き先を尋ねると、「ユスキュダル」。アジアサイド側の地名であったので、そのまま飛び乗ってしまいました。

このフェリーは例の「イスタンブールカード」で乗れるので、チケットを買う必要がなかったです。

旅をこよなく愛する私としては、本来、イスタンブールはアジア側から訪れるべきもの。なんて考えもありました。そのアジア側へ、これから向かいます。

対岸のユスキュダルまで、15分の航海です。

DPP_0515

今日は、海上も穏やかなようです。風はあまり吹いていませんが、波しぶきがそれなりにすごい。
慌てて、カメラをくるみます(笑)

DPP_0517

地元の人たちも、甲板に出て、クルーズを楽しんでます。

新市街を左手に見ながら進みます。こうしてみると、イスタンブールって広い。
2日じゃ観きれません。また来ましょう。

DPP_0518

登れなかったガラタ塔。 

イスタンブールだけで4日間過ごすスケジュールでもよかったかもね。

新市街の奥のほうは、ビルが立ち並んで都会っぽいです。

アジアサイドの住宅街。

ボスポラス大橋。

 

これが、アジアとヨーロッパの架け橋。ボスポラス大橋。

アジアサイドの街、ユスキュダルが見えてきました。

DPP_0525

アジアサイドの町 ユスキュダル

さて、到着です。滞在可能時間は3時間ほど。アジアサイドはどんな感じかな。

まずは、腹ごしらえといきますか。

DPP_0529

サバサンドをオーダー。なんと売り切れとのこと。ふつうのケバブを食べました。

DPP_0559

街を歩いてみます。

DPP_0530

DPP_0531

ヨーロッパ側と比べて、少し野暮ったさがあります。

DPP_0532

観光客もあまりいないように思います。町の広場は、市民の憩いの場。

DPP_0533

DPP_0535

DPP_0536

アジアサイドにもモスクが点在しています。

DPP_0537

丘の上の方に行ってみましょう。

DPP_0538

上に行ってもなにもありませんでした(笑)    それどころか、迷子になりました。

DPP_0540

とにかく、海の方に下れば、さっきの埠頭に出るはず。

DPP_0539

なんか、みなさん、衛星放送がお好きのようです。

DPP_0541

奪い奪われてきた歴史を持つ国。庶民が、国政に関心を持つのは当然という気がします。

DPP_0542

ようやく、海岸通りに出ました。すると、街じゅうに、コーランが鳴り響き始めました。1日のうちの4回目かな。

アジアサイドでも鳴るんですね。

さて、いよいよ、旅も終わりです。ヨーロッパ側に渡って、帰国の準備に入りましょう。