今朝、バンコクのスワンナプーム国際空港に着いて、そのあと、ずっと戯れていたバンコクの鉄道旅。
夕方をむかえ、バンコクに戻ろうと思います。
1時間半ほどいたメークロンマーケットに名残惜しくも離れようとすると、こんなものが。
タイにもウナギっていたのかw
メークロンマーケットでロットゥー乗り場を探して迷子になる
さて、私がいるのは、バンコクの都心から70キロほど西へいった、サムットソンクラームというタイの中では最も小さい県。
線路の上に開かれる「メークロンマーケット」で一躍有名になったサムットソンクラーム。
ここへ来るときは、鉄道2本と連絡船を乗り継いで3時間ほどかけてきましたが、帰りは楽したい。
ここから、バンコクに簡単に帰るには「ロットゥー」と呼ばれるミニバスが直行だし便利です。
ところが、バスターミナルの場所がわからない。
メークロンマーケットとバンコク市街を「ロットゥー」が直行で結んでいるという情報は仕入れても、乗り場がどこにあるかを調べずに来るのは、いつもの私ですw
グーグルマップで探しても見当たらない・・・
ここのような気がするんだけど、どうもここは「ソンテオ」という乗り合いトラックの乗り場のよう・・
私が右往左往していると、「ソンテオ」の運転手らしい兄さんが声を掛けてくれます。
「どうしたんだい?」「バンコク・・ロットゥー・・」「ok!」
なんと、バイクで「ロットゥー」の乗り場まで案内してくれました。
バイクの後部座席にノーヘルで乗るのは生涯初めてだけど、タイ人の優しさが身に沁みます。
兄さんが連れて行ってくれたのは、町の南のはずれにあるロットゥー乗り場。
この旅で2度目となる「コープクンカップ!(ありがとう)」を告げ、胸の前で手を合わせて感謝します。
外国を旅してて、すごく嬉しい気持ちになるのは、地元の方に優しくしてもらえた時だ。
ちなみに、サムットソンクラームバスターミナルの場所はここです。
メークロンマーケットを見学した後、バンコクに戻る際は、使い勝手いいかも。
ロットゥーでバンコクへ
では、バンコクまでのチケットを買いますか・・・今度は、バンコクのどこまで買えばいいのかわからないw
でも、Near カオサンって書いてあるから、カオサン通りの近くまで行くってことだよね。
今夜のホテルは「カオサン通り」沿いに予約しています。
「カオサン」といってチケットを買おうとすると、うなずいてこんなチケットをくれました。
70バーツ(280円)でした。
そして乗るミニバスは、これらしい。
英語表記が一切ないので、念のため運転手に「カオサン?」といって確認してから乗り込みます。
ミニバスのシートに落ち着いて、ターミナルの様子を眺めます。
なんだか、少しづつだけど、海外旅に明け暮れていた3年前に、身体が順応していく手ごたえを感じる。
ロットゥーは、乗客が集まらないと出発しないのか、しばらくたった1人でぼんやりしてましたが、待つこともなく乗客が現れだし、私が乗りこんで10分もしないうちにエンジンがかかりました。
走り出したロットゥー。冷房が効いていて、快適な乗り心地です。
しばらくは、サムットソンクラームの街中を走り、
郊外へ出る道に出ました。
夕刻をむかえるタイの景色。昨夕は日本で仕事してたんだよな・・そんなことを考えます。
バンコクへ通じる高速道路へ。
本日は12/31。タイも大みそかで休みの人多いんだろうか。
ロットゥーは渋滞にはまることなく進みます。
そして、快適なロットゥーのドライブに、うとうとしていたら、運転手から「カオサン!」と声を掛けられ降りました。
初めて乗るタイのバスで「カオサン通り」へ
さて、言われるままにロットゥーを降りましたが、あらためてグーグルマップをみると、「カオサン通り」までは4㎞ほどの距離・・
歩いたら30分以上はかかります。さて、どうしたものか・・・
バスに乗ってみるか!
こんなときもグーグルマップは便利。
バス停をクリックすれば、「カオサン通り」方面に向かうバスが、「127」であり「511」であり「516」であることがわかります。
お目当てのバスが来るまで、タイの人たちと一緒に待ちます。
考えてみれば、タイに渡航3度目にして、はじめての乗り合いバス乗車です。
5分ほど待って、516番のバスが来たので、さっと腕を下に差し出します。
そうしないとバスは止まってくれません。
そして、乗り込んだはいいけど、チケットの買い方、ていうかおカネの払い方がわからない・・
案ずることもなく、車掌さんのおばちゃんがやってきて、何やら言います。
私が「カオサン通り」というと、うなずいてこんなチケットを売ってくれました。
よくわからないけど、12バーツ(48円)だったような気がする・・・
20バーツ紙幣渡して、8バーツのおつりをくれたから。
バスの中もエアコンが効いていて快適。
こんなに簡単にバスに乗れるんだったら、バンコク市内、どこにでも行けそうな気がする。
なんだか、明日からの旅、すごく楽しくなる感じがしました。
降りるときは、日本と同じ「降車ブザー」を押して降ります。
日本と違うのは、「バスが止まってから席を立って降りる」のではなく、「降りるべきバス停が近づいたら、席を立ってドアのそばまで行って待機」。
渋滞緩和のためなのかよくわからないけど、せっかちな私には、タイ方式のほうが向いてます(^^)
夕暮れをむかえるバンコクの空。
カオサン通りは、バス停から徒歩数分でした。
これから夜を迎え、カオサン通りはますます賑やかになるでしょう。
とりあえずは、荷物を預けているホテルにチェックインし、シャワーでも浴びましょう。
30度越えの気温の下、ずっと歩き回っていたので、ノドもカラカラです。