6年ぶりのタイ。そして、3年ぶりの海外。
先月、ソウルでプチ弾丸を敢行し、予行練習していたとはいえ、まだ3年ぶりの海外という身体の感覚。
そんな2泊5日の年末年始弾丸ひとり旅も、なんとかスケジュールをこなし、帰国を意識する時間に入りました。
カオサン通りでマッサージ
「キングパワーマハナコン」からバンコクの街を見下ろした私は、地上に戻ると少し歩いてシーロム通りへ。
このシーロム通りは、6年前はじめてタイを訪れたときに、バンコクの街をはじめて歩き、そしてホテルに泊まった場所。
懐かしさを感じながら、そして「マハナコンタワー」を見上げながら、カオサン通りへのバスを待ちます。
この旅で、バスは9回目の乗車。もうすっかり慣れたね。
しかし、乗車するたびにアルコール消毒。手がボロボロだ。
そして、夕暮れ迫るカオサン通りに到着。
空港に向かうには少し早い時間ですが、これは計算したもの。
ここはバンコク。バンコクといえばマッサージ。ANA便に乗る前に、疲れをいやしたい。
足マッサージだけではつまらない、全身でいこう。1時間で400バーツ(1600円)。
しかし、足だけで2時間コースって、どんなマッサージだ??
あてられたタイのおばちゃんはとても親切。
片言の日本語で私に話しかけながら、たんねんに全身をもみもみしてくれました。
1時間で400バーツなら、6年前と変わらない。
マッサージ店が密集しているカオサンなら、どこでも同じ。ボッタくりの心配はないでしょう。
おばちゃんにチップを渡しながら外に出ると、夕暮れが進んでました。
ホテルへ出向いて、荷物を受けとり、帰国準備完了です。
S1バスでスワンナプーム国際空港へ
異国の旅の場合、帰途につきはじめても、旅愁や緊張が途切れることはない。
羽田に着いて、日本入国にならないと帰れたことにならないので、移動時間めいっぱい旅の感覚を楽しむことができる。
カオサン通りからスワンナプーム国際空港へは、直通の「S1バス」利用が便利。
バス停は、カオサン通りから北へ少し歩いたところ。
このS1バスは、来るときも使いたかったのに、朝8時からの運転と運行時間が短縮されていて使えなかった。
今度は、まだ夕方なので大丈夫。30分間隔で運転されている、とても便利なバス。
直行ではなく、2か所ほど止まるみたい。
リムジンバスかと思ってたら、ふつうの乗り合いバスと同じ車両(^^)
違ってるのは、車掌さんがおばあちゃんやおじいちゃんでなく、お兄さんだったこと。
そのお兄さんから、空港までのチケットを買いました。たしか60バーツ(240円)だったと思う。
S1バスは、王宮前のロータリーをかすめ、
ハイウエイに乗りました。
そして、約1時間強で空港に到着です。
すっかり夜の闇に包まれたスワンナプーム国際空港でバスを降ります。
スワンナプーム国際空港でのひととき
さっき、異国の旅は日本国入国まで緊張感が続くと書いたけど、心理的にはその国の玄関口までくれば、安心できるものがある。
帰国がANA便というのもあるだろう。ハプニングなく帰国できそうな安心感。
ところで、チェンナイ行きまで表示している。ここはドメスティックも兼用?
バンコクには、クリスマスと正月が同居していました。
それは国際空港も同じです。
そして、前大統領に敬礼。
久しぶりのスワンナプーム国際空港と懐かしの対話。
ANAのカウンターはⅬ。
並んでるのは日本人ばかりかというと、実はそうでもない。
見た感覚では、日本人3割くらい。
もう、ルール的には、ふつうに海外渡航可能なはずだけど、日本人が本格的に動き出すのは夏くらいからかな。
visit japan webを見せて、あっさりとチェックイン。
デジタル庁が工夫した魔法の紋所。
無事に航空券ゲット。
そして、イミグレも完了。これで、ちゃんと日本に帰れる。
もう、明後日からの仕事に影響はないでしょうw
なんて、大げさなこと言ってるけど、実際このあと、タイは中国からの旅行者は無作為にPCR検査を行うと発表。
ほんとに、いつなんどき、情勢が変わるかわかったものじゃありません。
ワクチン3回接種で許可が下りるvisit japan webは、やっぱりすごいシステムで、PCR検査なんか受けて無症状でも引っかかった日には、目も当てられない・・・
さて、セキュリティエリアの雰囲気。
儀式が終わってから眺める光景。やっぱり、ほっとします(^^)
どうしようかな・・プライオリティパス使えるラウンジさがして行こうかな・・
なんだかんだで、そんなに時間がない。ラウンジとの再会は今度でいいでしょう。
今回のところは、国際色豊かなスワンナプーム空港をゆっくり堪能するだけで十分です。
とはいうものの、お腹はすいた・・機内食は朝食のみ。
いまのうちに、満たしておこう。
ハイネケンにサンドイッチにチョコクロワッサン。
このサンドイッチが、なかなか旨いよ、これ。
そして、今回の旅の無事に乾杯!
では、そろそろ出発ゲートに移動しますか。
ANA 850便 帰国フライト
ANAで帰国するのは、2019年9月のシンガポール以来か・・
そんな感慨にふけりながらゲートへ。
すべて段取りよく、機内に乗り込みます。
なにげに、今日は早朝から歩きっぱなし。さすがに疲れたわ・・
配られたおつまみを前に今回の旅を回想。
3日前、スワンナプーム国際空港に着いたら、S1バスが動いてなかった。
移動しようとしてタクシーに乗ったら、いきなりボラれた。
メークロンの折りたたみマーケットはすごかった。
ホテルⅮ&Ⅾはコスパ最高のホテルだった。
カオサン通りは賑やかだった。
大理石寺院「ワット・ベーンチャマボピット」はほんとに素敵だった。
タイの人たちは、ほとんどマスクしてたな・・
日本人観光客は、あまり見かけなかったな・・
そういえば、スマホにタイのSIMカード入れてるんだけど、シャッター音がしない・・
そんな、とりとめもないことが浮かんでは消える。
帰国フライトの日常シーン。
ワイン飲んだら、あっさり寝落ち・・そりゃそうだ、朝から10時間以上歩き回ってたんだから。
そして、沖縄上空で目が覚めます。
寝ぼけてたのかな・・
この裏に、ディナーがあるんだけど、2回もディナーのほうを指さしてオーダーして、CAさんを困惑させてしまった、ごめんなさい。
ANAの和食はほんとに美味しそうだ。
そばがついてるところもANAらしい。しかし、わさびがない・・まいっか(^^)
美味しくいただけたところで、機は羽田空港にランディング。
無事に帰国です。朝日がやわらかく出迎えてくれました。
このあと、2週間ほど前と同じ光景が。
「visit japan webのQRコード画面をだしてくださ~い!」と、空港スタッフが大合唱。
IDやパスワードを忘れた人なんかもいて、てんやわんやになってましたw
そりゃ、いくらなんでも準備不足でしょ・・
私は、ここまで運んでくれたANA機に一礼。
あのバンコクの喧騒から、あっという間に羽田まで運んでくれたANA機。
飛行機は本当に魔法の絨毯だよなぁ・・・この感覚は、何度異国を旅してもかわらない。
無事に帰宅できて、ほっと一息。
明日から仕事だから、ほんとに「ほっと一息」という感じ。
ソウル弾丸に続いて、バンコク弾丸。無事に生還させてくれた旅の神様に感謝です(^^)