モーニングコールで、朝5時に起こしてもらいました。
さすがに眠いですが、阿里山名物、日の出を観に行きましょう。
極寒の祝山駅展望台
寒さに震えながら、ホテルのロビーに降りていくと、日の出を見に行くらしき宿泊客がすでに何人かいました。
それにしても、昨夜の部屋は寒かった。
暖房がほとんどきかず、日本から着てきたコートにくるまって寝ました。
ホテルを出ると、寒さがさらに襲いかかります。
真っ暗闇の中、駅に向かいます。
夜明け前の阿里山駅。これから、祝山というところへ鉄道で行って、日の出を観ます。
いくら北回帰線とほぼ同じ緯度にいるといっても、やっぱり寒い。
阿里山の標高は2,200mを越えています。
チケットを買います。
「日の出観賞用列車」と書いてあるような気がします。
一緒にくれたこの紙片は、なにを意味するんだろ?
夜明けを観に行く人は、みんなこの列車に乗ります。何本か出ているようです。
ちなみに、この列車は前の晩に予約しておくのがセオリー。
でも、今はシーズンではないので、予約せずに来ても、チケットも買えたし、私も座れています。
列車は25分ほどで祝山駅に到着。
この25分で、さらに標高200mほど登りました。
そして、大勢の観光客と一緒にホームに下りると、ホームから展望台に向かって階段が続いています。
その階段を登っていくと、いきなり展望台に出ました。
刻々と、日の出が近づいているのがわかる空の色。
雲よ、どいてくれ!
絶景の雲海から顔をだす太陽
観光客も、雲がどくことを願ってます。
雲はどきませんが、太陽が見えました!日の出も素晴らしいですが、雲海も絶景です(*^^)v
早起きした甲斐がありましたね。
観光客も歓声をあげています。たしかに寒さを忘れるご来光でした。
日の出に合わせて、露店も開き始めました。
かける3で日本円なので、あんまり安いという感じはしません。でも観光地と考えれば安いのかな。
昨夜の甘い麻婆豆腐がトラウマになっていて、なにも買いませんでした(笑)
阿里山の一大イベント、というより今回の旅の一大イベント、日の出を観れたので、とりあえず満足。
祝山駅に戻ると、ガランとしたホームに、来るときは暗闇でわからなかった車両があらわになってました。
残念ですが、明日の朝早い便で帰国です。したがって、今日中に台北にとんぼ返りせざるを得ません。
まず、阿里山駅に戻りましょう。
阿里山駅まで戻ってきました。朝の光の中で見ると、昨夜とは、また雰囲気違います。
少し気温が上がってきたみたいです。7度です。
バスが停車していました。嘉義まで行くというので、帰りはバスにしました。
もっとも、乗ったらすぐ眠ってしまいましたが。(^-^)
嘉義の町 ぶらぶら歩き
再び、嘉義の駅前に戻ってきました。
嘉義は、北回帰線が通る街です。台北に戻る列車の時間まで、街をぶらつきます。
2007年の台湾。全然田舎って感じはしませんでした。
特に名所を見るとか、そういうわけではありませんが、異国の地をブラブラしているだけで、楽しいです。
自分の娘と同じぐらいの子供が路上で遊んでいます。
そのすぐ脇を、けっこうな速度で走り去るバイク。
これが台湾、というか外国なんですね。