ドナウ川に面した町ノヴィ・サドの散策【セルビア&ボスニア旅行記 #5】

旧市街に入ると、にわかに雰囲気がよくなります。

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ベオグラードから近い郊外の町、という理由だけで訪れたノヴィ・サドですが、ちょっと調べれば、ノヴィ・サドは歴史ある美しい古都、と表現されていたりします。

気の向くままに、歴史的建築物を眺めてみましょう。

ユダヤ教寺院 シナゴーグ

まず目に入ったのが教会ですが、これは、何の教会だかわかりません(笑)

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その先に見える、どこか由緒ありげな建物。

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あれは、maps meによると、ユダヤ教寺院 シナゴーグ。

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スロボダ広場に向う大通りに面して建っています。博物館のようです。

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いまは、コンサートホールとして使われているとのこと。

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ノヴィ・サドは、かつては多民族の町。
その中にユダヤ人も多く居住していたらしいのですが、大戦中に迫害を受けて、現在は数百人レベルまで少なくなってしまっているらしい。

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門をくぐって入っていく彼女たちは、ユダヤ人でしょうか。それともコンサートホールに来たのでしょうか。

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その中の一人が、私に向って、大声で「ニハオーッ!」。
だから、中国人に間違えるなって(笑)

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シナゴーグから、スロボダ広場のほうに向かいます。

立ち並ぶビルに、通りを行く多くの人々。
ノヴィ・サドが、セルビア第二の都市であることを思い出します。

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高い塔が見えてきましたが、あれがカトリック大聖堂でしょう。

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スロボダ広場 ~ カトリック大聖堂

ここが、ノヴィ・サドでもっとも賑わうスロボダ広場。そして、右手に高くそびえるのが、カトリック大聖堂。
左側の建物は、銀行・・・かな?

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しかし、威厳がありますな。

私のうろ覚えの知識では、カトリックはローマカトリックで、どちらかというと、西側のキリスト教と思っていたんですが、東側のギリシア正教のエリアにも、こんな大きいカトリック教会があるもんなんですね。

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カトリック大聖堂と対峙している建物は、市庁舎です。
その前の銅像はミレティッチ像。ヴォイヴォディナの知識人だとのこと。

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しばらく、スロボダ広場のベンチにたたずんでいましたが、そこらじゅうから「ニハオ~」と声をかけられる。

セルビアにも、チャイナタウンもあるそうなので、その関係?

でも、悪い気はしません。私も、「ジャパニーズ!」と返しながら、手を振ります。
(そのたびに、びっくりされますが、日本人って珍しいのか?)

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スロボダ広場から先は、歩行者天国となって、両サイドにレストランが並びます。

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セルビア正教会 & ランチ

セルビア正教会の司教館が見えてきました。

みんなランチを楽しんでますね。私も、歩き疲れたので、どこかで休憩しましょう。

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この威厳のある建物は、セルビア正教会ではなく、司教館。つまり司教のご自宅ですね。

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その左側にある白い建物がセルビア正教会です。司教館とは裏庭でつながっているのかな。

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その司教館が見える屋外のテーブルでランチとしましょう。
このおいしそうなピザを眺めていたら、「どうぞ」と店のお兄さんに声をかけられました。

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テーブルについて、CANON 6Dを置きます。やっぱり、けっこう重いな・・・

そして、司教館前の通りを行く人々を眺めます。

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みなさん、平和そうですね。

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ところが、こんな平和そうに見えるノヴィ・サドは、セルビアのコソボ紛争の際、NATOから空爆を受け、町のいたるところが破壊されてしまったらしい。

1999年、つまり、ほんの20年前のことですよ。信じられない・・・

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店の兄さんのすすめで、チキンサンドイッチ。
気温10度でも、風がないので、気持ちいいです。ハイネケンが、ゆっくり身体にしみわたります。

最近、レンタカーの旅が多かったけど、やっぱりハンドル握らない旅のほうがいいね(^^)v

ハイネケン220ディナール、チキンサンド300ディナール、合計520ディナールでした。

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さて、いい気分になって、店を出ます。今度は南へ向かいます。

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ドナウ川に初対面 ~ ペトロヴァラディン要塞

スロボダ広場から続いていた歩行者天国が、先ほどのセルビア正教会の司教館前で右に折れます。

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そして、その歩行者天国が終わる頃、

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ドナウ公園が目に入ります。

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そして、この公園を南に抜けていくと、ドナウ川へ。

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ドナウ川の河畔に出ました。向こう岸に見えるのは、ペトロヴァラディン要塞。

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川沿いの舗道はサイクリングコースにもなっています。

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そして、ペトロヴァラディン要塞です。

今は、音楽家たちのアートエリアとなっているようですが、もちろん、当初は外敵からの防衛のため造られています。

なにしろ、ドナウ川はヨーロッパで2番目に長い川。
アルプス山脈を水源に、ドイツ、オーストリアを経て、バルカン半島を横断、最後は黒海に注ぐんです。

帆船時代は、交通の要衝として賑わったことでしょう。

逆にいえば、それだけ敵も入って来やすかったということ。
この要塞の完成は1780年とのことですが、この場所に砦が築かれたのは、古代ローマまで遡るそうです。

セルビア人からしてみたら、川上からはゲルマン人が攻めてくるし、川下からはオスマン帝国が攻めてくる。

気が気じゃなかっただろうね。

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この対岸に渡る橋と、その向こう側に少し見えるアーチ型の橋は、コソボ紛争の際に、NATOの空爆で破壊され、再建された橋。

破壊されたのが1999年で、再建されたのが2005年と聞いています。

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橋を破壊するのは、戦争の常套手段だけど、悠々と流れるドナウ川を見ていると、20年前にそんな事があったなんて、とても信じられません。

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対岸に渡って、要塞の丘に登れば、ノヴィ・サドの町が見下ろせるそうですが、さすがに歩き疲れました。

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河畔のベンチに腰掛けて、ドナウ川の流れを眺めます。

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ドナウ川に背を向けて立っているのが、犠牲者のモニュメント。

何の犠牲者かというと、第二次世界大戦。

ここを攻めたのは、枢軸国。

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そろそろ、ベオグラードに戻りましょうか。ドナウ川にお別れです。

いや、待てよ。ベオグラードでも、ドナウ川に対面することになるかな。

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