ドナウ川の堤防に突っ立って、しばらく川を眺めていましたが、川を横切る風は冷たく、身体が冷え切りました。
そろそろ、またバスでベオグラードに戻るとします。
ノヴィ・サドの路線バス
バスターミナルまでの帰りは、バスを使おうかな。
これ、新緑のシーズンには、さぞ見ごたえがありそう。
バスは、頻繁に走っています。
ところが、なにがなんだかわからない(笑)
いったい、どれに乗れば、バスターミナルに行くんだい??
チケットの買い方もわからない。
とりあえず、来たバスに乗ってみて、運転手に聞けばいいでしょう。
バス停に滑りこんできたバス。運転手は、綺麗なセルビア人女性。
私が、「バスターミナル?」と聞いても、通じない・・・
何度言っても通じないので、「バスステーション?」と聞くと、「ダア、ダア」と笑顔で理解してくれました。
その場で、おカネを払って、出発です。60ディナールだったかな。
ダアって、ロシア語でイエスって意味だよね。なんか懐かしい、久しぶりに聞いた気がする。
バスステーションまで行く客は少なく、バス停ごとに降りていきます。
バスステーションに到着。最後までいたのは私だけ。降りる際に、運転手さんにお礼をいいました。
もしかしたら、ベオグラードまで列車で帰れるかな、と思って、チケット売り場に顔を出しましたが、ないとのこと。
運転されていないのか、すぐには列車が来ないのか、タイムテーブルがないので、わからなかったですが、いずれにしろ、帰りもバスにするしかなさそうです。
バス旅 ノヴィ・サド ⇒ ベオグラード
バスターミナルは、鉄道駅のすぐ脇にありました。
ちなみに、鉄道駅ではトイレに入ったんですが、40ディナールとられました。
日本円で約42円。トイレ拝借代としては、私の旅人生、過去最高値のような気がする。
窓口でベオグラードというと、すぐに発券してくれました。
しかし、料金が810ディナール。来るときよりも200ディナールも高い。なんでだろ??
そして、ベオグラードのバスターミナルのようなコイン改札はなし。
改札はあっても、スタッフにチケットを見せれば、通してくれます。
バス会社によって、料金が違うのかな・・・
200ディナール分、サービスがよくなるとか。車体は、来るときと、そんなに変わりません。
わずか3時間だけど、楽しかったノヴィ・サド滞在。
帰りも1時間強でベオグラードの街に入ります。
サヴァ川を渡って中心部へ。
ベオグラードバスターミナル到着。
しかし、乗ったときと場所が違うので、ちょっと戸惑います。
こっちでいいのかな。
ホテルへの道のり。maps meの指示は、公園を突っ切るルート。
諸外国でもサクラが咲くという当たり前の事実を、あらためて認識します。
この急坂を登りきったところが、先ほど荷物だけ預けたホテル・モスクワ。
ホテルに帰ってきました。とりあえず、休憩しましょう。
格式高いホテルにふさわしい、きびきびしたホテルスタッフでした。
内装も落ち着いています。
でも、部屋は、日本のビジネスホテル並み。
いや、これで十分なんだけど、外国のホテルって、無駄に広いのが当たり前と思っていたので意外です。
ホテルなんて、これでいいんです。
4畳半にシャワーにミニバー、これさえ揃っていれば。
ベッドに寝っ転がると、なんとそのまま眠ってしまいました(笑)
ただいまの時刻は16時。時差をいれたら午前0時だから、無理もないか・・・
繁華街 テラジエの夜
ここ、ホテル・モスクワは、ベオグラードきっての繁華街テラジエに位置しています。
少し寒いけど、夜の町を見学してきます。
夜のホテル・モスクワ。雰囲気ありますね。
歩行者天国クネズ・ミハイロ通りに向って、北に歩きます。
けっこう寒い。気温は3度くらいでしょうか。
クネズ・ミハイロ通りの入り口。
寒いですが、若者たちで賑わっています。
このままずっと北に歩いていくと、カレメグダン公園という旧要塞に出るんですが、これは明日行くことにしています。
どこかでディナーでも食べようかなと思うんですが、なんか、すっと入れるようなお店がない。
外で食べるには寒いし、
みんな、寒くないのかな。
身体も冷えてきたので、ホテルに戻りましょう。
夕食は、途中の売店でピザでも買えばいいや。
ああ、これこれ。
けっこうおいしそうですよ。それに安いし。
温かいピザに満足です。
明日は、16時のバスで、国境を越えてボスニア・ヘルツェゴビナのサラエボに向かいます。
なので、ベオグラードは明日1日だけ。早起きして、めいっぱい歩き回りましょう。