さて、出発の日が来ました。
旧ユーゴスラビアをめぐる弾丸旅行です。
今回は、同国が分裂した7カ国のうち、セルビアとボスニア・ヘルツェゴビナ。
どちらかというと、日本人にはなじみが少ない地域のうえに、近い過去に紛争が起きてる負の記憶があるらしく、家族も同僚も心配そうです。
しかし、もう紛争は終結しています。
ただ、そういい切ってよいのか、セルビア国内でコソボの話題を出すなんてご法度と聞いているし、サッカーの国際試合では、フーリガンが暴徒化(ていうか、暴徒化するのをフーリガンっていうんですよね笑)して、社会問題になっていたりします。
でも、そういう地域、民族、文化の交差点的なエリアって、旅人にとってはたまらなく魅力的に映るんですよね。
その旧ユーゴスラビア地域に行ける日が来て、感無量な旅立ちです。
セルビア&ボスニア・ヘルツェゴビナ 3泊6日 弾丸旅行スケジュール
日付 |
午前 |
午後 |
宿泊地 |
---|---|---|---|
3/19(火) |
成田21:40発 |
機内 |
|
3/20(水) |
ベオグラード8:05着 |
ベオグラード観光 |
ベオグラード |
3/21(木) |
ベオグラード観光 |
ベオグラード16:00発 ⇒ (バス) サラエボ22:45着 |
サラエボ |
3/22(金) |
モスタル観光 |
モスタル観光 |
サラエボ |
3/23(土) |
サラエボ観光 |
サラエボ20:20発 |
機内 |
3/24(日) |
機中 |
成田19:40着 |
3泊6日の弾丸にしては、うまくはまったかな、と思ってます。
会社から休暇を2日もらうだけで、セルビアに2日、ボスニア・ヘルツェゴビナに2日、計4日現地にいられます。
特に不安な点はありませんが、3日の夕方にベオグラードからバスに乗って国境を越えてサラエボに至るのですが、到着時間が22:45。しかも、国境越えで、しばしば遅延するらしい。
そんな時間に着いて、サラエボのホテルまでたどり着けるだろうか・・・ そこだけ、ちょっと不安。
そして、4日目は、サラエボから観光地モスタルまで、日帰りのショートトリップです。
フライトスケジュール
航空会社 | 便名 | フライト |
乗継ぎ時間 |
|
---|---|---|---|---|
往き |
ターキッシュ エアラインズ |
TK53 |
成田21:40 ⇒ イスタンブール4:25 |
3時間55分 |
TK1081 |
イスタンブール8:20 ⇒ ベオグラード8:05 |
|||
帰り |
ターキッシュ エアラインズ |
TK1026 |
サラエボ20:20 ⇒ イスタンブール0:20 |
1時間40分 |
TK52 |
イスタンブール2:00 ⇒ 成田19:40 |
イスタンブールを経由地とする、おなじみのターキッシュエアラインズでの旅。
この、行きTK53便、帰りTK52便の組み合わせは、これで、もう4回目の利用ですが、まったく現役サラリーマンにとっては、これで弾丸旅行して来いッ! というダイヤになっています。
日中は仕事をしていて、夜に旅立ち。
帰りも、帰国日の日中は目いっぱい観光できて、帰ってくるのは出勤前夜。
航空券代10万円、税金その他4万円の、いつもより高い航空券ですが、現役世代は時間をカネで買うんです。
ところで、今回の旅では、もうひとつ楽しみがありました。
しかし、これはかなわぬ夢となってしまったのですが、イスタンブールにオープン予定の、その名もイスタンブール空港。
この、成田空港の8倍ともいわれる未曾有の巨大空港がオープンするのは、当初2018年10月29日とされ、そのトルコ建国記念日に合わせて、お披露目される予定でした。
なので、当然、今回の旅で立ち寄る3月下旬にはオープンしていて、トランスファーの際に、新空港の晴れ姿を拝見できるものと期待していましたが、現存のアタチュルク国際空港だって、中東を代表する大空港。
大空港から大空港への移転は、システムの変更やらセキュリティの再確認など、引越しは困難を極め、移転日は延期を重ねたうえで、2019年4月6日午前2時から順次行われることになった模様です。
※下線部分は、私の勝手な想像です(笑)。東京駅をそのまま品川駅に引っ越すようなものですもんね。
というわけで、イスタンブール新空港との対面は宿題になってしまいましたが、そうであれば、アタチュルク国際空港との最後の対面。名残を惜しんできましょう。
あと、もうひとつ、今回の旅の楽しみ。CANON 6Dのシェイクダウン。
いちおう練習したつもりですが、今までの70Dと違う点も多く、アタマには叩き込んだつもりですが、トリセツを抱えての旅立ちです。
では、成田エクスプレスで、成田空港第一ターミナルに向かいましょう。
ターキッシュエアラインズTK53便でイスタンブールへ
久しぶりに乗る成田エクスプレス。
しかし、空港手前の成田駅の表示。外国人が、間違えて降りちゃうのではないかと、心配になります。
先月の南アフリカに続いて、成田空港からの出国ですが、いつも通りガランとしてます。
最終便だもんね。しかも、20分繰り上がってるわ。
ターキッシュエアラインズは、昨年9月のギリシア以来の半年ぶり。
通算5回目の利用ですが、機内食がおいしいのを記憶しています。今回も楽しみ。
オンラインチェックインで、いつも通り窓際を押さえました。
この50Aというのは、シートマップによると、3列ではなく2列の窓際のはずです。
南ウイングの出発案内表示。
先日、不幸にも事故のあったエチオピア航空は表示なし。そういえば北ウイングだった。
航空機事故には遭遇しないなんて、なんの根拠もなく思ってますが、同じ航空会社、同じ機体、そして同じ空港を離陸した直後となると、自分は、なんて運がいいんだなどと思ってしまいます。
出発時刻が繰り上がり、すぐにボーディング開始です。
しかし、旅立ちの瞬間、何度経験しても、緊張します。
これから向う国々とは初対面。
どんな風景、どんな人の表情、どんな文化に出合うことになるのか、もう心臓がバクバク。ほんとです(^^)v
これだから、旅はやめられませんね。
トルコ系の人も多いけど、日本人も多いです。(当たり前か)
日本人は、乗り継いで、どこに行く人が多いんだろう? それとも、ストレートにトルコの観光?
さて、機体後方の席なので、最も早いボーディング。
50Aに落ち着くと、なんと2列席ではありません。
シートマップでは、2列だったのに、私の席は3列。そして、その後方から2列席がはじまっています。
ターキッシュは、前にもこんなことがあったような気がする。
イスタンブールまで約9,000kmのフライトですね。
隣の2席には、ツアーらしいおばちゃん2人が座りました。
ターキッシュの機内安全ビデオ。
定刻に成田空港を出発です。
関東平野の夜景。
なんかこれ、今までは、こんなに明るく撮れなかったと思う。
気のせいでなく、フルサイズCANON 6Dの威力はすごいな。すこし重いけど。
ターキッシュのおいしい機内食
待ってました! おいしい(はずの)機内食。
給士するCAも美しい。
ターキッシュは、行き帰り含めて10回以上乗ってるけど、このメニューは初めて。
魚の切り身かと思ったら、おいしいチキンでした。渋みのある赤ワインも最高。
期待を裏切らない、ターキッシュの機内食。これで、ぐっすり眠れそうです。
ほんとに、ぐっすり眠って、気配で目が覚めると、もう朝食の準備をしています。
6時間は眠ったね。昨日までは仕事のことがアタマから離れなかったけど、スッキリです。
朝食は、和食ではなく、オムレツをオーダー。それに、フレッシュなオレンジジュース。
そして、食後のコーヒー。
機は、黒海に向けて南下しています。イスタンブールは、もうすぐです。
イスタンブールの上空に到達。
いつもながら、美しいイスタンブールの夜景。
イスタンブールの空港が、アタチュルクから新空港に移動したら、この景色も見れなくなっちゃうのかな。
イスタンブール アタチュルク国際空港に到着。
乗り継ぎ時間はたっぷりあるので、のんびり支度して、シンガリを歩きます。
降りる途中、目にしたターキッシュのビジネスシート。
フルフラットになるのかな。どんな食事が出たんでしょうね。