タンザニアのムワンザからバスでルワンダの首都キガリへ向かう旅。
ムワンザを朝6時に出て、国境の街ベナコに着いたのが13時40分。
バイクタクシーに乗って、国境のイミグレに着いたのが14時10分。
イミグレと両替と荷物検査に1時間半ほどかかり、ルスモ側に出たのが15時40分。
そして、時差を調整するため時計を1時間ほど戻し、ただいまルワンダ時間で14時40分。
上記が、本日のここまでのタイムスケジュール。
朝5時に起床してからずっと行動してるので、トータル10時間40分。
要するに、いくら旅好きな私でも、疲れはじめています(^ ^)
ルワンダ側国境ルスモのバスターミナル

ルワンダ側国境の街ルスモ。
国境らしく、物流の大型トレーラーや旅行者のバイクなどが入り混じって、タンザニア側より活況を呈してました。

ルスモからキガリまでは、道路距離で約170km。
ふうつに走れれば4時間半くらいだし、20時ごろにホテルに入れたらな・・・
それが、このときの希望的観測でした。
ところで、バスの確保はあっさりできました。
なんでも、15〜30分間隔で運転されているらしい(未確認?)

そこで、キガリからやって来たバスに一番乗りに乗り込むと、発車は15:15とのこと。
チケットは電子発行で、私が端末を受け取り、名前やパスポート番号などを入力しました。

そして、料金は7,000フラン(700円)。セブンK・・・
ここではじめて、1,000単位のことを「K」と呼ぶんだな、と体験します。

フロントガラスには、バスの料金表が貼ってありました。

緑の多いルワンダの大地

さて、ミニバスは、満員の乗客を乗せて出発。
黒人の皆さんの中に放り込まれるアウェイ感にも、すっかり慣れました。

道は立派に舗装され、タンザニアとは雰囲気が違いますね。

乗り心地の良さにひたっていると、左窓には美しい緑色の景色が広がっています。

どことなく日本にも似た、懐かしさを感じる景色でした。


道端には、これまた緑色が美しいバナナ。


こちらはサトウキビかな。
国境の街ルスモには、タンザニア連絡だけの拠点ではなく、生活が根づいたルワンダの日常が展開されてました。

ルスモ⇒キガリのバスは各駅停車

ところで、バスは走り出したと思ったら、すぐにバスストップに止まる。

思いのほか、バスストップが多い。

バスストップ付近には、当然家並みがあり、ルワンダ人の生活がある。

ルワンダに入国して、首都のキガリに近づくまでは、灌木がまだらな丘陵地帯を行く、みたいな先入観があったんだけど、いたるところに生活がある様子。
ルワンダの面積は26,338平方キロメートルで、岩手県と秋田県を足したくらいの大きさ。
でもそこに1,400万人以上の人々が暮らしている。
人口密度は1平方キロメートルあたり約553人という計算になり、日本の約336人よりも高い。
それは、アフリカ大陸内ではもっとも人口密度の高い国という数字になり、そうしたデータは、路線バスに乗ることで実感として認識できます。

街道を走っていても、必ず人が歩いているからね。

でも「千の丘」と呼ばれるくらいアップダウンの多い国。
バイクはいいけど、自転車は大変そうだ。

ほんとに、日本らしい風景に、すごく親近感がわいてきます。

水田で農作業をするルワンダの人々。

水田と水田の間の丘を越えると、

またすぐにバスストップに停車。

ふたたび、車窓に水田が広がり、

今度は、バイクレースでも始まるかのようなバスターミナルに停車。

乗客が入れ替わるようなバスターミナルでは、なるべく定員いっぱいになるまでバスは待つので、時間は容赦なく過ぎていきます。

アルーシャのバスターミナルでおじさんが言ってた「アフリカのバスはノーハリーだ」という言葉が妙に懐かしい。つい数日前のことなのに。

でもね、いつ発車するかわからないバスのシートに座り、ターミナルの風景を眺めるのもまた楽し。

そして、ルワンダの大地に日が沈んでいきました。

ミニバスは、夕暮れの道をキガリに向かって快走。

日が暮れても各駅停車。キガリに着くのは21時を回るかな・・・
とにかく本日中に着いてくれればいいや。
このときの本音です(^ ^)

でもようやく眼下に都会の灯りが。あれがキガリだろうか。

このクルマの数にバイクの波。
Googleマップで確認するまでもなく、キガリの街に入ったようです。

バイクの人たち、みんなヘルメットかぶってる。

ルワンダのルールなのでしょうか。
道も綺麗だし、雑踏はしてるけど、どこか規律のようなものも感じます。

そして、バスはようやくキガリのニャブゴゴ・バスターミナルに到着しました。
結局、170kmの道のりに7時間要したけど、インド洋沿岸のモンバサからバスを乗り継いだ旅も、ここにいったん完結です。

時計を見れば22時。時差があるから、実態は23時。
朝5時起床だったから、18時間行動しっぱなしの1日。
18時間バスに乗ってただけ、といってしまえばそれまでだけど、
タンザニアのバスは土ボコリの中揺れに揺れたし、
バイタクの荷台では振り落とされないように緊張してたし、
イミグレでは頭使ったし、
ルワンダに入ってからは、今日中にキガリに着くかな・・・と勝手に気を揉んでました。
そういえば、朝9時ごろ買ったチョコクッキー以外、何も食べてないからお腹すいた。
というわけで、今は達成感より「早くホテルに着きたい」(笑)
赤茶色に染まった身体中をシャワーで洗い流したら、バス旅完結の感動が込み上げてくるだろうか^ ^
ちなみに、この日の移動で、以前から怪しかったジーンズのお尻の下に空いていた穴が、修復不能なほどに広がった。
どうやら私だけでなく、ジーンズにとっても過酷な国境越えだったらしい。