アルーシャのバス乗継ぎ&ムワンザ行き夜行バスを待つターミナルでの出来事

モシから2時間半かけてやってきたアルーシャの街。

ただいまの時刻が14:30。そして、17時か18時ごろの夜行バスでビクトリア湖畔の街ムワンザへ向かうつもり。

アルーシャには申し訳ないけど、今回の旅では素通りなんです。

だからアルーシャに敬意を込めて、2、3時間ほどの滞在時間を利用して、ランチを食べたり、繁華街を冷やかしたりしてみたいと思います。

アルーシャの繁華街の散策

アルーシャ・セントラル・バスステーションは、文字通り街の中心にあるので、散策は楽です。

ターミナルを出れば、そこがもう繁華街です。

アルーシャのことをなにも予習せずに立ち寄ったんですが、やはり、ここは東アフリカ最大のサファリ観光の玄関口。

つまり、アフリカの動物を見たい世界中の観光客が集まるハブのような街ということですね。

ふと見上げれば、アルーシャの北側にそびえ立つマウント・メルーが姿を見せてました。

モシを経由せずに、いきなりアルーシャに来たならば、キリマンジャロと勘違いしかねない素敵な山です。

さて、とりあえず、どこかの大衆食堂に入りたいんだけど、意外とないな・・・

通りを何本もハシゴしているうちに、ようやく大衆食堂街へ。

注文の仕方がわからなくてまごついていると、モシで食べたチキン・プレートを思い出し、スタッフの兄さんに「チキン・ベジタブル・ライス」とオーダー。

少量でいいよ、と伝えたつもりだったのに、大量に盛られて運ばれてきた2枚のプレート。

これ、兄さんが多めに盛ってくれたのかな、なんだかニコニコしてるけど。

ライスは、モシで食べたのと同じ。

シナモン風の香りで食感は日本の米に近いもので、本当に美味しい。

チキンは骨ばかりだったけど、野菜炒めの味は、日本の和食と同じような味付け。

豆のスープを2つもつけてくれて、豪勢なランチは9,000シリング。540円でした。

ライスと野菜と豆スープだけで、いつまでも食べ続けられるという感じです(^ ^)

ムワンザ行きのバスターミナルを探して

さて、腹ごしらえもできたし、ムワンザ行きのバスがどこから出るのか探しましょう。

と、歩きはじめたら、マーケットに出会したので、ちょっと寄り道。

セントラル・バスターミナルのすぐ南にある、セントラル・マーケットです。

どことなく、モシよりも野暮ったい感じがします。

バスターミナルの周囲は大渋滞。

珍しいよね、バスが街の中心部にまで乗り入れてくるパターンは。

ただ歩いているだけでは見つからないので、寄ってきたスタッフに「ムワンザに行きたい」旨を告げると「ワチャガ・ストリート」という答えが返ってきました。

私のスマホは現在ノーsim状態なので、「そのワチャガ・ストリートというのはどこだい?」と聞くと、ここから西北に徒歩10分ほど。

こんな感じだということがわかりました。

デジタルデトックス状態でも、旅はなんとかなるもんです。

ふたたび見えたマウント・メルー。

ここがワチャガ・ストリートですね。

ストリートとロードの違いはなんなんだろう??

ワチャガ・ストリートを北へ歩いていくと、

おお、たぶん、あれですね。バスがたくさんたむろしてました。

マカオマピャ・バスターミナルで「親切なおじさん」とのひととき

背後にマウント・メルーが顔を出す、タンザニアの各地に長距離バスを走らせるこのバスターミナルの名前は「マカオ・マピャ・バスターミナル」と呼ぶようです。

タンザニア第二の都市ムワンザはもちろんのこと、ダルエスサラームや、ナイロビなどの国際バスも運行されているようですが、はて、チケットオフィスはどこかな。

右往左往していると、助け舟を出してくれたのが、このおじさん。

英語で話が通じるので、ムワンザまでのバスの手配をしてくれました。

タンザニアでは、モシ〜アルーシャのような比較的近距離のバスは問題ないですが、長距離となるとタンザニア陸上運輸局(LATRA)による電子チケット管理が必須のようです。

だから今回の私のようなスマホが繋がらない状態、あるいは繋がっていたとしても電話番号登録ができない状態だと、チケット確保が困難になります。

そんな状態の私に、電話番号を「貸し」てくれた親切なおじさん、本当にありがとう!

料金は、59,700シリング(3,580円)。シートナンバーは窓際の39でした。

モンバサ→モシに続いて、アルーシャ→ムワンザのバス確保は第二関門だと思ってたので、チケットを手に入れられて一安心。

 

この親切なおじさんは、オフィスのスタッフではないけど、このターミナルに入り浸って、私のような不慣れな旅人にアドバイスをする仲介屋かと思うと、そうでもない様子。

チップも要求されないし、不必要なものを案内されるでもない。

バスの出発は17時で、まだ1時間以上ある。

私は、タンザニアで受けた親切返しとして、しばらくおじさんの話に付き合いました。

おじさんが言うには、サファリに来る日本人はそれなりに多いが、このバスターミナルに来る日本人は珍しいとのこと。

そりゃそうだろうな・・・

「ムワンザには何しに行くんだ?」と聞いてくるおじさんに「ビクトリア湖が見たい」と答えると「ムワンザではティラピアという魚を食べてみろ」とのおすすめ。

バス旅が目的の今回の私の旅は、ムワンザもただの通過点に過ぎないわけなんですが、ランチに一つの楽しみができました。

バスターミナルのベンチにただ座っているだけの時間。

目の前に、バスがやってきては、発車していきます。

弾丸旅をしていると、こんな、旅の合間のスキマのような時間を過ごすのも大好き。

あの物干し竿型の売り子が3人も群がるなんて、あのバスの乗客は、さぞ金持ちと思われていることでしょう。

その物干し竿屋さんが、私の隣のベンチに座ったので、商品を拝借。

バスターミナルで売ってる時計って、ひょっとして免税品かな^ ^

17時になってもバスが来ない・・・

おじさんがひとこと「アフリカのバス旅はあせるな、めげるな」

どこかで聞いたようなセリフだ(笑)

それにしても、始発のバスが遅れるってどういうことなんだろ?

と聞くと、始発ではなく、モシから来るらしい。

ということは、モシから直接乗る方法もあったのか・・・だけど、アルーシャの立ち寄り、わずか3時間だけど楽しかったから。

バスは1時間ほど遅れそうとのことなので、おじさんに荷物を見てもらって、バスターミナルをうろつきます。

長距離バスの発着所らしく、レストランも併設。

水くらい買っておくか。

ところで、夜行バスはムワンザまで12時間以上。

どこかで休憩とかしてくれるのかな、トイレとかついてるのかな・・・

なんだかんだ言って、それなりに不安もあるアフリカのバス旅です。

そんなことを考えていると、バスが来たぞ、とのおじさんの声。

バスターミナルの中には入らず、ロードサイドに止まって、そのまま発車してしまうらしく、私はせかされて目の前のストリートへ。

おじさんとは握手して別れました。

短い滞在だったけど、思い出に残ったアルーシャの街でした。

東アフリカのバス旅は、まだまだ続きます。