イスタンブール空港のシャワーでスッキリ&ターキッシュTK198便羽田行きフライト【ルーマニア旅行記 #15】

4日と17時間ぶりに舞い戻ってきたイスタンブール空港。

定刻の23:40にランディング。

羽田行きが出る2:50まで、3時間10分のトランジットタイムです。

古代や中世において、アジア人が中東や欧州を旅すれば、イスタンブールは必ず通ることになる交通の要衝でした。

それは、現代においても同じ。

いや、トルコ政府がそのように画策した賜物でしょう。

空路の時代、経由地なんてどうにでもなってしまう。

人の往来と物流の要衝を国策をもって逃さない。

このトランジットのボードを眺めるたびに、トルコ政府の覚悟を感じます。

お湯の止め方がわからなかったシャワー^ ^

中東の大空港も、この時間ではさすがに人は多くはありません。

さて、乗り継ぎが3時間ほどあるんです。

プライオリティパスが使えるIGAラウンジに入って、シャワーでスッキリしましょう。

到着便のはざまなのかな、危惧していたプライオリティパス渋滞はなし。

あっさり、チェックインできました。プライオリティパスを使うのも3年ぶりだ。

入り口近くにあったシャワーへ直行。男女別なのは、女性の方は安心ですね。

運が悪いと、待たされるシャワールームを独り占めです。

ラウンジでシャワーを浴びるのも3年ぶりだなぁ・・・感慨^ ^

さすがにできたばかりのイスタンブール空港。なにもかもが綺麗で清潔です。

アメニティも備えられてるし、ドライヤーもあります。

これは、どっちがボディソープだ・・・減り具合から右だろう。

合ってましたw

さて、気持ちよくアタマからシャワーを浴びれたところで、お湯が止まらない・・・

お湯の止め方がわからない!

着替え終わるまで、お湯は出っ放し。

そして、スタッフのお兄さんを呼んで止めてもらいました。ごめんなさい・・

イスタンブール空港 IGAラウンジでのひととき

ちょいとしたハプニングでしたが、羽田行きのボーディングまでのんびりしましょう。

wifiはワンタイムパスワード方式。

おお・・料理もそろってますね。

まだ、2時間半もあるし、少し腹ごしらえしておこうかな。

揚げたてみたいだったので、チキンライスにしました。

おや、アルコールはなさそうだね、まいいか。

ジュースにしましょう。

ラウンジでの食事も、ほんと久しぶりだな。ほんとに、日常が戻ってきました。

やれやれだな・・もう、こんな3年間はイヤだ・・マスクしっぱなしで行動は不自由。

ようやく、ふつうの日常です。世界を見れば、もう誰もマスクなんかしてないって。

コンコースを見下ろしながら、今回の旅を回想。

ブルガリアにルーマニア、実にいい旅だった。

スケジュールも予定通りにこなせたし、陸路国境越えもあり、鉄道旅あり、言うことなし。

今までのひとり旅歴43回目のうち、かなり傑作の部類に入ると思う。

プールバー。ここでお酒が飲めるんだ・・もちろん有料でしょうけど。

そのプールバーの隣に、もう一箇所シャワールームがありました。

では、そろそろゲートの方に向かうかな。

案内が出てました。D16ですね、羽田行きだけ日本語なんて、粋な計らい。

では、トレーダー分岐点のようなイスタンブール空港にもお別れです。

ていうか、これから毎年会いに来るでしょうね。もう日常なんです(^ ^)

そういえば、ブカレストからの飛行機降りて、セキュリティチェックなく制限エリアに入れたな。

そういうこともあるのか・・ということは、ルーマニアワインをブカレストの空港で仕入れていても持ち込めたんだ・・ちょっぴり残念w

さて、ターキッシュ羽田行き。機内食も楽しみ。

ANAとのコードシェア便なんだね。マイルもたまるしgood!

D16の前まで来ると、当たり前だけど、日本人がいっぱい。

それで思い出したんだけど、旅の道中でツイートしたら、相互フォロワーさんから「同じ便でマルタ共和国に来てます!」というメッセージがありました。

そして、なんと帰りも同じ便とのこと。

いつも、旅ツイートをつぶやいて、お互いにいいねしたりする方が、実は実在していて、同じように弾丸行動していらっしゃる。

なんか不思議な感じがしました。

マルタ共和国ですか・・・

ノーマークでしたが、その方のツイートを拝見して、がぜん行きたくなってしまった(^ ^)

 

それにしても、やっぱり交通の要衝というのは大事ですね。

日本から東欧各地や地中海方面を旅する場合、ターキッシュ利用のイスタンブール経由がもっとも便利なわけですから。

私など、トルコ政府の国策にはまった1人と言えそうです。

いや、ここに並んでる日本人全員かな・・・この中に、相互フォロワーさんがいるというのも不思議な気分です(^ ^)

TK198便 イスタンブール ⇒ 羽田のフライト

さて、東京まで11時間の旅。

機内食は2回も出るし、途中からは夜間飛行ではなくなるし、楽しみなフライト。

だから、毎回、この便で帰る時は、翌日は寝不足で出勤でした。

今回も同じ轍を踏むな、こりゃw

フライトルート。まさか、ロシア上空は飛ばないでしょ・・

東京まで8950kmの旅。

いよいよ離陸。

イスタンブール空港にさようなら。久しぶりに、トルコの大地も旅してみたい。

離陸したターキッシュ機は、まっすぐにクリミア半島を目指してます。マジですか^ ^

そんな私の心配をよそに、黒海上空で1回目の機内食が配られます。

チキン料理ですね、美味しいよこれ。

ラウンジに続いて、チキン&チキンとなったけど、鶏肉大好きだからOKです。

ちなみに、お隣に座ってた方の腕に腕章が。

ひょっとして、先日、不幸にも発生したトルコ・シリア大地震の支援活動をなさってる方かな。

多分間違いないと思う。

そんな崇高な任務につかれている方に申し訳ないけど、旅の無事に乾杯させていただきます。

支援活動も大変なんでしょうね・・・

クリミア半島に行くのかと思えば、機はまっすぐ東へ、機首をカフカス山脈に向けてました。

そりゃそうだろ。そして、眠りにつきます。

天山山脈〜アルタイ山脈を見下ろすフライト

目を覚ますと、窓には白い大地が。

眠ったと言っても、まだ2〜3時間。搭乗客のほとんどは夢の中。

機はちょうど、タシケントの北だから、カザフスタンからキルギスにかけての上空を飛行中。

そして、眼下に広がる白銀の世界。

うわー、すげえ・・・中央アジアの素晴らしい眺めに絶句です。

あれは、田んぼ?畑?

天山山脈の北側を飛んでるみたいです。東京まで、あと4831km。

1時間遅れてもいいから、このあたりを旋回してほしい、そんな絶景です(^ ^)

でも、こんな景色を見下ろしながら、今日の夜には東京に着いちゃうんです。

三蔵法師もびっくりでしょ・・・絶対信じないと思う。

あらためて、飛行機という文明の利器のありがたみを感じるなぁ。

ここまで撮れるiPhone14proの性能にも驚き。

アルタイ山脈にかかると雪がなくなりました。

こちらのほうが北なのに、そういう自然現象なのでしょう。

この山脈を越えると、モンゴルのゴビ砂漠です。

ウトウトすると、機は北京上空に。

2回目の機内食。

これもトルコ料理? これは、ターキッシュでも食べたことのないレパートリだな。

機は黄海を横切って朝鮮半島へ。

西の空が真っ赤に染まりました。

自然現象って、美しい。

そして、ソウル上空で日が暮れます。

飛行機の旅って楽しいな。

東京まであと1時間。コーヒーをいただきました。

東京湾の素晴らしい夜景

ターキッシュ機が、成田でなく羽田になったのはとても便利になりましたが、便利なだけでなく、旅の最後にこんな演出がありました。

東京って、やっぱりすごいよ。

異国も素晴らしいけど、帰国するたびに、日本の美しさと経済力の強さを感じます。

これだけの夜景は、世界広しといえどそうは鑑賞できないでしょう。

平日夜というのもあるけど^ ^

そして、ターキッシュ機は、羽田空港第3ターミナルに着陸しました。

ANAとJALが肩を寄せ合う羽田空港。6日ぶりに帰ってきた日本。

ブルガリアとルーマニアの弾丸旅も無事に終了しました。

コロナ明け、海外は3度目だけど、1万キロ以上の長躯は3年ぶり。

長距離フライトも、欧州の街並みも、楽しかった、本当に楽しかった。

3日の休暇を取る旅は毎月は無理だけど、週末の弾丸海外旅は毎月できる。

そう考えるだけで、ふだんに戻れたという喜びにうちふるえる自分がいます。

明日は、朝から出勤だけど、とにかく無事に旅を終えられた旅の神様に感謝です。

 

おっと、ずっとマスクしてなかったので、マスクをなくしてしまったぜ・・・

マスクしないで6日間歩きまくったのも3年ぶりだけど、でも、新品のマスクを「どうぞ」とくれたターキッシュエアラインズのCAさんありがとう!

ここはもう日本、郷に入らねば。

PS. 一緒の便だったフォロワーさんは、羽田に泊まってからご自宅に帰るそうでした。

お気をつけて!

今回のブルガリア&ルーマニア4泊7日ひとり旅の全行程・費用などはこちらです。