ブカレスト アンリ•コアンダ国際空港でのひととき&ターキッシュ便でルーマニアにお別れ【ルーマニア旅行記 #14】

5日間のブルガリア&ルーマニアひとり旅も終盤。

ブカレストの玄関口アンリ・コアンダ空港から夜のフライトで東京に帰ります。

イスタンブールでの乗り継ぎ時間を含め15時間25分の旅。

そう。旅です。

帰国フライトだって、旅です。日本国という国へ向かう旅です^ ^

というわけで、旅立ちにウキウキしながらホテルで荷物を受け取り、バスターミナルを目指して統一広場を突っ切ります。

ブカレスト統一広場前 ⇒アンリ•コアンダ空港 783番バス

ああッ! 783番が走り去っていく・・・

空港行きのバスが783番というのは、事前に調べておきました。

次のに乗ればいいか・・

ブカレストには、アンリ•コアンダ空港の他にアウレル•ヴライク空港というのがあるので間違えてはいけません。

でも、この統一広場前からはアンリ•コアンダ空港行きしかないみたいですね。

でも、場所が違うみたいだ・・2番乗り場ですか。

そして、24時間、30分間隔で運転されているようです。

このあたりは羽田空港も見習ってほしい。

統一広場をふたたび横切って、バス停と思しき方角へ。

暮れなずむ街に「国民の館」。ルーマニア市民の方は「国民の館」についてどう思ってるのかな。

ルーマニア、いい国でした。

バス停には、チケット売り場がありました。

いくらだったかな、そんなに高くなかったと思う。

メトロのように、クレカをピッとやって乗れたのかもしれません。

しかし、カッコ悪い、逆さまに撮ってしまったw

アンリ•コアンダ空港って、いい名前だな・・・

日が暮れていくブカレストの風景を見ながら、そんなことを考えます。

この783番バスは、空港行きリムジンバスというよりは、路線バスの延長。

だから、こまかくバス停に止まるし、いろんな人が乗り降りします。

ブカレストにも進出していたIKEA。

1時間ほどで、バスは空港に到着。ここまで乗ってきた人は私のほか数人でした。

アンリ•コアンダ国際空港でのひととき

夜を迎えての国際空港の雰囲気が私は好きです。

これから夜間飛行で帰国する。旅愁が高まる瞬間。

そして、フライトを確認。

ターキッシュエアラインズ、イスタンブール行きは21:20。カウンターの表示はまだなし。

ターキッシュのアプリでオンラインチェックインしておいたので、セルフチェックインしておきますか。

15時間半のフライト、そしてオール窓際。テンションが上がります(^ ^)

羽田に翌日の夜着いて、次の朝出勤だなんてことも吹っ飛びますw

羽田までのフライトスケジュールはこちらです。

航空会社 便名 フライト 乗継ぎ時間

ターキッシュ

エアラインズ

TK1046

ブカレスト21:20 ⇒ イスタンブール23:40

3時間10分
TK198

イスタンブール2:50 ⇒ 羽田19:45

 

 

さて、時間があるので、フライトボードを眺めて過ごします。

このボードだけで、テルアビブ行きが4便。

ルーマニアは親イスラエルと聞いていたけど、なるほどという感じ。

さて、アンリ•コアンダ空港にはプライオリティパスで入れるラウンジがありません。

でも、この国際空港の持つ人種が入り乱れる瞬間が私は好きだ。

ところで、160レウ(4640円)ほど使い残してしまった。

どこかでユーロにでも両替しておきたいんだけどな。

しかし、両替所はどこも開いてるんだけど人がいない。

そのうちに、ターキッシュのチェックインがはじまりました。

スタッフにチケットを見せると、「悪いな、並んでくれ。」そうですか・・

せっかく、オンラインチェックインしておいたのに、ま、こんなこともあります。

さて、預け荷物どうしましょう? 旅の最後のジャッジポイント。

乗り継ぎのイスタンブール空港でシャワーを浴びたいので、機内持ち込みにします。

荷物を預けてしまうと、シャワーを浴びた後も、同じ服を着ることになってしまいます。

イスタンブールまでは1時間とちょっとだけど、イスタンブールから羽田は11時間も乗るんです。

フライト前にすっきりしておきたいですね。

 

お、セルフチェックインの感熱紙が、硬い紙のチケットになって戻ってきた。

こっちのほうが、ボーディングパスという感じがしますよね。

さて、出国審査です。

ふつうに出国完了。

しかし、もっと丁寧に押してもらいたかったw

空港のスタンプは、旅の唯一無二の記念なのに。

ゲートに至るまでの免税店エリア。

お酒もあります。ルーマニアワイン美味しかったな・・・1本買って帰りたいな。

しかし、機内持ち込みにしてしまった私には無理。

イスタンブール乗り継ぎの際に、没収されてしまいます。

ほんとに、こんなもので爆弾が作れちゃうんだろうか。たしかにターミネーターでは作ってたけど。

ラウンジはあるけど、ビジネス客のみ。

出国してからも、飲食の心配がない空港はいいなあ。

羽田も早く復活してほしいな。

イスタンブール行きは9番ゲート。

ゲートが近づくと、窓の外に映る待機中の機体。これでまた、テンション上がりますw

ちょうどゲート近くに、両替所がありました。

160レウが30ユーロになって返ってきました。これは、次の旅の足しにしよう。

そして、9番ゲートでイスタンブール行きの搭乗を待ちます。

TK1046便 ブカレスト ⇒ イスタンブールのフライト

TK1046便は、2×4×2のシート配列。搭乗率は8割ほど。

私の隣の席は空席でした。

機内安全ビデオ。

イスタンブールまで425kmの旅。そんなに近いの? という感じです。

あの尾翼はイスラエルの国旗。国営航空のエルアル航空ですね。

久しぶりにイスラエルも再訪したいな。

離陸です。灯りが少ないのが、かえって旅情を感じます。

ブルガリアとルーマニア旅、ほんとに楽しかった。また来ることあるかな。

イスタンブールまでは1時間20分のフライト。

あっという間に着いてしまうので、CAさんの機内食給仕が大変。

そして手際よく運ばれてきた機内食。

イスタンブールを経由して帰るときは、イスタンブールまでのローカル便の機内食は毎回ケバブ風のサンドイッチ。今回はツナだったな。

でも、このサンドイッチがたまらなく美味しいんです。

トマトとモッツァレラチーズの組み合わせが、またツナサンドを引き立てます。

 

またたくまにイスタンブールが近づいてきました。

黒海の向こうでは、ウクライナが戦争に巻き込まれている。なんとかならないものか・・

機は高度を下げ、イスタンブール空港にランディング。

羽田行きへの乗り継ぎ時間が3時間10分あります。

往路では寄れなかった「IGAラウンジ」でシャワーで浴びて、羽田行きフライトに備えるとしましょう^ ^

今回のブルガリア&ルーマニア4泊7日ひとり旅の全行程・費用などはこちらです。