この地球上には、1,100を超える世界遺産があります。(2020年5月現在)
世界遺産とは、ユネスコの世界遺産リストに登録された対象物で、「文化遺産」「自然遺産」「複合遺産」「危機遺産」などに区分されています。
私は、ここ数年、サラリーマンの身でありながら、弾丸一人旅を繰り返してきました。
そこで目にした数々の「世界遺産」は、文句なく素晴らしかった。
その「世界遺産」を、訪れた場所限定で写真で紹介させていただきます。
もちろん、素人フォトグラファーが撮った写真なので、「厳選おススメ!世界遺産TOP5」とか、「一生に一度は行きたい・・」のようなサイトには負けます・・汗
それでも、数少ない有給休暇を取得して、訪れた「世界遺産」には、言葉では言い表せない愛着があります。
自分の生の目で見た景色。そして、それをシャッターにおさめた瞬間。
その一つ一つの臨場感が、私の記憶に焼きついています。
今回は、イスラエルの「エルサレム旧市街とその城壁群」です。
さっそく紹介しましょう。(3ページに分かれています)
エルサレム旧市街とその城壁群:イスラエル
エルサレムは、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教という3つの宗教の聖地です。
素人的には、なかなかピンとこないものですが、とにかく3つの宗教の交差点。
そういう意味では、エルサレムは、人類の起点を集約した世界の縮図といえるのかもしれません。
ところで、イスラエルはエルサレムを首都としていますが、国際的には承認されていません。
トランプ大統領が、首都をエルサレムと認めるなどと発言し、物議を醸していますが、とにかく世界遺産登録時の1981年には国際情勢は不安定な最中。
そこで、「エルサレムの旧市街とその城壁群」は、ヨルダンによる申請という異例のカタチで世界遺産に登録されました。
ヤッフォ門
城壁の8つある門の一つ。
ユダヤ人地区
このあたりは、お土産屋さんがところ狭しと並びます。
糞門
城壁の上を歩くと、この糞門に出てこれます。
糞門とはすごい名前ですが、かつては、この門を通って、人々の排せつ物を運び出していたからだそうです。
でも、名に恥じない美しい門ですね。
嘆きの壁
ここは、かつて、バビロン捕囚から帰還した人々がユダヤ教の神殿を建てた場所。
ローマ帝国により、西暦70年に破壊されたそうですが、そのとき残ったのがこの壁。
どちらかというと、旧市街の東寄りに位置する壁も、神殿の西側の部分であったことから、看板にも西の壁と標記されてました。
男性は、このキッパという小さな帽子を頭にのせないと、入ることができません。