さて、ブルジュ・ハリファを見て、ドバイモールの中を散策して、ランチを食べ終わったら、11時になってしまいました。
フライトは15:25。14時までには空港に行っていたい。
もう一つの目的アル・ファヒディ歴史地区に目標を移しましょう。
ドバイメトロ ドバイモール ⇒ アル・ファヒディ
急がないと、と思いながら、こんなイベントにぶつかり、つい立ち止まってしまいます。
たしかに、ドバイモール、1日いても楽しい場所なのかもしれません。
水族館もありました。
また迷子になりかけましたが、連絡通路の入り口になんとかたどりついて、メトロの駅を目指します。
また立ち止まって、未来型都市に見とれてるし(笑)
無理もないです。これは芸術ですよ。よくぞ、砂漠の中に、こんな街を造ったものです。
再び、ブルジュ・ハリファ/ドバイモール駅。
ここからアル・ファヒディに行くには、レッドラインを空港方面に戻り、途中のブルジュマンという駅で、グリーンラインに乗り換える必要があります。
駅のホームから空港方面を見ています。これは本当にカッコいいな。
鉄道模型のような、異次元な世界。極端なハナシ、異国どころではなく、銀河鉄道999で異星に来ているような気分です(ガキですね~笑)
上りのメトロが来ました。車窓の様子。
こちらは、車内の様子。
メトロでアル・ファヒディ駅到着 歴史地区へ
ブルジュマン駅で乗り換えて、グリーンラインで一駅。アル・ファヒディ駅に到着。
地下のホームから地上に出ると、こんな感じ。
時刻は11:38。気温は39度。もう少ししたら40度を超えるんでしょう。
さて、どっちが歴史地区方面でしょうか。地下から出てくると、mapsmeなど方角がわからなくなるのが難点。
アル・ファヒディ地区は、広域的にはバール・ドバイ地区の一部となります。
迷うなこりゃ。歴史地区まで徒歩15分くらいかかります。
歩き出したら、mapsmeも動き出します。それで試行錯誤していたら、ようやく方角がわかりました。
でも、なんか、こういう通り危なくないかな・・
暑いからか、日曜日だからか、あるいは昼時だからか、あまりにも人通りが少なく緊張します。
ミナレットが見えてきたし、ようやく歴史地区かな。ここまで、メトロの駅から20分。迷った時間を差し引けば、15分くらいで来れるかな。
しかし、もう汗だくです(*^_^*) 40度の炎天下ですから。
北欧の8日間では、汗らしい汗を一度もかきませんでしたが、8日分の汗をかいた、そんな感じです。
要塞のような建物が現れ、しばし休憩。すると、目の前にタクシーがスルッと止まり、観光客らしい女性3人が降りてきました。
駅から徒歩20分・・・ タクシーで来てもよかったかな。
要塞かと思ったらミュージアムでした。
さっき、タクシーから降りてきた3人組。
どこをどう歩いているのか、まったくわかりませんが、とりあえずあのミナレットを目標に。
その辺を右に曲がれば、旧市街に出られるかな。
昼下がりのアル・ファヒディ歴史地区
なんか、一気にお店が現れました。ようやく、歴史地区の中心に入ったようです。
区画がどうなっているのかわかりませんが、まっすぐ歩いていってみます。
いやあ、暑いけど、やっぱり中東の世界はいいなあ。
異国に来た感じがします。
こんな狭い路地も。
この行列はなんだろう?
ドバイ・クリーク
運河というか、クリークに出ました。
渡し舟が観光にも使われているそうです。
このドバイクリークは、古くから貿易に使われていたそうですが、今でも地元民の足になってるみたいですね。
当然、このクリークは海水なんだよな・・ たぶんそうだけど、不明。
このクリークの渡し舟を使えば、アル・ファヒディだけでなく、ドバイ・オールド・スークなどにも行けるそうです。
また、ナイトツアーなんかも楽しそう。
時間があれば、一往復ぐらいしたかったですが、残念無念、もうタイムリミット。
ドバイモールで迷子になってウロウロしてなかったら、もう少しここにいられたかもなぁ。
クリークの岸に立って、陸のほうを眺めます。
スークのお店を冷やかしながら、そろそろ戻るとします。
アラブそのものですね。
ここで生活してる人たちの生活水準って、どんな感じなんだろ。税金はゼロと聞いてるけど。
イスラム社会の象徴、ミナレットを見上げます。あの中は、らせん階段があるのかな。
日なたは灼熱でも、スークの中の日陰は涼しい不思議。
スークの中を歩くと、さすがに声をかけられますね。
この白いおじさんは、帽子を買っていけと、しつこかったなあ(笑)
歩いていると、ほんとに時間を忘れてしまう、楽しいアル・ファヒディ歴史地区の散策でした。
時刻は13時になろうかというところ。フライトまで2時間半。もう空港に戻る必要があります。
暑さでメロメロになって、メトロ駅まで歩く時間も節約したくなって、タクシーに飛び乗りました。
最寄のメトロ駅を、というと、さっき降りたアル・ファヒディ駅ではなく、隣のアル・グバイバ駅に誘導されました。
タクシー料金は5ディルハムぐらいだったと思う。
アル・グバイバ駅からドバイ空港へ
無事に、アル・ファヒディ歴史地区の散策を終えて、メトロ駅へ。
これで、この11日間に及ぶ旅。ほぼイベントが終わった感じです。
アル・グバイバ駅。
駅の中は冷房が効いていて天国です。
地元の人たちもそう思ってるのかな。
オイルマネーが生んだ世界の先端を行く文明社会。ドバイでは海水を水にかえるので、水道水も飲めるそうです。
しかし、オイルマネーに頼り続けることなく、社会生活を維持するために経済政策を積極的に打ってきたドバイ。
1950年にドバイの新首長となったシェイク・ラシッド氏は、「ドバイ建設の父」として地元民に尊敬されています。
アル・グバイバ駅から2つ目、ブルジュマンでレッドラインに乗り換え。
メトロの車窓にドバイの景色が流れ去ります。
空港に降りてから5時間のドバイ弾丸観光も終わり。
そして11日間に及んだ旅も、もう終演です。