ストックホルム&ガムラ・スタン 5時間の弾丸観光【北欧旅行記 #10】

ガムラ・スタンの「大聖堂」付近には、レストランがいっぱいあります。

その中の一つ、「KAFFEGILLET」というメニューに日本語が併記されているレストランに入りました。

「フィッシュスープ」のランチ

場所はここです。ほんとに、「大聖堂」のすぐそばです。

この旅では、まだ日本人を目にしていませんが、日本語メニューもあるということは、それなりに需要があるんでしょうか。

スタッフのおススメで、フィッシュスープをオーダーしました。

もちろん、ビールも。

 

ガムラ・スタンの入り口リーダーホルム教会を訪れたのが午前10時半。

5時間でガムラ・スタンを回るつもりで、ここまで3時間経過しました。

料理がくるまでの間、あと2時間、どうやって効率的にガムラ・スタンを歩こうか、「地球の歩き方」とmapsmeをつき合わせながら作戦を立てます。

「フィッシュスープ」がきました。

 

具は野菜というよりニンジンなどの穀物のほうが多く、とてもおいしかったです。

値段が高いのは織り込み済み。290クローナ(3,190円)でした。

レストランで2食、施設の入場2ヶ所、これで、昨日両替した1万円はほぼなくなりました(笑)

腹ごしらえして、レストランを出ます。見上げれば、ほんとに「大聖堂」のふもとでした。

ガムラ・スタンをただブラブラと

わっと、人だかりが。時間からして、徴兵交替式でしょう。

大広場

王宮の反対側に向かうと「大広場」に出ます。

 

1520年には「ストックホルムの血浴」が起きた場所。

こんな平和な光景からは想像もできないですが、デンマークのクリスチャン2世の侵攻に抵抗した貴族たちが処刑され、この大広場は血に染まったそうです。

スウェーデンとデンマークが敵対していたのは、ここに来るまで恥ずかしながら知りませんでした。

大広場から見える「大聖堂」。

ヴェステルロングガータン通り

「大広場」から西に一段下がったところにある通りが、「ヴェステルロングガータン通り」。

13世紀ほどから栄えている古い通りとのこと。

日曜日の午後に入ったこの時間、観光客でいっぱいです。

「ヴェステルロングガータン通り」と書いてありますね。

  

たしかに、いろんなお店が並んでいます。

ここで、お酒を飲んだら1杯いくらだろう? ちょっと気になります。

庶民ぽい人たちが、ふつうに飲んでるんだけどなあ。

このみかんはジュースに使ったのかな。

 

モノは豊富なようですね。

一歩路地を入ると、こんなに静かになる不思議。

南に下ります。

 

モーテン・トローツィグ・グレン

「ヴェステルロングガータン通り」から、脇に入った通りが、「モーテン・トローツィグ・グレン」。ガムラ・スタンで最も狭い通りです。

ちなみに、この標識は、「ヴェステルロングガータン通り」側から歩いてきて、抜けた場所のサイン。

幅は90cmほどしかなく、やはり観光名所になっている模様。

かんたんに両手が壁についてしまいます。 

 

黒人の大男と遭遇したら、すれ違うのにも難渋する通りでした。

鉄の広場

狭い「モーテン・トローツィグ・グレン」を抜けて、さらに南に下ると、また広場に出ますが、ここは「鉄の広場」。

今でもスウェーデンは鉄鉱石の産出国ですが、昔から盛んだったのでしょうか。

産出した鉄を運び出すまで、ここに保管しておいたので、「鉄の広場」と名づけられたそうです。

噴水かと思ったら、これは鉄の計量器。

広場の隅に立っている像は、Evert Taube氏という、スウェーデンでも代表的な詩人だそうです。

そして、また、ぶらぶらと散歩。午後になって太陽も出て、暑くなってきました。

ブルゾンを脱いで、Tシャツ1枚になります。

 

そして、この銅像の角を曲がります。

 

シェップマンガータン通り

それが、「シェップマンガータン通り」。これで、「シェップマンガータン」と読むんだね。

ストックホルムで最も古い商店街とのこと。

古いのはいいけど、石畳がけっこうきつい。靴底の薄い靴を履いてきてしまったので、足の裏が痛くなってきました。

「シェップマンガータン通り」を抜けると、再び「大広場」に出ます。

足の裏が痛いので、少し休憩。午後になって、観光客も一気に増えましたね。

 

休んでいるうちに15時近くになってきました。そろそろタイムリミット。

ぼちぼちホテルの方に戻るとします。

「王宮」の内部を見学して、ランチを食べ、見所という見所はすべて回って5時間でした。

もちろん、「ヴェステルロングガータン通り」沿いのお店など1軒1軒冷やかすなんて時間のかけ方はしていませんが、私的には、ガムラ・スタンは5時間で十分だったかな。

フィンランド教会

ホテルに帰る途中、最後の寄り道。フィンランド教会です。

ここは、このわずか14cmの像が名物らしい。私も小銭を贈りました。

「王宮」の前に出ました。もうすっかり晴れてきました。

そして、国会議事堂をくぐって本土へ。

この可愛い顔は誰なんでしょう。それとも、ただたんに目と口の場所に王冠を置いただけ?

橋を渡って。

 

ホテルに向かいます。

mapsmeの地図に従って歩いていると、公園の中をショートカットするコースが案内されます。

でも、その公園にあったのが、クララ教会。

ストックホルムの街を歩いていて、いつもてっぺんだけ見えていたんですが、真下から見上げることができました。

トラムの走る通りを渡って、ホテルに戻りました。

これで、ストックホルムの観光は終わりです。

丸一日しか滞在できなかったけど、「水の都」ストックホルムの美しさは、十分感じとることができたので大満足です。

今回の11日間北欧3ヵ国&エストニア&ドバイ弾丸一人旅の全行程&旅費はこちらです。