ネパール最古の寺院。
そして世界遺産登録されている「スワヤンブナート寺院」。
元日に登るとどんなことになるのかな、と思ってましたが、万国旗ではないけど、無数の旗で飾られていました。
いや、まてよ? やっぱり国旗か?
元日のネパール最古の寺院「スワヤンブナート」を散策してみる
400段の石段を登ってきて、呼吸を整えながら、下界を見下ろします。
標高1000mのカトマンズ盆地を見下ろしてるんだから、この場所はどうだろ?
標高1,200mくらい?
空気の薄さはそんなに感じないけど、朝もやに包まれて、視界がききにくいのがちょっぴり残念。
幻想的といえば幻想的ですw
なので、このネパール最古の寺院のてっぺんを散策してみます。
なんかすごい。
街のようになってました。
ところどころに仏像はあるし、
お土産屋さんも、朝早くから店を開けてます。
まだ、朝9時です。
スワヤンブナート寺院のてっぺんは、
石段を400段も登ってきたとは思えない、ふつうの街並みが展開されてました。
これは、鬼子母神を祀っているとされるハリティ寺院。
ハリティ寺院の周りには、いかにも神聖さを感じさせる炎がゆらめいてました。
ブッダの目が描かれたストゥーパ
ひととおり、奥の方から見学してきたのは、このストゥーパのまわりに、団体の観光客が集中してたから^ ^
一難去ったところで、ゆっくりと見上げます。
スワヤンブナート寺院の象徴といえば、このストゥーパでしょう。
カトマンズ盆地が、かつては湖だったらしく、その頃から丘の上に建っていたという伝説があるストゥーパ。
描かれているブッダの目は、その湖を見下ろしてたのかな。
そのストゥーパの目の前に備えられているのが「ドルジェ」。
雷を操る密教の道具らしい。
このストゥーパを囲むように並んでいるのが、「マニ車」と呼ばれる回転式の鐘。
この「マニ車」とは、チベット仏教の象徴。
巡礼者は、マニ車を手で回しながらストゥーパを右回りに歩き一周するのが、儀式とのこと。
仏教にもいろいろあるものです。
1年前の年末はバンコクを旅したけど、「ワット・サケット」では、鐘を鳴らしながら登ったな、なんてことも思い出します。
猿と戯れる「モンキーテンプル」
そのマニ車のすきまから、猿がのぞいています。
ここまで登ってきた石段だけでなく、てっぺんのストゥーパの周りにも猿がいっぱいいます。
さすが、別名「モンキーテンプル」と呼ばれるゆえんです。
しかしまあ、よくコワくないものだ^ ^
こちらは親子?
猿って、人間の仲間だもんね。
いたずらしなけりゃ、ほんとに可愛いわ。
さて、ふたたび、境内を散歩。
朝もやも少し晴れてきたかな。
高いところから、街並みを見下ろすというのは気持ちいいね。
光線の角度からか、反対側の方が、クリアに見えます。
こちらは、駐車場方面の遊歩道、ていうか階段。
多くの観光客は、こちらから来るんでしょう。
参道も、観光チックになってました。
では、そろそろ下界におりましょうか。
次に目指すのは、こちらも世界遺産の「パシュパティナート」。
当たり前だけど、石段は登るより下る方が、数倍ラクです(^ ^)
ふもとまで下りました。
ここからパシュパティナートまでは約7キロ。
歩けなくもないけど、まあタクシーに乗りますか。
うまいぐあいに、客待ちのタクシーが1台見えます。
すでに、運転手と目が合ってるのが気になるんだけど^ ^