元日のカトマンズの雑踏&タメル地区の日本料理店【ネパール旅行記 #10】

今回の旅の目的は、カトマンズの街を歩き倒すこと。

そのために宿は繁華街のタメル地区の真ん中に取ったし、行けるところは基本的に徒歩でおもむく予定だった。

ところが、スワヤンブナート寺院からパシュパティナート寺院までは、タクシーを使った。

なので、タメル地区への帰りは歩こうと思う。

さっきまで、あれほどクルマがぎゅうぎゅう詰めだったパシュパティナート寺院の周囲が、あっというまに閑散として、タクシーを拾うすべがなかったというのも理由であるが。

ほんと、いなくなるときは、徹底的にいなくなるのね^ ^

ただ、パシュパティナート寺院からの帰途は、典型的な郊外風景だった。

主だった町があるわけでもなく、ときおり渡る川や、

街道で客待ちをしてるリキシャをのぞくくらいが楽しみ。

元日のアサンチョークの雑踏の中で瞑想にふけってみる

というわけで、パシュパティナート寺院から1時間ほどかけて宿に帰ってきて、

小休憩を取った後、昨日に続いて、カトマンズ旧市街の喧騒を浴びに出かけることにした。

カトマンズは、この旧市街散策が、一番楽しいアクティビティだから。

早朝から約2万5千歩ほど歩き、400段の石段まで登り下りしたから、それなりに疲労はある。

明日も早朝からの行動で、カトマンズの南の郊外「パタン地区」へ出かけるつもりなので、今日は日没とともにお開きにしよう。

2024年1月1日。

元日で喧騒の激しいアサンチョーク付近を、あてもなくさまよいながら、明日の行動に想いを馳せる。

実は、2015年の地震でかなり傷ついた街カトマンズ。

見事に復興しています。

きれいなバイクも、整理整頓され並んでる。

ところで、この旅では、まだ一度も雨に出会ってない。

「深夜特急」の沢木耕太郎さんのときは、カトマンズ滞在時、ずっと雨に降り込まれていたという描写があったけど、

この街に、ほんとに雨なんて降るのかな。

みんなが傘をさしたら、歩けなくなりそう。

交差点というか、チョークの隅にちょっと高い台を見つけて、そこに座り、元日の通りを歩むネパール人の営みを眺める。

さっき火葬場で輪廻転生の世界を垣間見たので、瞑想にふけってみる。

旅先で瞑想にふける・・・いい響きだ(^ ^)

元日は、もちろん1年の初めの日。

当然、月日の経過を感じる日でもある。

去年の元日はタイのバンコクにいたんだよな、と考えたりする。

そして、あっという間に1年が過ぎていったことに神妙な気持ちになる。

1年がたつのは本当に早い。

自分は、あと何年くらい生きられるのか、あと何回、1年前を振り返ることができるのか。

私は旅人になりたい。

今でも旅をしてるじゃないか、と言われそうだけど、今の私がしているのは弾丸旅行。

出かけたら、数日のうちに日本に帰らなくてはならない旅である。

私のイメージする旅は、数年かけて出歩く旅。

長期間かけて世界一周をしている方のブログなどを読み漁っているが、正直うらやましい限りだ。

数年と言わないまでも、1年でいいから、連続した旅に時間を費やしてみたい。

そんなとき、1年前はこうだったな、と振り返るとき、時の流れをどう感じるのだろうか。

 

ぼんやりと、そんなことを考えながら歩いていたら、タヒティチョークのストゥーパに出会した。

宿に戻る前に、もう一度アサンチョークに出向いてみた。

とにかく歩いて楽しいカトマンズの街。

こういう街から街へたどっていく旅がしたい。

この雑踏の中にも、そういう旅人がいるんだろうな。

カトマンズはそんな長逗留にふさわしい街。

ただし、沢木耕太郎さんの時代と違って、物価は相当に上がっているが^ ^

でも、所得だって上がっている。おあいこだよ。

昔の方がよかった、なんて、絶対に言わせない。

早めにホテルに戻ってきて、落ちていく夕日を眺めてみた。

そして、レンズを目いっぱい望遠にして東の空を見やれば、盆地を囲む山並みの向こうに見えたのはヒマラヤ山脈だろうか。

カトマンズで日本料理店に入ってみた

長期の旅に出たい・・・などと思い浮かべた空想に逆行するようだけど、タメル地区を歩いていて気になった日本料理の店に入ってみようと思った。

ネパール人が経営する日本料理店と聞いていたから。

お店の名前は「おふくろの味」。

さて、どんなお店なのかな・・・

おお、入ってみると、このキリトリだけなら、ここは日本と言われてもわからないかも。

メニューも充実。

ここは、カツ丼といってみますか。576ルピーなら、日本と変わらないw

冷奴もオーダー。

そして、ネパール版「サケ」もオーダー。

日本の酒1150ルピーに対し350ルピーだったので(^ ^)

ところが、飲んでみるとすごい・・・

直接アルコールを飲んでる感じ^ ^

そのネパール版サケを、冷奴で中和します。

窓の外が騒がしくなったなと思い見下ろすと、なにかの行列。

こんなカトマンズの夕餉もいいでしょう。

餃子が運ばれてきました。

こちらは、ネパール版餃子の「モモ」とは違う、日本の餃子。

そして、「カツ丼」が運ばれてきました。

すごくいい香り・・

材料どうしてるんだろうね。

味付けも、日本で食べるのとまったく同じ。

カツの食感も、お米の食べ応えも、日本そのものでした。

ごちそうさまでした。

外国で日本食。たまにはいいでしょう(^ ^)

ネパール版「サケ」をもう一合。

それにしても、ネパール人は、いつもこんなに強い酒を飲んでるんですか??

店のお姉さんたちにお礼を言って店を出ます。

家族で経営しているようなお店でした。

では、食後の散歩。

大晦日よりは、人通りが少なくなっているような気がするタメル地区の夜。

おや、こんなところでキャノンに出会うとは。

でも、まだミラーレスではないみたい。

ネパール版サケがきいて、心地よい夜の散歩。

旅はいいよなぁ・・・しみじみ思う。

明日は帰国だけど、思い残すことはない。

この絵だけ見ると、どこの街?

でもアジアの主要都市の繁華街は、だいたいこんな感じでしょう。

旅人の交流がもたらした結果だし、悪い感じはしないよね^ ^