【奈良一人旅 #11】吉野山の最奥「金峯神社」&源義経の隠れ塔

いよいよ、吉野山の奥深くに踏み込みます。

観光コースとして紹介されているのは、一般的に中千本の「如意輪時」から、上千本の「吉野水分神社」まで。

私の持参した「るるぶ」もそうでした。

出典:「るるぶ京都・奈良」より

でも、ロープウェイ駅でもらった地図には、しっかりと「奥千本」が描かれており、世界遺産構成資産の「金峯神社」や「義経隠れ塔」が記され、古代からの修験者の街道となっていた「大峯奥駈道」が通じています。

訪れるのに、なかなか躊躇するのは、もちろん所要時間。

午前11時過ぎに中千本の「竹林院」にいる人間が、「金峯神社」を訪れ、「大峯奥駈道」を歩き、帰りには「吉野水分神社」や「如意輪時」を回って、ロープウェイの最終17時までに帰ってこれるだろうか。

しかし、途中まではバスが運行されているとも聞いているし、その都度、時計を見ながら行動すれば何とかなるだろうと考えました。

なによりも、はるばる奈良県吉野まで来て、その最奥を見ずに帰るなんて耐えられませんね。

ケーブルバス「竹林院前」⇒「奥千本口」

私の心配をあざ笑ってくれるかのように、「竹林院」の目の前の道を少し下ると、「奥千本」行きのバス乗り場がありました。

チケット売り場で時刻を聞くと、この時刻表には載っていない11:30発のバスが10分後に出るとのこと。ラッキーです。

いちおう、売り場のお姉さんに、

「大峯奥駈道」をぐるっとまわって、帰りは徒歩でロープウェイ駅まで歩くとしたら、17時までに帰ってこれるかな?

と聞くと、「そりゃもちろん大丈夫ですよ」。との返事。

安心しました(^_^)

待つこともなく、マイクロバスが現れ、10人くらいの観光客とともに乗り込みます。

バスは、上千本の山あいを縫って走ります。車窓にはスギ林が広がります。

そしてバスは11:55に「奥千本口」に到着。所要時間は25分でした。

帰りは歩くつもりですが、帰りは下りだから、なんとかなるでしょう。

修験道の修行場「金峯神社」

「金峯神社」があり、「金峯山寺」もあるので、ややこしいですが、ここ「金峯神社」は中世から修験者の修行場として栄えたところ。

一緒のバスで来た観光客と一緒に歩きはじめます。

現在3月30日。「奥千本」の桜の開花には、さすがにまだ早いようです。

「奥千本口」のバス停から、歩くこと10分。「金峯神社」に到着しました。

吉野山の地主神・金山毘古命(かなやまひこのみこと)を祀る、「金峯神社」。

そして、藤原道長も祈願したと「栄華物語」に記されている「金峯神社」。

まさに、修験道にふさわしい、山伏でも住んでいそうな社ですね。

義経が弁慶らと潜伏した「義経隠れ塔」

実は、私は、義経が身を隠したとされる「義経隠れ塔」のほうに興味がありました。

 おお、雰囲気のある小屋ですね。  義経が追手に囲まれた時、屋根を蹴って逃げたことから「蹴抜け塔」とも呼ばれています。

私事で恐縮ですが、少年期に読んでいた野球漫画ドカベン。

その登場人物に「義経」と「武蔵坊」がいました。

その二人の所属した「弁慶高校」は、強豪明訓高校を破りましたが、試合中の事故で、武蔵坊は瀕死の重体。

その武蔵坊が療養していた小屋にそっくりなんです。

小屋自体は大正時代に再建されたものらしいですが、屋根を蹴破って逃げるなんて、八そう飛びの義経らしくていいですね。

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