日付変更線で1日戻っているとはいえ、日本を出て3日目の朝。
そろそろ、日本での出来事が忘却の彼方に飛ぶ頃です。
実際、今夜の宿泊地カンクンを過ぎ、キューバに渡ったら、wifiがつながることはあてにしないほうがいいでしょう。
今朝は、超快適な目覚め。
昨夜は20時過ぎ、つまり日没後すぐに就寝。そして、今朝は6時おき。
一気に、睡眠不足を取り返しました。
ウオークマンは聴けないですが、さあ、カンクンまでバスの旅に出るぞッ!という気分です。
メリダ バスターミナルの風景
お世話になったホテルスタッフと握手して、チェックアウト。
「Hotel Casa Del Balam」。
親切なスタッフぞろいで、最高なおもてなしのホテルでした。
昨日も歩いた、バスターミナルまでの道のりを、今度はキャリーバッグを転がして歩きます。
朝食は、バスターミナルで仕入れればいいかな、と思ってましたが、通りかかった角のパン屋さん。
とてもいいにおいがしてきたので、思わず仕入れました。
さて、昨日チケットを購入した建物はターミナルでもあるんですが、あちらは2等バス専用のターミナル。
1等バス(プリメーラ)は、さらに1本向こうだよと、教えられていたので、迷わずに歩きます。
ちなみに、プリメーラが1等って、初めて知りました。
ターミナルの中は人の雑踏。
チチェン・イッツア行きのバスは8:15。
表示ボードに出てなくてちょっと心配になりましたが、まずは腹ごしらえしましょう。
コンビニでジュースと水を仕入れます。
水は10ペソ。ようやく、メキシコに来て、安い買い物したって気分です。
おいしいアップルジュース。
さっき買った焼きたてのパン。ふっくらしておいしかったです。
さて、いつまでたっても表示が出ないので、一応係員に聞くと、1番ゲートでよし、とのこと。
そうですか。
鉄道の少ないラテンアメリカ。
バスが公共交通機関の中心です。
遺跡行きのような人たちも現れはじめました。
メルセデスのミニバスでチチェン・イッツアへGO!
時間が来て、バスに乗り込みます。メルセデスのミニバスでした。
たしかに、これじゃ、予約してないと席なくなるかも。
私の席は、運転席の斜め後ろ。前方がよく見える特等席です。
さすがメルセデス。設備は至れり尽くせり。映画も流れます。
出発。メリダの街を出ます。
すぐにフリーウエイに乗って、一路カンクンへ。
快適なドライブです。
乗客はみんな映画でも見てます。前方の景色を楽しんでるのは私くらい。
ま、いつものことですね。
スペイン語で出口はSALIDA。もう覚えました。
フリーウエイだから、自転車も通っていいんだ?
カンクンまで239キロ。
ようやく、チチェン・イッツアの文字が現れました。
あと52キロ。
地図を眺めるのが大好きな私。
ユカタン半島をバスで旅することになるなんてなあ・・・ そんなことを考えてしまいます。
もう着きますね。
意外だったのは、町が現れたこと。
チチェン・イッツアって、遺跡の名前だとばかり思ってましたが、町があるんだね。
その小さい町を通り抜けて遺跡のパーキングに到着です。
時計を見れば10:20。メリダから約2時間で着きました。
忘れずに預けた荷物を受け取り、メインゲートへ向います。