この時期、夏時間の関係で、ユカタン半島の日の出は6時半ごろと遅く、その分日没が20時近くと長い。
旅に出て、見知らぬ街に泊まる。
楽しみの一つは、住民が起きだしてこないうちの早朝散歩。
連日の睡眠不足ですが、疲れを楽しみが上回っています。
「白い都」メリダの町 早朝の散策
吹き抜けの中庭に差し込むまぶしい光。
ホテルの目の前もホテルだったんだね。
すがすがしい朝です(^^)v
大学もまだ眠ってますね。メリダは「白い都」とも呼ばれているそうです。
ソカロの方に向かってみます。
ソカロとは、スペイン語で市の中心の広場と言う意味らしい。
昨夜のサンドイッチも大きかったけど、こりゃ、何をオーダーしてもデカイのがでてきそうだ・・
地図によると、ヘスス教会。
少しづつ、住民も起きだして、活動を開始しています。
古いクルマが無造作にとめられて、カッコいい。
どなたの像でしょうか?
ここ、メリダはユカタン州の州都ですが、近代では、わが国が誇る野口英世が黄熱病の研究を行った地でもあるそうです。
コロニアルそのものといった街並みに、派手なカラーのバス。
悔しいけど、スペイン人。センスがいいよな。
公衆電話もいたるところに設置されています。
けっこう無防備です。スコールで濡れても大丈夫なのかな。
ヘスス教会の角を東に折れて、「~歩き方」の地図に出ていた「電気街」に向っています。
ここに来たのは、もちろんウオークマンのケーブルを買うため。
今は、もちろん朝早すぎて開いてないでしょうが、ウシュマル遺跡見学から帰ってきたら立ち寄ってみようと下見です。
これだけあれば、Sony製品ぐらいあるんじゃないの?
夕方、また来ることにします。ほんとに「音なし」の旅になってしまってはたまりません。
あそこに見えるは、カテドラルという教会。
こりゃ、美しい外観だ・・・
今日は日曜日です。
教会の中からは、早くも祈りの声が聞こえてきます。
このへんで、いったんホテルに帰ります。
ホテルの朝食は7時から。歩き回って、お腹もすきました。
ホテルに併設された、同名のバー。
お酒がふつうに飲める国は、とりあえず安心します。(もちろん今は飲みません)
150ペソのブレックファスト。
目玉焼きもおいしいし、コーヒーもフレッシュなオレンジジュースも最高!
異国の地で食べる食事は、旅の原動力ですね。すっかり体力回復です(笑)
メリダ ⇒ チチェン・イッツア ⇒ カンクン のバスチケットゲット
さて、時刻は7時半。遺跡ツアーの出発は9時。
その間にやっておきたい仕事として、明日のバスの手配があります。
明日は、朝ここメリダを出て、マヤ文明の遺跡「チチェン・イッツア」を見学。その足で、ユカタン半島の先端、カンクンまで、バスで行こうという計画。
すなわち、
- メリダ ⇒ チチェン・イッツア
- チチェン・イッツア ⇒ カンクン
の、2枚のバスチケットを手に入れる必要があります。
色々な方のブログなどを参考にさせていただくと、ADO社の直通のバスをチョイスするのがよさそうで、しかも人気コースなので満席となることもあり、事前に予約しておくのがベストシナリオ。
ADO社のWebページによると、1のメリダ発は、6時台から10時台ぐらいまで1時間おき程度でているのがわかり、問題は2の遺跡からカンクンまで。こちらは16:30の1本だけ。
こうなると、ますます、今日のうちに手配しておいたほうが得策に思え、フロントに相談しました。
すると、バスターミナルは、ここから10ブロックほどのところにあり、今行ってもオープンしている。
今日は日曜だが、明日は月曜なので、ふつうにチケットは取れるだろうとのこと。
でも、今日中にゲットしておいた方がいいぞ、とのアドバイス。
親切にも地図をくれたので、行ってくることにしました。
碁盤の目のように敷き詰められたコロニアル都市なので、ストリートには番号がふられ、わかりやすいです。
途中にあった、サンファン教会。
あたりまえですが、キリスト教の教会だらけです。
しかし、この原色をふんだんに使うセンス、すごいよな・・
迷うこともなく、バスターミナルに着きました。
しかし、少し早歩きできたので、大汗を流しています。もう太陽はすっかり昇り、今日も暑くなりそう。
窓口で、2枚のチケットを所望。
あっさり取れました(^^)v
でも、画面で席を選ぶときに、けっこう埋まってたな~。
予約しなかったら、明日は乗れなかったかも・・
とにかく、めでたく
①メリダ8:15 ⇒ チチェン・イッツア10:15
②チチェン・イッツア16:30 ⇒ カンクン19:30
以上のバスチケットが手に入りました。
料金は、2つで343ペソ(2,000円弱)なので、300キロ近い移動距離を考えたら安いんでしょうね。
チチェン・イッツアでの見学時間も6時間確保できて、大満足です。
待つこともなくチケットが取れたので、ターミナル内を散歩。
明日の朝の食糧確保には困らなさそうです。
さて、ホテルに戻りましょう。
ツアー参加前にシャワーも浴びたいし。
公衆電話カッコいいよな。
朝ごはんを食べる人たち。なんかすごいボリューム。
遺跡見学とかで、お腹を減らさないと、食べきれないような量です。
今日は日曜日なので、カテドラル前では、フェスティバルでもあるのかな。そんな雰囲気。
ホテルに戻ってきました。
警官が歩行者天国の準備をしています。
ウシュマル&カバー遺跡ツアーの出発
シャワーを浴びて、ツアー出発の9時まで、中庭で休憩。
歩行者天国の関係で、バスは30分ほど遅れてきましたが、しっかりピックアップされて、ウシュマル遺跡に向います。
今日も天気よさそう。遺跡見学が楽しみ。
メリダからの高速道路を西に向います。
ウシュマルの表示ですね。
車内では、ガイドさんが、スペイン語と英語を巧みに使い分け、窓外の案内をしてくれてますが、いつもながら7割方聞き取れず・・・
でも、このへんでは、たしかチューインガムの工場があるといっていたような・・
そして、このわらぶき屋根はユカタンの特徴だ、と言っていたような気がします。
途中いくつかの町や村を通過。
そして、窓外が密林一色になります。
まもなくウシュマル遺跡です。