さて、チェックアウトしましたが、本日中に帰国する身。
さすがに、ここから先は無計画というわけにはいきません。一応、スケジュールはつかんでいます。
スカイピア経由の帰途の計画
というのも、香港への帰りを、香港空港直結のスカイピア経由にしようとした場合、いかんせん便が少なすぎる。
(それにしても「スカイピア」、いい名前・・カッコよすぎる!)
たとえば、往きに乗ってきたターボジェットは、
7:15 9:30 11:30 15:15 19:45 の5本しかないし、
もう一つのコタイジェットは、
7:15 10:15 11:55 13:55 15:55 の、やっぱり5本しかない。
さらに、注意すべきは、スカイピア経由の場合、香港のフライトより1時間50分前に到着するフェリーにしか乗船できないらしい。
詳しく調べなかったものの(悪いクセ・・)、フライトのeチケットは印刷しておく必要がありそうと感じ、チェックアウト時にプリントアウトしてもらったんです。
今晩の羽田行きフライトは18:05。
ルールに従えば、16:15までにスカイピアに到着する必要がある。
そして航行時間は70分。
すると、マカオ側の埠頭を最低でも15:05には出航しなくてはならず、必然的に、13:55のコタイジェットを選ばざるをえなくなります。
さらに注意点がもう一つ。
往きに乗ってきたターボジェットが横付けしたのは、アウターハーバー・フェリーターミナル。
コタイジェットが出るのは、タイパ島のタイパ・フェリーターミナルになります。
マカオ半島と、タイパ島は、橋を隔ててすぐですが、予習しておかなかったら、慌てること間違いなし。
そのへんを頭に詰め込むと、本日の行動は午前中に限られるということで、しかも豪雨。(また、すんごい雨が降り出しました。)
いろいろ勘案した結果、マカオGP博物館にでも行ってみようと思いました。
※上記データは、2017年6月現在のもので、かつ正確な情報でない可能性があります。
さて、以上のような計算をして、豪雨の中タクシーで横付けしたのがココ。
クルマ好きの天国 マカオGP博物館
もう、前も見えないようなゲリラ豪雨の中、館内に入ると、気持ちいい冷気。
ここで時間をつぶしてもいいかな。
クルマに興味のない方には退屈かもしれませんが、ここマカオは公道レースのメッカ。
歴史も古く、今まで数々のレジェンドが生まれています。
公道サーキットならではのタイトなヘアピン。
常時イエローフラッグのメルコヘアピンですね。
モナコのロウズヘアピンの逆回りって感じ。
レースを盛り上げた、歴代の名車。
おっ、ハチロクもありました。
昔コレに乗ってたことがあります。私はトレノでしたが(*^^)v
海を渡っても大活躍のハチロクに拍手!
レースシミュレーションゲームまで、用意されています。
公道レースが開催される街では、やっぱりクルマが好きな少年少女が育つのかな。
なんか、うらやましいな・・日本で公道レースなんて、まずありえないでしょう。
ポルシェは、リアビューの方がカッコいいな。
なぜか右ハンドル??
香港ならわかるけど、マカオでなぜ?
後で調べてわかったのですが、もともとポルトガルが左側通行だった頃の名残。
今は、ポルトガルは右側通行ですが、香港との物流も多いマカオは香港に合わせたまま左側通行を踏襲しているとのことです。
サーキットの模型。メルコヘアピンの部分。
人間は模型です。
おお、アイルトン・セナのコーナーがありました。
モータースポーツが好きな人なら忘れられない、「伝説の貴公子」。(日本だけの呼び名のようですが笑)
いやあ、やっぱりいいな、マルボロカラーは。
在りし日のセナを偲ぶ映像が流されていました。
しかし1994年のサンマリノ・・
今から23年前。このレースは、当時の深夜、私も生で見てました・・・
翌日の仕事は、手につかなかったな・・
当時のF1は、もちろんオートマチックではなく、全部ヒールアンドトウで回転を合わせて、シフトチェンジしてました。
神業としか思えません、信じられない・・・
ゆっくり見物してましたが、思ったより見物客が多く(雨だからかな・・)、隣に併設されている、ワイン博物館に入りました。
ちなみに、マカオ博物館ともども無料なのに、たくさんの警備員がいます。
目を凝らしてみると、中身が入ってそうな雰囲気・・
飲んだらおいしいのかな。
こちらは模型。
ま、実際に飲めるわけじゃないですからね。サラッと一回りして退散です。
タイパ島の風景 バスの車窓から
時刻は11時。外は大雨だし、バスにでも乗って時間をつぶしますか。
バスの中は冷房が強め。火照った身体には気持ちいい、日曜日のマカオ。
どこ方面に行くバスかな、と思ってたら、ブリッジを渡りはじめました。
向こうに見えるのは、フレンドシップ・ブリッジ。
まさに、このバスは、タイパ島に渡ろうとしています。
タイパ島です。
もし、このバスが、フェリーターミナルの近くを通ったら、降りちゃおうか、ちょっと早いけど。
ところが、バスは、タイパエリアをぐるっと回るだけ。そのままマカオ半島に戻るようです。
これは、タイパ島の、どこかのバス停の風景。
途中から、とてつもない豪雨になって、窓も開けられません。
雨粒でゆがむマカオタワーを右手に、またリスボアに戻ってきました。
少し早いけど、もうフェリーターミナルに行っちゃいましょう。
大丈夫だと思うけど、満席だったら大変なので。
どのバスに乗れば、タイパ島のフェリーターミナルに行ってくれるのかわからなかったので、タクシーレーンへ。
ボラれる心配のないタクシーは、ほんと安心です。
タイパ島のフェリーターミナルって、ちゃんと伝えたつもりだったけど、ちょっと心配。
でも大丈夫。
ちゃんとブリッジを渡りはじめました。
さようなら、マカオ。
とてもいい感じのマカオ、絶対また来るよ~。今度は勝つぞ~(笑)
長いつり橋です。
今まさに飛び立ったばかりの飛行機。マカオには空港もあります。
結婚式場の宣伝?
そして着いたフェリーターミナル。なんか、がらーんとしてますね。
でもここで間違いなさそうです。
ほかに人が一人もいないのが怖い(笑)
ほんとに、ここでいいのかな・・・w