今日は、エルサレムを発つ日です。エルサレムには、3日いたことになりますが、一週間くらいいてもいい刺激に満ちた場所です。
出発が、すごく名残りおしい・・・ こんな気分は久しぶりだな。
チェックアウトのお昼の時間まで、めいっぱい、この情景を目に焼き付けましょう。
朝のエルサレム新市街
ヤッフォ門を出ると、パープルに色づく空。
そして、城壁にパームツリー。イスラエルの人はセンスがいい。
門の外に出たのは、早朝の新市街に行くためです。
新市街というより、マハネー・イェフダー市場を観に行くため。「地球の歩き方」によると、早朝から開いているとのこと。
空と城壁の色の調和に見とれていると、あらわれるLRT。
まだ、駅も閑散としています。もう、LRTの乗り方はお手の物。
早起きのイスラエル人たち。
銃を抱えた警官もいます。いつでも戦闘態勢に入れますね。
マハネー・イェフダー駅で降ります。
さて、市場へ足を運びますが、トラックがいっぱいとまって、商品搬入中。
早朝から開いていると聞いてきてみましたが、完全にハズレ。
確かに開いている店もあるんでしょうけど、活気を見せるのは、人々が起きてきてからなんでしょうね。
イスラエルの食料自給率は93%! 日本も見習うべきでしょう。
ユダヤ人町メア・シェアリーム
市場はうっかり見損なってしまいましたが、敬虔なユダヤ人の町メア・シェアリームに立ち寄ってみます。
ここに住む人は、みなユダヤ人ですか。
こちらも、朝早すぎて、閑散としています(笑)
一旦、ホテルに戻りましょう。
イスラエルの人は、ユダヤ人であれば全員兵役義務があります。
信じられないけど、この車内にいるユダヤ人は、男女ともに銃を撃ったりする訓練をしているんですよね。
再び嘆きの壁へ
昨日に続いて新市街の瞥見。そして、ホテルに戻って朝食。
一応、チェックアウトの準備をしておきます。
チェックアウトは12時。今、午前7時。
やっぱり、私には旧市街の方が面白いです。もう一回、嘆きの壁とかに行ってみます。
すでにたくさんの人がお祈りをしています。
最初に見たときは土曜日の午前中。今は、火曜日の朝。何か、違いでもあるでしょうか。
気のせいか、女性の数が多いように思いました。タイミングの問題かな。
男女で、お祈りする場所が、区別されています。
壁の隙間に生えるヒソプの草。鏡のような石の床。
そして、真剣に聖書を読む人々。
実は、太陽も昇って結構暑いんです。でも、皆さん、動じている様子はありません。
この場所に来れたことに感謝です。
嘆きの壁の外に出ました。また来ることがあるかな。
私みたいな軟弱旅行者は、暑くて汗をかけば、すぐ水分を補給。
入った店は、ネットカフェ兼ゲームセンターっていうとこでしょうか。
ムスリム地区をブラブラと
のどを潤した後も、ひたすら旧市街を歩き続けます。
このクルマ、どうやって入ったんだろう?
石畳の感触だけでも、歩いていて楽しいです。
ヘロデ門
ムスリム地区を縦断して、ヘロデ門に出てみました。
ムスリム地区から出たからじゃないでしょうが、アラビア文字が目に入り、なんとなくパレスチナという感じも。
門の下では、たくさんの色つやのいい野菜を売っていました。
歩いていると、急に人通りがなくなる時があるんですよね。一瞬、緊張します。
結局、エルサレムって、治安的にはどうだったのかな。
少なくとも、スリ、ひったくり、強盗といった類の空気は感じませんでした。
3宗教の人たちが一緒に暮らしているエルサレムって、やっぱり不思議だ。
この街にいられる時間も少なくなってきたので、お土産を物色。
さて、エルサレムのお土産といったら、何がいいんでしょうか。
目移りしましたが、ハムサというお守りを買いました。魔除けだそうです。