ジャイプールの雑踏&世界遺産ピンクシティ路地裏の姿

さて、トゥクトゥクを拾って、ピンクシティの街に帰ります。

トゥクトゥクで朝のピンクシティへとんぼ返り

右手には行きそびれたアンベール城。

2026年最初で最後にしたい大失敗から気分を切り替えよう。

ピンクシティ。昨日も歩いたとはいえ、まだ街の半分も見ていない。

本日はジャイプール最終日。徹底的に歩き尽くすつもりでいる。

500ルピーと少々割高だったトゥクトゥクは軽快に門をくぐって、ピンクシティへ下っていく。

Uberが200ルピーだったことを考えると、ほんとに割高だけど、あんなに徒党を組まれて対峙されたらかなわない。

片道という事情もあるのだろうし、暗黙の相場のようなものもあるのだろう。

インド旅では、多少の“ボラれ”は必要経費ぐらいに考えておいた方が、精神衛生上もいい。

左側には昨夕も見たジャル・マハル。

朝の柔らかい光に溶け込む宮殿も素敵だった。

そしてトゥクトゥクはスローダウンして雑踏の中へ。

八百屋さんも営業を開始し、街はもう目を覚ましているようだった。

ハワーマハル・ロードの雑踏を眺め続ける朝

私を送ってくれたトゥクトゥクが走り去っていきます。

さて、朝、といっても、もう9時ですが、活気を帯びはじめたピンクシティの中心ハワーマハル・ロードの様子をのんびり見学するとしますか。

眺めてるだけでなにが楽しいのだ、と言われそうだけど、楽しいものは楽しい。

混沌としたストリートの脇で、ヨロヨロと歩くおじいちゃん。

ハワーマハル・ロードの直角コーナー。

観察してると、女性のバイク乗りが増えてることに気づく。

そして、色彩豊かなトゥクトゥクにおいて、ピンク色のトゥクトゥク。

街の色に合わせたのかと思いきや、女性ドライバーの車両らしい。

日本でいう「赤ちゃんが乗ってます」のステッカーのようなものだろうか。

いまだに女性の運転を認めない国もあると聞くが、単純に差別とは言えず、配慮のための優しさのような気もする。

それほどまでに、この街の交通はカオスだ。

少なくとも私には、ここを無傷で走り切る自信はない。

そして、チンドン屋のようなバス。

カオスな街は、どこをどう歩いても楽しく、時間がどんどんたつ。

ハワーマハル・ロードの直角コーナーの門をくぐると、

フラワーマーケットが展開されてました。

なにかの祭りに備えた準備だろうか。

それにしても、一歩ウラに入るだけで景色が変わる。

空気も変わる。

次から次へと場面が切り替わり、まるでショートドラマを連続で観ているようだ。

これだから、インド旅は楽しくてたまらない。

といいつつ、まだインド訪問歴は2度目だけど(^ ^)

とにかく、歩きやすいアシックス・カヤノも手伝って、足が止まらない。

こんなコワイ顔した牛もいるから、いちおう気をつけないと。

私などに目もくれず、のっそりと去っていきました。

ひたすら歩くピンクシティの路地裏

気温はすでに30度を超えている。

身体が水分を欲し、路地の雑貨屋に吸い込まれる。

冷えたコーラが30ルピー、約50円。

国際ブランドの飲料がこの価格で成立する仕組みは、いまだによくわからない。

細い路地裏だと、地元の人の牛の避け方も慎重に。

ハワーマハル・ロードから一本奥に入った路地裏を歩いてます。

裏路地は、不思議なほど静かだ。

ハワーマハル・ロードから、たぶん200mくらいしか離れてないところを並行して歩いているのに、あのけたたましい雑踏が聞こえてこない。

道幅が狭く、直射日光が遮られる。風が通り抜け、体感温度もわずかに和らぐ。

目に入るものすべてが新鮮で、そして美しい。

観光都市とはいえ、この裏通りを歩く東洋人は少ない。

すると、陽気に声をかけられたり、勝手にポーズを決めて被写体になる男が現れたりする。

そんなやり取りに軽く応じながら小さな雑貨屋、民芸店、八百屋をひとつひとつ眺めていく。

ピンクシティの内側とは違う、城壁の外で営まれる生活の匂いが、じわりと立ち上ってくるようだった。

ラムガンジ・バザー・ロードに出たようだ。

ふたたびノイズに包まれると、暑さもぶり返すようだ。

喉が渇いてたまらない。今度はオレンジジュース40ルピー(68円)。

よし、では、さらに一本奥の裏路地でひきかえそう。

インド歴の浅い私は、どうしてもバラナシやコルカタと比べてしまうが、街の生活リズムは明らかに違う。

インドには28の州があり、州境を越えれば民族も文化も言葉も変わるらしい。

旅人である私は、ついインドをひとつの国として捉えてしまう。

だが歩くたびに、まだ見ぬインドがいくつも存在することに気づかされる。

アメリカも州ごとにルールは異なるらしいが、あちらは作られた社会。

この国のそれは、もっと深く、長い歴史の中で積み重ねられ、根づいたものだろう。

インド旅の諸先輩に言わせれば、なにをいまさら、と笑われそうだが、それが私が歩いた実感。

インドとは、ひとつの国というよりは、いくつもの世界が重なり合った場所。

だから、インドは深く、まだまだ違うインドを味わえると思うと、嬉しくなって、思わず笑ってしまう(^ ^)

ふたたびハワーマハル・ロードにつき当たる。

静かな路地裏も、メインストリートの雑踏もインド。

旅人が長逗留したくなるのがわかる気がする。

水分の摂りすぎでトイレへ。2ルピー(3.4円)と格安料金。そのぶん汚いし(失礼)

飲料用らしいけど、さすがに飲めないよな^ ^

また喉が乾く。

ふだんコーラやジュースをほぼ飲まない私。

1年分の糖分をここで摂取しておこう。安いし。