マカオとの6年半ぶりの懐かしい再会に名残惜しみながら、マカオ・外港フェリーターミナルにやってきました。
来るときは、マカオ大橋のバスに乗ったので、帰りは船。
特に意味はなく、行きと帰りで交通手段を変えてみただけです。
マカオ・外港フェリーターミナルでのひととき
マカオからフェリーに乗ると言っても、ここ外港フェリーターミナルのほかに、マカオにはタイパフェリーターミナルというのがあり、そっちは利用したことがあります。
だから外港フェリーターミナルを使うのは初めて。
でも、しっかりと案内表示があるので、迷うことはありません。
現在13:10。では、次の便は13:45の上環行き。
上環は香港島。今夜のホテルも上環だから、都合がいいです。
そして、チケットGET。席の19Pは窓際かな・・・
料金は190HKDで280HKD(私が乗ったときは250HKD)のバスより安め。
所要時間も1時間で着いてしまうし、さて、バスとフェリー、どちらが香港〜マカオ間の主要な足となるんでしょうね。
待合室で、マカオ出国の整理。
21パタカほど、使い残しました。
目の前に浮かんでる「ターボジェット」を眺めて時間をつぶします。
雨はいったん止んだけど、台風14号は超接近中。
さて、どんな航海になることやら・・・
台風接近中 揺れに揺れたターボジェット
さて、改札がはじまりました。
明らかに、バスより乗客が多いw
ターボジェットが「噴射飛航」とは、わかりやすい。
乗客は多そうに見えたけど、船の収容力もすごいので、乗車率は2割程度です。
精神年齢が子供なので、どんな航路であれ、船旅にはワクワクする。
得な性格だと思ってる。
ところで、指定された19Pは窓際でした。
特に頼んでもなかったのにラッキー。
ていうか、これだけすいていたら、どこでも勝手に座れるね^ ^
そして、船が動き出したら、外洋は嵐の真っ只中。
外なんか見えたもんじゃない。窓際の意味なし。
それどころか、窓際の端っこの席では、船が揺れる揺れる・・・
早く着いてほしい・・・なんて、私が思うのは異例のことだけど、そのくらい揺れました。
そして、上環のビル群が窓に浮かび上がり、ほっとします。
1時間の航海だから、なんとかもったけど、あの揺れでひと晩とかやられたらたまらない。
そんな揺れだったけど、さすが地元民は慣れたもんですね。
香港入国&元気寿司の値段に驚いた日
さて、香港に帰ってきました。
ん? 先にマカオ行って、その足で香港だから、帰ってきたという表現は正しくないな。
ところで香港入国の際、入国カード書いてたら、まだ途中なのに「いいよいいよ」と言われた。
今までの旅経験で初めてのこと。
写真撮っても何も言われないし、国安法施行前よりゆるくなってる感じがする。
ターミナルを出て、すぐ目の前にあった元気寿司。
そういえば、香港は福島の処理水放出とともに水産物の輸入を禁止したよな・・・
そんなこともあって、様子を見てみたくて、席に座ります。
オーダーはアプリでするタイプ。
ところが、びっくり!!
なんですか? この値段は?
広島産のカキと青森産のホタテが、ともに14HKD(266円)。
北海道産のホタテにいたっては、1貫で18HKD(342円)。
サーモンも14HKDでした。
広島も青森も北海道も、輸入禁止の対象じゃないみたいだけど、それが値段を押し上げてるってのもあるのかな・・・
円安も痛いけどw
でも、香港の人たち、盛大に寿司で盛り上がってました。
それを見て安心。
いろいろイチャモンつけてるのは、香港市民ではなく中共ということだよね。
会計もアプリでやる仕組みだけど、あらためて値段見て驚く。
しかし、旅に出ているあいだ、つましい食事にはしたくない。
美味しいお寿司ごちそうさまでした。
建物を出ると、どんよりとした雲に、波立つビクトリアハーバー。
そして、ターミナルには、2階建バスが集結。
香港にやってきた、という感覚がにわかに高まりました。
まずは、ホテルに荷物を下ろしましょう。