北海道に到着して3時間。
前奏曲ともいえるお花畑を散策し、今夜の宿泊地稚内へ向けて鉄道の旅がはじまります。
富良野線で旭川へ出てきた私は、乗り継ぎ時間を利用して、超有名らしい「旭川らぅめん青葉 本店」でランチと洒落こむことにしました。
明日からの島旅では、たぶん海鮮づくしになることが予想されるので、海鮮ではないものをと、駅付近のお店を検索した結果です。
さて、ほんとに有名な老舗とのことですが、どんなラーメン屋さんなのでしょうか。
旭川駅で迷う・・
次に乗るべき列車は、稚内行きの「サロベツ1号」。
1時間ほど時間があります。この間にランチです。
しかし、駅前に出てみると、なにもない・・・・
こちら側はガーデンにつながる南口だった。つまり逆でした。
簡単に迷子になれる私の特権です(^^)
それにしても、反対側の出口でも、こんなに立派な旭川駅。新幹線の駅のようです。
正面出口もこんなに立派。
さすが北海道。道ばたにラベンダーが咲いてます。
目指す、「旭川らぅめん青葉 本店」は、駅前通りをまっすぐに歩いたところにあります。
北海道三大ラーメンのひとつ 行列必死の「らぅめん青葉 本店」
北海道に「三大ラーメン」があるそうですが、「札幌味噌」「函館塩」「旭川醤油」のみっつ。
その一角を占めるのがラーメンの街・旭川です。
そして、「旭川らぅめん青葉 本店」は、創業昭和22年の老舗中の老舗。
地元民のみならず、全国からラーメンを食べにくるラーメンファンに愛される超有名店だそうです(店主談)
実際、メニューを見ながら待っているとき、私の後ろに並んだ人はみんな東京の人でした。(なぜわかるかというと、店主が会話するからw)
店主いわく、「初めてで男の人には、しょうゆ一択です」。
旭川といえば「しょうゆ」ってのは、ほんとみたいですね(^^)
順番が来て、中に入ります。
狭い店内にぎっしりと埋まった芸能人(たぶん)の色紙。
店主が、「そこは〇〇が座った席ですよ」とおっしゃるが、エンタメ超オンチな私には響きませんでしたw
なんか、本当にすごいラーメンのようです。
私のオーダーは、「しょうゆにネギをトッピング」。
行列で並んでいる間にもオーダーが入ってるので、回転は速いです。
創業から変わらずの味「しょうゆラーメン」
熱々のラーメンが運ばれてきました。
カウンターの上に置かれて、取ろうとすると「熱いですから、運びますよ。」といって、目の前まで持ってきてくれます。
豚骨に鶏ガラ、利尻昆布に鰹節、煮干しなどを弱火で煮詰めた特製しょうゆスープ。
豊かな香りです。
私は、ラーメンにはいつもトッピングにネギなんだけど、ひょっとして邪道だったかな。
かための麺も食感抜群です。これは、たしかに旨い(^^)
スープまで飲み干して完食です。さすがに本場旭川のしょうゆラーメンでした。
しかし、店内にはクーラーがないので暑い・・
店を出ると涼しい。これが北海道なんですね。
極寒の季節に来たら、やみつきになりそうな「旭川らぅめん青葉」でした。