狂騒に満ちた世の中においても、going my wayをつらぬき、相変わらず徒然に生きている私。
going my wayといっても、他人に迷惑をかけていけないのは大前提で、せっかくの夏休み10連休を、ひっそりと自室で過ごしている。
世間はオリンピックで盛り上がってるようだけど、見ていない。
一瞬の時に人生を賭けるアスリートの皆様に敬意は払うが、興味がないものは仕方がない。
しかし、オリンピックは見てないけど、F1はチェックしてる。
先日の雨中のハンガロリンクでは、今年から日本人ドライバーとして参戦の角田 裕毅(つのだゆうき)選手が、ベッテル選手の失格という棚ぼたがあったとしても、6位という最高位で入賞した。
こんなニュースを横目で見ながら、私の興味は、ただ一点。
いつになったら、海外一人旅を再開できるのか。
人生が、命の次に貴重な時間との戦いである以上、数年も無駄にするわけにはいかないのである。
再び海外への個人旅行を楽しめる日はいつか
最後に、異国の地を歩いたのが、すでに世界がコロナで騒ぎはじめていた2020年の1月、台湾だった。
それから1年半。
しかし、人類の英知は誠に素晴らしいもので、ワクチンが開発され、全世界の人口の15%が、すでに必要な接種を終えているらしい(2021年8月、以下同じ)。
日本だって、少なくとも1回接種した人の累計は5,700万人。
これは、中国、インド、アメリカ、ブラジルについで世界5番目である。
法令や財政、あるいは五輪を開催させなくてはならない状況の中で、政治家や医療関係者の方は、よくやってくれていると思う。
この1回接種した数字の中に、私も入っている。
早く2回目を接種し、逃げ切りたいというのが正直なところだ(笑)
こんな中私は、
- コロナの収束は10月。
- 一部の国には、早ければ年末には渡航(個人&観光)できる。
と予想する。
※上記は、なんの根拠もない、いち個人の勝手な予想です。
こんな記事が出はじめたからというわけではないが、日本だって、10月から11月にかけて、接種希望者への接種はおおむね完了すると見ている。
2021年8月現在、首都圏を中心に、かつてないほどの感染が拡大しているが、やはり、すでに接種を終えた高齢者の割合は減少傾向が続いている。
東京都で、1日5,000人を超える陽性者という数字を見ていると、世間がパニックになるのは仕方ないとしても、愚直に感染予防を行い、接種を受けることで、10月ごろには風向きが変わるのは、決して楽観論ではないと、私は思う。
問題なのは、収束よりも渡航規制
収束もさることながら、私にとっての問題は、むしろ渡航規制のほうだ。
われわれ日本人が、個人旅行として外国へ渡航するには、以下の制限緩和が必要である。
- 当該国の、外務省の「感染症危険度レベル」が「レベル1」以下になること。
- 当該国の入国制限や、入国後の行動制限措置が解除されていること。
- 日本国の水際対策が、一定レベルまで緩和されること。
大雑把に言って、以上の3点である。
それにしても、すさまじい地図だ。
出典:外務省海外安全ホームページより(2021年8月6日現在)
どこか、一箇所でも水色になれば、せきを切ったように色が変わってくれと願うのは私だけだろうか。
希望としては、
- 渡航国が限定されてもいい。
- ワクチンパスポートの携行や、空港での検査に時間がかかってもいい。
- ただし、2週間の拘束など、行動制限だけは撤廃してほしい。
以上が満たされた国、および日本国の規制が緩和されたら、私は、即座に週末弾丸旅行を敢行するだろう。
ところで、コロナ禍において、あまり目立たないが、内情が急変している国も少なくない。
前述の画像に「レバノン」のものを使ったのも、それが理由である。
レバノンでは、1年前に首都ベイルートで大爆発が起きてからというもの、内閣が発足せず、政情が安定していない。
新疆ウイグル自治区なども、今までベールにつつまれていたものが、次第に明るみになり、旅行者がふらっと立寄れる地域ではなくなってきた。
とにかくどこでもいい。
私の好きな、アジアや中東でなくてもいい。
コロナが呼び起こした、アジア系人種に対する差別(というものがあるのか?)を受けてもいい。
週末に仕事を終え、羽田空港に向かう。
そして、一夜明けると、景色も、気候も、言葉も、通貨も異なる異次元世界。
こんな魂が揺さぶられるようなエモーションに浸れるようになるのは、いつになるのだろうか。
白地図に、新たなシールを貼れることを夢想する、2021年の夏季休暇だった。