チェックミグ登録に苦労する&未明のパナマシティ・トクメン空港でのひととき

2024年8月9日未明。旅に出て5日目。

Uberを呼んで、まだ真っ暗な道をトクメン国際空港に向かっています。

今回の旅、もう半分過ぎてしまったけど、これから3か国目となるコロンビアを目指すところ。

コロンビアでの滞在はわずか2日だけど、短くたって旅は旅。

初めて渡航するコロンビア、そして人生2度目の南米大陸に胸がときめく。

未明のトクメン国際空港でコロンビアCheck-Migの登録に苦労する

朝5時のトクメン国際空港は、まだクローズドという感じ。

スタッフも乗客もいないのに、冷房だけがギンギンに効いている、なんとなく異様な空間。

でも、さすがにパナマの空の玄関口で、夜が明ければラッシュアワー並みの人の往来になりそう。

眺めてみると、北米へはニューヨーク、ヒューストン、マイアミ。

南米にはボゴタのほか、リマ、サンパウロ、ブエノスアイレスなど。

そしてカリブ海の国々、ハバナやサントドミンゴなど、要するに西半球のハブ空港といってもよさそうな航空網だ。

そんななか、私が乗るコロンビアの首都ボゴタへのフライトは、コパ航空243便。

パナマシティを7:49に飛んで、ボゴタには9:29に到着する。

この便に限らないけど、なぜか中南米では、5分とか10分単位でなく、中途半端な29分とかを発着タイムとしている。

なにか理由でもあるのだろうか。

 

さて、あいていたオートマシンにパスポートや予約番号を入力してみると、

まだ早すぎるらしく、発券してくれなかった。

ところで、コロンビア渡航に際して、ひとつ懸念材料がある。

コロンビアへ空路で入国する際は、チェックミグ(Check-Mig)に登録する必要があるらしい。

これは、あらかじめWebで登録しておかなくてはならないESTAのような制度。

フライトの72時間前から1時間前までに行う必要があるので、実はここへ来る前に、ホテルで試みていたものの、その登録がどうしても入らない。

よくありがちなクロームの自動翻訳による弊害かと思い、それをはずしてもダメ。

チャットGPTに聞いても、さすがに当たり前の回答しかよこさない。

というわけで、iPhoneにiPad。

私が所持している端末に様々なブラウザ、そしてSIMだけでなくホテルのwifiまで総動員させ、総当たり攻撃を試みても無理だった。

さて、どうしたものか・・・

痛恨の極み コパ航空「パナマシティ⇒ボゴタ」のフライトがアイルシートに

そうこうしているうちに、チェックインが始まった。

このチェックインも、本来ならオンラインで済ませ、当然のように窓際をgetするのが通常。

ところが、チェックミグの関係かどうか知らないけど、なぜかオンラインチェックインが入らなかった。

というわけで、無事にカウンターでチェックインできたのはよかったけど、残念なことにアイルシート。

いやそれよりも悪い、中間席・・・

これは痛恨の極みだ。

今回の旅、中米の上空は3回フライトするけど、昼行便はこの便だけ。

景色を見たいので、どうしても窓際を押さえたかったんだよね^ ^

軽く茫然自失しながら、あらためてチェックミグを操作すると、なんと、今度は簡単に登録が入った。

いや、よかった・・・

なんだろ? 

フライトが成立しないと登録が入らないとか??

トクメン空港T2でのひととき

ほんとによかった。

これでコロンビア渡航の手続きは終わり。

気持ちが楽になって、窓際をとれなかったことも忘れて、T2へ向かうシャトルバスに乗ります。

しかし、チェックインカウンターはT1だったのに、なぜフライトゲートはT2なんだ?

謎の多いトクメン空港だけど、無事にT2に到着。

こちらも、ギンギンにクーラーが効いてる。

そして、あらためて7:49のボゴタ行きが確認できてさらに安心。

でも、さすがトクメン空港を本拠地にしているコパ航空。超過密ダイヤ。

ベネズエラのカラカス行きだけキャンセルになってる。

ベネズエラもいつか行ってみたいな。

さて、物事が万事うまく運ぶと、気持ちも楽になる。見えてくる景色も変わってくる。

ゲートに行っておこうとは思うけど、実はお腹が空いている。

パンとかサンドイッチとかないかな。

この146ゲートがボゴタ行き。

しかし、行儀が悪すぎだw

フライトはオンタイム。

そして、ボゴタの気温は14度。一気に下がるね、気をつけないと。

ちょうど、その146ゲートの前にカフェがありました。

西半球らしいデカいサンドイッチとコーヒーが手に入って幸せ。

いよいよコロンビアへ。

政情が不安定で、外務省の危険度が上がったり下がったりする国。

その地に足を踏み入れる自分を想像しながら、サンドイッチをひと口。

熱いコーヒーをすすりながら、未知の国への期待とわずかな緊張が入り混じるのを感じる。