コスタリカ最古の街カルタゴ&ロス・アンヘレス大聖堂【コスタリカ旅行記 #2】

真夏の8月に震えるほどの寒さを経験するとは思いませんでしたが、一行の寒さへの感覚は日本人とは違うのかな。

寒そうなそぶりがまったくなく、タンクトップ1枚の人もいる。

イラス火山は国立公園なので、そのゲート。

でも、その係員はしっかり着込んでる。

コスタリカの人すべてが寒さに強いわけではないとわかって、ほっとする^ ^

イラス火山のふもとの街カルタゴへ

山の天気は変わりやすい。

標高3,000m超ならなおさら。

カルタゴに向けて、軽快にワインディングロードを下っていたかと思えば、いきなり霧に包まれてスローダウン。

そして、またすぐに視界が開け、コーヒー農園かワイナリーを眺めながらのドライブ。

これ、ほんとになにかの農家だろうね。

そして、カルタゴの街に入りました。

朝7時から参加したトリップアドバイザー主催のオプショナルツアー

このツアーに参加したのは、イラス火山を見学できるだけでなく、そのふもとの街カルタゴを瞥見できるから。

カルタゴはスペイン入植以来、ながらくコスタリカの首都だった街。

1574年から1824年というから250年間。

ということは、いまのサンホセより一国の首都として君臨した期間は長い歴史的な街です。

ビザンチン様式のロス・アンヘルス大聖堂

カルタゴの街見学とはいっても、メインは「ロス・アンヘルス大聖堂」。

カルタゴの街はとても小さく人口は23万人ほど。

その随一の観光名所がビザンチン様式の「ロス・アンヘルス大聖堂」です。

とにかく、外見が立派すぎる。

中に入ってみると、

外見以上の豪華絢爛さでした。

この教会もイラス火山の噴火や地震で、毎世紀被害を受けてました。

スペイン語は読めないけど、1824年は首都がサンホセに移った年。

ところで、このロスアンヘルス大聖堂には「黒いマリア像」という逸話があるらしい。

350年前、少女が見つけた黒いマリア像がたびたび奇跡を起こし、この「黒いマリア像」はコスタリカの守護聖母であるとのこと。

8月2日が「黒いマリア像」を祀る「聖母ロスアンヘルスの日」。

この日は全国からこの教会に信者が集まる。

今日は8月5日。3日前だった^ ^

その「黒いマリア像」はどこにあるんだろう?とさがすも見つからず。

信者の方がお祈りしたりしてるので、そんなところにズカズカ入ってもいけずw

でも、このビザンチン様式の柱と天井を見れただけで満足。

素晴らしい教会でした。

まだツアーの出発には時間があるので、教会の周りを散歩。

すぐわきに線路が通ってました。

サンホセとカルタゴは、バスだけでなく鉄道でも結ばれています。

45分くらいの距離なので、ツアーをここでドロップオフさせてもらって、自力で帰る手もありましたが、列車が走る時間は朝と夕方だけのようです。

ふたたびロスアンヘルス大聖堂。これは裏手から。

それにしても歩いていて爽やか。

それもそのはず、カルタゴの標高は1,500m。

澄んだ空気に包まれた箱庭のような街カルタゴです。

スーベニアショップがありました。

ちゃんと火山灰までふいてるイラス火山のキーホルダー。

こういうのが、いつまでも思い出に残るんです。