5回目の中国弾丸旅行大会。
中国は、正真正銘、私にとって、好きな国。
中国から習ったんだから当たり前かもしれませんが、文化の匂いや建物のカタチ、人々の表情などが、目に飛び込んだ刹那は日本そのものと見まがうばかりなのに、次の瞬間には、強烈な異国そのものの香り漂う国。
この、「似てるんだけど、中身が全然違う。」という感じ。
たとえるなら、宇宙旅行をしていて、地球そっくりの星を見つけたとき、
どんな文化?
どんな生活?
どんな言語?
と続けざまに知りたく、探究心旺盛になるに違いない、この中国の街を歩くときの感触。
私にとって幸せなのは、中国大陸がとてつもなく広いこと。
これは、これから何回も何十回も、中国の旅を楽しめることを意味しています。
さて、4月中旬に、中国弾丸旅行を画策したのはインドから帰ってすぐの2月中旬。
なので、Peach便を2万円そこそこの値段でゲット。
上海へのフライトスケジュール
日付 | 航空会社 | 便名 | フライト | |
---|---|---|---|---|
往き | 4/14(土) | PEACH | MM899 | 羽田2:50 ⇒ 上海浦東5:05 |
帰り | 4/16(月) | PEACH | MM898 | 上海浦東1:05 ⇒ 羽田5:00 |
このPeachで上海入りするのは、もはや中国弾丸旅行の定番のひとつになりかけています。
(といっても、まだ2回目だけどね、ハハ)
なんたって、早朝5時に上海入り。
その後、どこへ行こうとも、自由三昧。
まさに、東京八重洲口から夜行バスに乗って、上海に到着するようなものです。
しかも、チケット代は往復で22,500円。ほんとバスみたいだな。
そして帰りは、羽田に朝5時。リムジンバスで帰宅し、そのまま会社に出勤です。
今回、奇しくも、去年と同じ日程です。
今回、上海往復の便をリザーブしましたが、訪問地は、蘇州と南京。
蘇州は、実は20年前に会社の研修旅行で訪れたことがありますが、残っている写真以外、ほとんど記憶に残ってないのでチョイス。
南京は、3年前にちょこっと訪れましたが、わずか数時間の瞥見だったので、今回、旅程に組み込みました。
蘇州はともかく、南京は上海から約300キロも離れていますが、簡単に飛びまわれるのは中国高速列車のおかげ。
しかも、trip.comのおかげで、簡単に予約。
窓口で、画面を見せるだけで、あっという間に発券。ほんとに便利になったものです。
予定を組んだ後で、ちょうど訪問日の週末が、F1の上海グランプリ決勝レースであったことを思い出しましたが、後の祭り。
たまには、外国のGPを観戦するプランもいいですよね。
さて、準備は整いました。
4月中旬の金曜日の深夜から、月曜の朝まで、会社を休まずに弾丸旅行を敢行して参ります(^^)v
深夜の羽田空港でのひととき
この時間のPeachは、ソウルと上海に出ています。
フライトが2:45なのに、23:50にはチェックインを開始してくれるのはいいですね。
そして、リムジンバスの最終便で羽田空港の国際線ターミナルに到着。
PeachはAカウンター。
Bカウンターが雑踏しているのは、海南航空の北京行きの模様。
わがPeachは、シンガポール航空と、香港エクスプレスに挟まれた、わずかな空間にカウンターを開いてチェックイン開始。
ソウル行きは上海便の1時間前に出発しますが、チェックインはほぼ同時。
Peach便 まさかの遅れ? 深夜の羽田空港を徘徊
ところが、なんとしたことか、上海周辺の天候が荒れていて、出航が遅れるとのこと。
へたすると欠航??
いや~、ほんとですか??
とりあえずチェックインして、チケットは発券するものの、欠航の可能性もあるので、まだ出国しないで、2時頃にまたカウンターに来て欲しいとのこと。
出発まで、ダイナースクラブカードのラウンジでゆっくりしようという算段は、崩れ去りました。
仕方なく、午前0時を回った空港内を徘徊。
ほぼすべてのお店が閉まっています(悲しい・・・)
羽田空港は、一応24時間稼動。
しかし、ハブ空港には程遠い。
周辺に民家がないから、とりあえず深夜も旅客機を発着させている。そんな感じ。
日本って、いつの間に、こんなにグローバル社会から取り残されちゃったんだろうと思う。
保安検査の向こう側にいけないので、食事もままなりません。
仕方なく、あいていた吉野屋に入ります。
とりあえず、腹を満たして臨戦態勢万全。
といっても、やることなし。
展望デッキの長いすに横たわって、音楽を聴きます。
今回は、Sony「NW‐A45」とヘッドホン「MDR-1A」の初携行。
いやあ、いい音だわ!
午前2時になって、Aカウンターへ。
すると、なんとか欠航は免れたものの、フライトは3時間遅れの5:45。
上海到着は何時の予定?とグランドスタッフに聞くと、現地時間で朝8時頃とのこと。
これは、一般の旅客にとってはよかったんじゃない?
朝5時に上海に到着されるより8時のほうがいいでしょ。
ところが、私は、上海に着いたらすぐに蘇州に向うため、すでに列車を手配済み。
しかも、その列車の上海出発は8:05。
Peachが定時運行なら上海着は5時。3時間あれば大丈夫と踏んで予約しておいたもの。
上海到着が朝8時では、間に合うわけがない。
すぐに、予約変更をかけようと思いアプリを操作しましたが、深夜はメンテナンス時間でアクセスできず・・・
とほほ・・・
みすみす列車のチケットを無駄にしてしまいました。
79.5元。日本円で1,350円くらいだから、まいっか。
気を取り直して、保安ゲートと出国ゲートを通過。
朝5時まで、スカイラウンジで、のんびりするとします。
羽田空港には、プライオリティパスで利用可能なラウンジがありません。
でも、ダイナースクラブカードで入れるラウンジがあると聞いて、入ってみることにしました。
ちなみに、他のカードはゴールドやプレミアムカードでないと入れず、ダイナースだけが、一般カードでも入れます。
ANAダイナースカードの年会費は27,000円だからね(笑)
深夜なので、ガラガラ。でも、居心地よさそうです。
食事はありませんでしたが、ソフトドリンクは飲み放題。
とりあえず、野菜ジュースでもいただいておきました。
こうして、一睡もせずに朝を迎える羽目に。
こうやって、羽田で朝日を見ることになるのは、想定外だったよなあ。
結局、羽田空港に、6時間近くいたことに。
ようやく、搭乗開始。乗客の皆さん、疲れ果てています。
そりゃ、そうだ。でも、相手が天候だからね。
機内は、ほぼ満席の模様。
とにかく眠ることです。フライトの前から目を閉じて、今日の活動に備えます。
ぐっすり眠るつもりが、なんと、乗っている飛行機が墜落する夢を見ました・・・
その後は、もう眠れません(笑)