アンコール遺跡めぐり ~タ・プロームの瓦礫と巨大樹木~【カンボジア旅行記 #5】

Eバイクを止めた場所に戻ってきました。
チャージをしておいたおかげで満タンです。

店の女の子が、しきりに「ランチ食べていきなよ」と誘ってくれるんですが、もう13時近く。

ずいぶんのんびりしてしまいました。
シェムリアップの日没は18時。あと5時間しかありません。

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中国人観光客の集団に遭遇 タ・プロームの入り口

Eバイクにまたがって、次の目的地、タ・プロームに向います。

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ここでいいのかな。
看板が出てないからちょっと迷いましたが、スマホのmapsmeもタ・プロームを指してるし、間違いないでしょう。

Eバイクを止めて、中に入ります。

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タ・プロームの中は、中国人の団体でごったがえしてます。
ガイドさんが一生懸命に説明。中国語なので、一切わからず。当たり前・・・

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神殿へ向う通路はこの程度でしたが・・・

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西門の入り口が狭いため、通勤ラッシュなみの混雑。
正直、観光地で、これほどの混雑は初めての体験。

ちなみに、西門は正門ではなく、反対側の東門から入るのが正しいらしい。

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まったく身動きがとれず、時間がどんどん経ちます。
タ・プロームに着いてから、もう30分以上が経過している。少し焦りだします。

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ここタ・プロームは、さっきのバンテアイ・クディとは逆で、仏教寺院として建立されたものをヒンズー教寺院として改修したとのこと。

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巨大な樹木に覆われた神秘的な寺院と聞いていますが、まだその姿が見えません。

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南側に回ると、崩れた瓦礫がそのままに。

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巨大樹木に覆われるタ・プローム

その瓦礫を養分とするかのように、巨大な樹木が。

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しかし、これは立派な木だ。樹齢何年ぐらいになるんだろう?

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しばらく外壁と瓦礫が続きます。

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たしかに、これはすごい遺跡だ。全部石で、よくここまで造ったものと思います。
樹木がからんでいるぶんだけ、先日見たギリシアの遺跡よりもミステリー度が高く感じる。

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また出た、巨大な木の根っこ。

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回廊の中も散歩して見ます。
ていうか、日なたがあまりにも暑いので、日陰に避難。

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これが回廊。うーん、神秘的だ・・・

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ここは、さっき見たバンテアイ・クディのように、窓に格子戸が入ってないですね。

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のんびり見学したいところですが、時間がありません。

時計を見れば14時。タ・プロームに入ってから1時間も経ってしまった。

このあとアンコール・トムを見てから、アンコールワットに向うつもりですが、さっきのレンタル屋さんによれば、アンコールワットには、15時半に着くとちょうどいいらしい。

ちょうどいいというのは、中国人が少なかったり、撮影するときの光線だったりということですが、あと1時間半というのは、いかにもあわただしすぎ。

時間配分を間違えちゃったかな・・・

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まあ、なんとかなるさと、出口に向います。
ああ、もう少しいたい・・・

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こちらが、東門の方で、まだまだ立派な樹木が登場しそうですが、無念の思いで引き返します。

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それにしても、この木もすごいな。

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これもすごい・・・  ていうか、こんなの今まで見たことない。

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木に圧倒されていますが、壁に描かれているレリーフも見事なもの。

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こんなに美しく、細部まで彫られています。よく風化してしまわないものです。

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また、すごい木・・・

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じっと見てると、「ワンピース」の空島に出てきた風景が脳裏に浮かびます。
ひょっとして、尾田先生、ここをモデルにしたとか。

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回廊へ向う通路は大渋滞。

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後ろから見ると、中国人も日本人?
しかし、何故か、今のところ、日本人とは出くわしません。
たぶん、いっぱいいるんでしょうけど。

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回廊を出ると、またまたとどめのスゴイ木。

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「~歩き方」にも、樹木に押しつぶされそうになりながら、かろうじて寺院の体裁を保ってる、とありますが、その表現には納得がいきます。

ほんとにすごい・・

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これもまた見事。
なんか、すごいすごいとばかり言ってますが、これ以外に表現が見つからない。

実物を見ると、ほんとにすごいですよ。

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回廊をたどって・・

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この木なんて、記念撮影する人が止みません。

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この遺跡が造られたのが12世紀。
900年くらいで、木ってこんなに育つものなんだね。

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あと、何百年かすると、ほんとに遺跡そのものが木に取り囲まれそう。

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最後まで、木の祭典でした。
さすが、世界の世界遺産、アンコール遺跡です。

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ようやく出口に。

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そして、止めて置いたEバイクに。
しかし、時間オーバー、遅刻だ~・・・   こりゃ、ランチ食べる余裕ないな。

現在14時20分。
もう、アンコール・トムへ向っちゃいましょう。

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でも、のどは渇いた(笑)

またまた、ペットボトル持つの忘れてます。

今回のカンボジア&アンコールワット2泊4日一人旅の全行程・費用・治安などはこちらです。