アルゼンチン航空の機体は、一面の雲の上を順調に飛行します。
ウシュワイアからエル・カラファテまで、飛行機で1時間20分。お値段も12,000円。
バスでは18時間。いったい、どんな人がバスで移動するのだろうと思ってしまいますが、世の中には私みたいな人間がいるんですよね。
エル・カラファテ空港に到着直前の絶景
ところで、雲一面の空も、みてりゃ、けっこう面白いです。
エル・カラファテが近づくと、雲が切れ、大地が顔を出しました。
氷河につながっているアルヘンティーノ湖です。
この青さ! これは、何ブルーというんでしょう?
エル・カラファテ空港ランディング直前の絶景でした。
空港は、このアルヘンティーノ湖のほとりにあります。そして、エル・カラファテの街もこの湖沿岸にあります。
エル・カラファテ国際空港に無事ランディング。時刻は18:20。
明日は、丸一日氷河のツアーに参加し、その夜のうちにブエノス・アイレスへ発つ予定なので、エル・カラファテの街の見物は今夜しかありません。
タクシーをチャーターして、一刻も早くホテルに向かいます。相場よりも100ペソほど高い400ペソ(2,800円)でしたが、仕方ありません。時間を金で買います。
パタゴニアの大地を駆け抜けてきたときの景色を思い出します。
そのうちに、ふたたびアルヘンティーノ湖が見えてきました。
これも、絶景です(笑)
パタゴニアの平原に、湖が加わり、なんと美しいこと。いままで見たことのないような、青い色をしています。
絶景を楽しんでいるうち、空港から約15分。エル・カラファテの街に入りました。
ホテル「DON PEPE」にチェックイン
今夜の宿、DON PEPEです。これも、エクスペディアで予約しました。1泊8,000円です。
ベッド3つはいりませんが、いい部屋です。
フロントのスタッフは、これまた親切。
明日、私が参加する予定のツアーの事を知っていて、「明日は8:30にツアーの迎えがくるわよ。朝食は7時からだから。」とか「ツアー後はどうするの? 空港へ? じゃあ、荷物預かりますね。」とか、至れり尽くせりです。
さらに、手持ちのペソが心細くなっていたので、両替の相談をすると、「ごめんなさい。この街にはないの。」と言って、100米ドルほど、手持ちのペソで両替してくれました。なんと親切な・・
ウシュアイアのホテルもそうでしたが、バスルームで洗濯できるようになってます。
ウシュアイアでは、それで、青唐辛子を洗ったんだよなあ。
時刻は、もうすぐ19時になろうかというところ。
エル・カラファテは、アルゼンチンの中でも西に位置するので、さらに日没が遅いです。
さて、街に繰り出しましょう。
夕暮れのエル・カラファテの町
エル・カラファテは人口8,000人ほどの小さな町。町そのものには見どころは少ないようですが、街のメインストリート、リベルタドール大通りを歩いてみます。
街は、このストリート沿いを歩けば、だいたいわかるということなので、町の中心に向かってみます。
もう19時過ぎなんですが、やはり日没が遅いというのは、弾丸旅行者にとって助かります。
エル・カラファテは、ロス・グラシアレス国立公園観光拠点の街。
すなわち、氷河観光拠点の街です。
なので、観光客用なのか、地元民用なのかわかりませんが、ウシュアイアと同じように、街にはレストランが溢れています。
しかし、さすがに、お腹いっぱい。
街を見物するだけにしておきます。
ほんとに観光地の町という感じです。
夜8時を過ぎても、感覚的には5時過ぎぐらい。陽が長いってのはいいですね。
もちろん、冬は逆になるんでしょうけど。
街行く人は、観光客なのか、地元民なのか、見た目ではちょっとわかりません。
あいかわらず、レストランは多い。
この人たちは、地元民て感じがするなあ。
その、地元民で賑わう総菜屋さんで、今夜の夕食を仕入れました。
私は日本食に郷愁を覚えない体質なので、とても美味しそうに見えます。
エル・カラファテの暗くならない夜
夜9時を過ぎています。でも、ふつうに、子供が起きてます(笑)
陽が長いってのは、弾丸旅行者にとって、ほんと助かります。
だって、今日は、ウシュアイアのホテルで目を覚まし、午前中はレンタカーでドライブ。飛行機で移動してきて、エル・カラファテの街散策ですから。
アルゼンチンの地方銀行でしょうか。
エル・カラファテの街はとても小さいです。一歩外に出ると大自然。大自然に囲まれた街。
行き交う人々は明るい。
3時間ほど散策して、ホテルに帰ってきました。
中身もわからず買ってきたパイと、店の主人お勧めのワイン。
パイはツナパイでした。
明日も早いので、早く寝た方がいいんですが、22時を過ぎてもかすかに明るく、窓のすき間から明かりが入ってきます。
明るいと起きてたいですよね。なんか、子供みたいだな(^-^)
パイとワインを楽しみながら、久しぶりに日本のニュースでも見ますか。