ファーストキャビン羽田の寝心地 〜 Peach搭乗記【羽田 ⇒ 台北】コロナ明け3月の台湾へ

2023年3月17日(金)の夜。

羽田空港第1ターミナルは、全国各地から到着した便からはきだされた搭乗客でごったがえしてました。

みなさんは、これから家路。

私は、これから台湾です(^ ^)

「ファーストキャビン」羽田第1の寝心地&利用勝手

今回の旅は、就航を再開したPeachの台北便を使っての台湾旅。

Peachに限らずLCCにはよくある超早朝便なので、羽田前泊を画策して、金曜の夜のうちに羽田に来ました。

明日のフライトが5:55ですから。

このタイムスケジュールだと、都心にでも住んでない限り、対応できません。

金曜の夜なのに、国内線の到着便から大勢の旅客が降りてきたのも意外でしたが、羽田の供食体制はまだ復活しておらず・・・

とりあえず、ローソンで簡単な夜食を手に入れます。

そして、あらためて羽田第1ターミナルのファーストキャビンへ。

何回か利用したことのあるカプセルホテルですが、羽田空港内のははじめて。

やはり、人気があるらしく、本日は満室。

そして、チェックイン時に、一番聞きたかったこと。

「明日の4時半ころに第3ターミナルに行きたいんですが、送迎とかありますか?」

「申し訳ありません。その時間はシャトルバスは運転されていません。お客様各自で移動いただくことになってます。」

「タクシーは呼んでもらえる?」

「はい。ただ、その時間では、配車できるかどうか・・・」

ある程度は予想していたけど、直面するとさすがにビビるなw

仕方なく、タクシーの配車アプリをいくつかダウンロードして、明日の朝に備えます。

私が予約したカプセルは「ビジネスキャビン」。

料金は6000円だけど、タクシーが2000円かかるとして8000円か・・・

そもそも、国際線を使うのに、国内線ターミナル内にある「ファーストキャビン」をチョイスしたのが失敗だったかな・・・

日中なら、シャトルバスがあるんだろうけど。

大浴場で、さっぱりして、夜食です。

タクシー配車アプリだって、万能かどうかわからない。

ということは、明日の朝は4時には起きて準備しないと・・・

なので、少々控えめに乾杯です。

アラームも鳴らせないんじゃ、第3ターミナルのベンチで寝たほうがよかったかなw

少しづつ、後悔の念が・・・^ ^

設備自体はけっこう整ってます。

だから、国際線で帰国して、翌朝の国内線で地方都市へ、なんてケースの場合は使い勝手がよさそう。

結論。今回の私のように、LCC国際線のフライトが早すぎて、羽田前泊をもくろむ場合は、

  • 第1から第3への移動手段がない
  • タクシー配車もおぼつかない
  • アラームを鳴らせない

などの理由で、素直に第3ターミナルで野宿したほうがよさそうでした(^ ^)

 

アラームを鳴らせないというのはけっこう困る。

午前3時に目が覚めた後、こわくてもう眠れない。

配車アプリを操作したら、奇跡的に1台、空港付近にいました。よかった・・

このままチェックアウトしちゃえ。

配車アプリを使うのははじめてでしたが、親切な運転手さん。

雨の中、あっという間に第3ターミナルに私を運んでくれました。ありがとさんです。

未明の羽田空港のひととき

ただいま午前3時半。こんな時間の羽田空港も久しぶりです。

Peachのほかにも、タイガーエアが5時に桃園に向かって出てるんだね。

ほんと、乗客はどうやって羽田空港まで来るんだろ?

 

当然のことながら、閑散としたコンコース。

しかし、Peachのカウンターは開いている。

フライトの2時間以上前なのに、チェックインできるみたいでした。

Peachは、機内持ち込み荷物の制限が厳しい。

実際に測ってみるとわかるけど、7kgって、あっというまにオーバーします。

財布やウオークマンにヘッドホン・・・身体中に巻きつけて、荷物自体の嵩をなんとか7kgにまとめます。

 

そして、発券されたボーディングパス。ANAと共用のしっかりとした紙質でした。

Peachに桃園。Peachの行き先として、もっともふさわしいかもw

なんか、羽田前泊の余韻で、まだ目が覚めてないんだけど、台湾は3年ぶり5度目。

しかも、コロナに襲われる直前の旅が台湾。

そこから、長い日本暮らしに入ったから、ひときわ感慨深いものがある。

今回の旅のフライトスケジュールはこちら。

  航空会社 便名 フライト
往き(3/18土) Peach MM859 羽田5:55 ⇒ 台北(桃園)8:55
帰り(3/21火) Peach MM860 台北(桃園)20:55 ⇒ 羽田0:50

飛び石連休の狭間に前もって休暇を入れ、4連休とした日程。

チケット代も42000円なので、円安と燃料高が続く中、大いに得した気分。

 

ところで、羽田空港は24時間稼働なんだろうけど、飛行機が運行しているだけで、これでは24時間稼働とは呼べないかな。

ひと月前に経由したイスタンブール空港の煌めきさと比較するのもかわいそうだけどね。

そうは言っても、この人気のない空港には、妙に旅愁を感じるな。

荷物、機内食、座席指定、マイル、前泊など、コストを加算していくと、LCCとキャリアとの値段の差はほとんどないかもしれない。

それでも私がLCCを利用する理由は一つ。弾丸が可能だから。

人々が寝静まっている時間帯に離着陸してくれるLCCは、時間を徹底して捻出したい会社員の味方なんだよな。

午前1時や2時に出発してくれたり、午前5時とかに到着したりするのは本当に助かる。

週末弾丸などと称して、海外へ出かけられるのは間違いなくLCCのおかげだ。

レストランがやってなくても、自販機さえあれば、腹ごしらえはできる。

午前4時の朝食。

そして、二度寝。3時起床じゃ、本日の行動に支障をきたします。

はじめからこうすりゃよかったw

Peach MM859便 羽田 ⇒ 桃園のフライト

人のざわめきで目を覚ますと、ボーディングがはじまってました。

どこでも眠れるのが私の得意技。フライト少し遅れるみたいだ。

さっきの二度寝であたまスッキリ。

さて、台湾への旅だ。テンション上がってきた。

雨に濡れるPeachの機体が視界に入って、さらにテンションが上がる。

雨の羽田空港は素敵だ。

テンション上がってるから、なんでも美しく見える。

羽田は春の雨で土砂降りだけど、台北は晴れです。

機はほぼ満席。

乗客は、日本人3台湾人7、そんな感じ。

そこへ、南の空から到着のANA機。どこからだろう? シンガポールあたりかな。

雨が旅立ちの気分をさらに高めてくれている。

忌わしいコロナが明けて、昨年の12月以降、毎月異国へ旅立っている。

12月のソウル、1月のバンコク、2月のブルガリア&ルーマニア、そして3月、今回の台湾。

旅人が旅に出られないというのは拷問だ・・

さすがに、もうこんな異常な体験をすることはないでしょう。

 

定刻より20分ほど遅れて離陸です。

東京湾上空に舞い上がります。

羽田は深夜便利用が多いから、東京湾の海面を見下ろすのも久しぶり。

そして、雨が降ってるので、Peach機は雲海の上を行きます。

LCCだから、当然機内食はなし。でも、アプリをwifiに繋げるとオーダーできます。

せっかくのPeachとの再会なんです。お〜いお茶をいただきましたw

おや、これも懐かしの入国カード。まだ、こんなの残ってたんだ。

羽田から3時間半、台湾の陸地が見えました。

3年ぶりにみる台湾。

今夜の宿は台北。時間の許す限り歩き回る予定。淡水にも足を伸ばすつもり。

風向きの関係か、南側からアプローチしているみたいです。

桃園空港に到着。いきなり目に入るエバー航空の機体。

機場という文字がいいなあ。台湾に来た実感が高まる瞬間。

おや、あれは、こちらより羽田を1時間ほど早く飛び立ったタイガーエアですね。

こちらはチャイナエアライン。

はじめて台湾を訪れた17年前、乗った飛行機がチャイナエアラインでした。

出迎えてくれる空港職員の人々。

台湾に着いたよ・・いやあ、嬉しいなぁ。

海外旅を再開して、ひと通り一巡するまで、このうぶな感激をするんだろうか。

でも3年ぶりだから、やっぱり素直に嬉しいよ。

こんなに感激してるの、飛行機の中で、たぶん私だけのような気がする(^ ^)

とにかく台北に着きました。

今回の台湾4泊6日ひとり旅の全行程・費用などはこちらです。