私が、初めてタイを訪れた2017年の1月。
タイ入国後、4時間もしないうちに、チャオプラヤ川の乗合船でボッタくられましたw
日常の足「水上バス」で行けばいいものを、乗り場がわからず、勝手にプライベート船に誘導されたのが原因。
ちょうど「ワット・ポー」に行こうとしていた時でした。
ところで、「ワット・ポー」と「ワット・プラケオ」は、チャオプラヤ川の東岸に建ってますが、「ワット・アルン」だけ西岸にある。
ボラれた直後ですからね。
バンコク三大寺院のひとつ「ワット・アルン」は対岸にあるため、水上バスアレルギーになった私は、無意識のうちに行き残しました(^^)
今回の旅、ボラれずに、チャオプラヤ川の水上バスに乗って、対岸の「ワット・アルン」に行くのが目的のひとつです。
バスを乗り継いで「プラアーティット船着場(Phra Arthit)」へ
天を仰いでるバス広告。私の今の心境w
わけのわからない場所で、バスを降ろされた。
大理石寺院「ワット・ベーンチャマボピット」から、チャオプラヤ川の船着き場「プラアーティット船着場(Phra Arthit)」へは、バス1本で行けるはずが、なぜかバス停でもないところで終点。
まあ、こんなこともあるさと、別のバス停を求めて歩きます。
そして、乗り込んだバス。この旅ではじめてクーラーなしのバスでした。
クーラーなしバスは、これはこれで、窓から吹き込む風が気持ちいい・・
そして、「プラアーティット船着場(Phra Arthit)」近くのバス停で下車。
船着き場を目指します。
これ、なんか、ガートに向かってる雰囲気だよね。
チャオプラヤーエクスプレス「オレンジフラグ」チケットゲット
前日に下見をしておいた「プラアーティット船着場(Phra Arthit)」。
前日は、早朝だったため誰もいませんでしたが、いまは観光客がいて安心します。
目指すは、「チャオプラヤーエクスプレス」。
ツーリストボートではありません。
こちらも、主要な観光名所には立ち寄ってくれるんですが、便数も少ないし、日常の足ではない。
「チャオプラヤーエクスプレス」という日常の足で、「ワット・アルン」へ行くと、最初から決めてました。
さっきも書きましたが、ミッションは、「ボラれずに、チャオプラヤ川の船に乗ること」。
私が旅のプロでないことは自認しているけど、2回連続でボラれたとあっては、ほかの旅行者に対して申し訳が立たないw
そこで、はっきりと「オレンジフラグ、ワットアルン」と言って、チケットをゲット。
16バーツ(64円)で、このチケットを手に入れたときは嬉しかった(^^)
なんたって、5年前は100バーツ払わされましたから・・・w
チャオプラヤーエクスプレスのルート
ところで、タイ人の生活の足「チャオプラヤーエクスプレス」にも、いくつかルートがあります。
こんなふうに、乗る船の色によって、止まる船着き場が異なるんです。
上記を見ると、船着き場には番号がふられています。
プラアーティット(Phra Arthit)は「N13」。日本の地下鉄のようです。
そして、色は船に掲げられた旗の色。
上のルートマップを見る限り、「ワット・アルン」へ行くには、「オレンジフラグ」を選ぶしかなさそうです。
今回は、かなり予習してきたので、迷わずに行けそうです。
手際のいい運航「チャオプラヤーエクスプレス」
さて、欧米観光客とともに「オレンジフラグ」の船を待ちます。
あれかな・・?
後方にオレンジ色の旗が見える、これのようです。
さあ、乗り込みましょう。楽しい船の旅。
乗り込んだ「オレンジフラグ」は超満員。
観光客7、地元住民3、そんな感じ。
船が出発です。
私の立ち位置は、欄干もないロープが張られただけの場所。
落ちてはたまらんので、しっかりと、船をつかんで撮影しています。
ああいう小さい船着き場が、プライベート船の乗り場なんだよな、たぶん。
チャオプラヤーエクスプレスの船着き場に止まります。
すごい速さで接近するので、さすがにビビる・・・
そして、数人の乗客が乗降して、すぐに出発。1分もかかってない・・芸術です。
今日は1月2日。年末年始のバカンスを楽しむ欧米系の観光客が多いね。
はい、また次の船着き場。ちなみに、この赤いシャツの男性は水夫。
つまり、先に飛び降りているんです。
そして、ロープを固定して・・
客が乗り込むのを見守り・・
おもむろにロープを外し・・
動き出した船に、軽やかに飛び乗ります。カッコいい(^^)
まさに「エクスプレス」な、川下りです。
川面が近いチャオプラヤ川の川下り
「王朗(ワンラン)市場」という、ファッションや雑貨を中心に扱うマーケット。
その次は、ワット・ラカンという川沿いの寺院。
楽しい、チャオプラヤ川の川下り。
それにしても、こんなに川面に手が届きそうなほど近い船の旅は久しぶり。
だから絶対落ちたくない。
落ちたくない川の、5番目くらいに入るかなw
私が見た経験の範囲内では・・ガンジス川、フーグリー川、ナイル川、メコン川・・
川に何がいるのかわからない不気味さ・・落ちたくないよ。
おっと、急に波が高くなったと思ったら、プライベート船。
ちゃんと、料金表かかげて経営してくれればいいんですけどね。
もう、たぶん乗らないと思う(^^)