さて、キューバまで来たからには、「葉巻を買って帰りたい・・」という気持ちが、私にはありました。
葉巻・・・
私は、タバコすら生涯吸ったことがありません。むしろタバコの煙なんぞ毛嫌うほう・・
でも、「葉巻」という言葉には、どこか惹かれる響きがあります。
調べると、ここハバナには、パルタガスという歴史ある葉巻工場があり、そのショップが、ハバナ旧市街近くにある模様。
しかも、バラ売りをしてくれるみたいなので、予算が合ったら2~3本買ってみようと、行ってみることにしました。
まずは、レストランを出ます。勘定は20CUC。
やっぱり高い・・
キューバ産の「葉巻」を求めて
公園で涼む人たち。
セントラル公園に向かい、
カピトリオの横を抜けて、
急に、デンジャラスな雰囲気になります。
ほんとうにデンジャラスだったら、やめようかな・・
ここが、いちおう地図の場所。しかし、全然葉巻ショップらしくない・・・
ほんとにここかな、とウロウロしていると、男がやってきて「ヘイ!カモン!」と、建物の中に、招き入れようとします。
私は、翻訳アプリで、
「私には、予算が30CUCしかありません。葉巻を2~3本買うことはできますか?」
と、スペイン語に訳した画像を見せると、「OK!OK! カモン!」と、とにかく中に入れ、とのことです。
こいつは、ほんとに店員なのかな、と私はまだ疑ってましたが、ボロい建物の中には、品物を実際に物色している観光客がいたので、ちょっと安心。
男が、なにやら告げると、店の奥から別の男が小さなパック入りの葉巻を出してきました。
3本入りで30CUC。
COHIBAというキューバの葉巻5大メーカーのひとつ。
同時に世界でもっとも有名なブランドらしい。
なんだか、偽物もいっぱい出回ってるとのことだけど、私には本物と見わける目がありません。
箱を開け、たしかに香ばしい香りの葉巻が3本入ってることを確認して、男に30CUC払いました。
(その男は、案内料としてチップをせびってきましたが、たしかにこいつがいなかったら買えなかったので、2CUC恵んであげました笑)
まったく、タバコも吸ったことのない男が葉巻ですか・・・
日本に帰ったら、有識者にすい方を教わりながら、楽しむとしますか(^^)v
いい記念になりました。
旧車タクシーに初乗車
さて、そろそろ、ホテルに戻りましょう。
フライトは20時ちょうど。ただいま16時。18時には、空港に着いていたいです。
ここ旧市街からホテルまではたっぷりあるので、タクシーを使うことに。
旧式のクルマに乗るチャンス到来です。
しかし、この白いタクシーは、手を上げても乗せてくれず・・・
続いて、青いクラシックカーが来たので手を上げると、OKとのこと。
ナショナル・デ・キューバと言うと、少し考えて3CUC。
キューバに来て、はじめてまともな買い物ができた気がします。
旧型タクシーは、旧市街を抜けていきます。
運転手に「撮っていいか?」とたずね、クルマの名前を尋ねると、なんとNISSANNでした。
手を上げる人が多い。タクシーの需要はありそうです。
キューバ音楽を派手に流しながら、楽しそうにドライブする運転手。
旧車は、アナログメーターがたくさんあってかっこいいな。
見納めとなるハバナ旧市街。
そしてメキシコ湾。
なんと、大通りのど真ん中でタイヤ交換。これはすごいわ・・
ホテルまで送ってくれたタクシー。
車種はわからなかったけど、運転手の兄さん、ありがとう!
「ムーチャス グラシアス!」
高級ホテルは、やっぱりくつろげるね。
クーラーの効いたバーで、しばし休憩。
楽しかったハバナの思い出を回想します。