ほろ酔いで町を歩けるなんて、仏教とは寛大な宗教だと思います。
もちろん、失礼があってはなりませんが、軽くアルコールが回ったいい気分で、古い町並みを散策するのは、旅の醍醐味でもあります。
さて、シーサワンウォン通りから、次はどこに行きましょうか?
ナムカーン川の河岸へ
さきほど、プーシーから見下ろしたときに見えたように、ルアンパバーンの旧市街は、メコン川とナムカーン川に挟まれた半島のような形をしています。
その半島部分の幅は、地図で見ると300mくらいしかないのではないでしょうか。
なので、メインロードから南に下り、ナムカーン川の河岸に向かって歩いてみることにしました。
マッサージ屋さんも、たくさんあります。
50,000キープは約630円です。けっこう安いな。
亀の民芸品。
このあたりで、シーサワンウォン通りは、サッカリン通りと名を変えます。
これを南に折れて川岸へ。
欧米のバックパッカーのスタイルって、みんな同じだな・・
あっというまに川岸に出ました。
これは、スッカースーム通り。
これは、さっき登ったプーシーの方を眺めています。
ナムカーン川の竹橋を渡る
これは、半島の先端の方角。この先でナムカーン川は左に曲がり、メコン川と合流しています。
ところで、あの橋は何でしょう?
おおお・・
竹でできた橋。しかも、部分的に水没してる・・・
こちらは、ナムカーン川の対岸。
では、この部分水没した竹橋を渡って、向こう岸に行ってみますか。
この橋の名は、バンブー・ブリッジというようです。
みんな平気で渡っています。大丈夫なんだろうね。
通行料が5,000キープ(63円)でした。
けっこう迫力あります。それに揺れます。
この川には、落ちたくないよなぁ・・ 水深どのくらいなんだろ・・
観光客が通ると、揺れる揺れる。
向こう岸に渡りましたが、お土産屋さんとレストランがあるだけ。
「~歩き方」によると、雨季は増水して、ボートが渡し船になるそうです。
もとの半島部分に戻りました。
さっきのチケット、写真撮っておいてよかった。
なぜなら、帰ってくるとき、回収されちゃったから。そういう仕組みのようです。
ナムカーン川とメコン川の合流
ナムカーン川沿いに、半島の先端に向って歩きます。
このまま歩けば、ナムカーン川とメコン川が合流するはず。
リバーサイド・レストラン。
地元民と観光客。
道路が回りこんでいます。半島の先端ですね。
地図でみるとこんな感じ。
メコン川は、さすがアジアの大河といったところでしょうか。
いろんなところに展望台があります。
こちらにもありました、竹でできた橋。
こちらは、半分水没しています。これ、雨季に増水したら、どんな感じなんだろうね。
明らかに色の違う二つの川。
合流地点も、水と油のごとく、簡単には交じり合わないようです。
ここは、ちょうど半島の先端。レストランが並んでいますよ。
カフェという感じかな。そんなに高くありません。
それにしてもすごい色です。
メコン川の茶色い水が、塊のように漂う、自然の不思議。
この辺まで来るとすっかり茶色に。