世の中、ほんとに便利になったもので、スマートフォンさえあれば、日常生活のほぼすべてを助けてくれます。
それは、海外を旅したときも同じで、スマートフォンの存在が、一人旅の難易度を格段に引き下げたことは間違いありません。
でも、私のような「へそ曲がり」は、あまりに便利になってしまうと、かえって物足りなくなってしまうもの。
人が、旅に求めるものは様々でしょうが、私の場合は、孤独感に緊張感。
見知らぬ街を歩いているという、足の先から湧きあがってくる緊張感が、旅のときめきを運んできてくれるんです。
だから、旅に出るときは、予習はそこそこ。
あまり文明の利器には頼らず、適度な緊張感を楽しんでいます。
とはいうものの、弾丸旅行者に、絶対的に必要なのは時間。
そこで、必要なアプリが3つほど登場するというわけです。
事前に地図をダウンロード 迷子にならない『maps.me』
この「maps.me」というアプリに出会ったときは、まさに旅人の神アプリだと思いました。
特徴は、
- wifi環境がなくても、事前に地図をダウンロードしておくことで、GPSだけで拾ってくれる。
- ホテルやレストラン、ATMなど、必要なスポットを検索して登録ができる。
- 目的地までのナビゲーション機能もついている。
ふつうに、カーナビのようにも使えますよ。
このアプリを使うたびに、方向音痴な私は、「昔の旅人って、紙の地図で旅してすごいなあ」と思います。
今度、マジで、『maps.me』をいっさい使わない旅を計画中・・・
世界各国の通貨を外貨を一瞬で日本円換算『Currency』
このアプリも、ないとけっこう大変です。
新興国などには、インフレ気味のケタが大きい通貨があり、とっさに、日本円に換算した際の価値がわからないことがあります。
ちなみに、これはインドネシア・ルピア。全部で15,000円くらいです(笑)
とくに、空港到着時などは要注意。
気をつけてないと、あっさりと、ぼったくりのえじきになります。
それに、国によっては、自国通貨以外に米ドルで支払いを受けるケースなどもあるので、暗算が苦手な私には、このアプリ、とても重宝しています。
もちろん、wifi環境がない場所でも動作可能です。(ただし、最新レートは、再読み込みが必要)
オフラインでも翻訳コンニャク!? 『グーグル翻訳』
ドラえもんの道具の中で、実現可能なものの一つが翻訳アプリ。
これの精度が、さらに高まり、同時通訳ほどの性能になったら、この世から通訳という仕事はなくなるのでしょうか。
それはさておき、英語圏ならまだしも、英語がまったく通用しないエリアで、意思の疎通をはかるのは、けっこう根性がいるもの。
相手も、そのうち、怒り出しますし・・・
そんなとき、やっぱり便利なのが『グーグル翻訳』。
事前にダウンロードしておけば、オフラインでも使えます。
まとめ
以上、私が海外を旅するときに、使用頻度の高い3つのアプリを紹介しました。
やっぱり、wifi環境なしで作動するのが最大のポイント。
まあ、この3つさえあれば、世界一周もできてしまうんじゃないですか。
このほかにも、航空会社やエクスペディアのアプリなんかも、当然入れてますが、現地ではアプリを見せて通過というケースはまだ少ないです。
そういう意味では、番外編として、『ctrip』というアプリをあげておきます。
この『ctrip』は、中国を旅する際には、かかせないアプリ。
飛行機、ホテル、列車なんでも予約でき、しかも、画面を提示するだけでチェックインできます。
ただし、オフラインでは使えない・・・
これは、要注意ですw
これ以外にも、便利なアプリは数知れず。
ますます、便利になる世の中だからこそ、その便利さと上手に付き合って、旅のときめき感を失いたくありませんね。