今朝、メールをチェックしていると、1通のメールが目にとまりました。
内容は、ポーランド大使館が、3月4日にポーランド在留邦人の方々に向けて発信したメール。
それと同じものが、外務省を通じて配信されてきたものでした。
内容は、ポーランドではじめて、新型コロナウイルス感染者が発症したというもの。
外務省の海外安全情報配信サービス「たびレジ」とは
「たびレジ」とは、外務省が海外各国の安全情報等を無料で配信しているサービスです。
利用者登録を行い、渡航予定先を設定しておくと、当該国の大使館がなにか情報を発信した際に、メールが配信される大変便利なサービス。
外務省の「たびレジ」登録はこちらから
ちなみに、今回来たメールの抜粋はこんな感じです。
出典:外務省「たびレジ」(2020年3月7日発信情報より一部抜粋)
私は、比較的危険(でもないですが)な国を訪れる傾向があるので、この「たびレジ」には、本当に助かっています。
昨年の10月にレバノンに行ったときは、抗議デモの真っ最中で、「たびレジ」からは、毎日のようにメールが飛んできて、現地の情報を伝えてくれました。
予定していたチェコ&ポーランド一人旅に暗雲たれこめる
ところで、私は、3月下旬から、チェコ&ポーランドの一人旅を予定しています。
1年も前から苦労して、ANAの特典ビジネスをGET。
楽しみに、本当に楽しみにしていたのに、全世界がこんなありさま・・
でも、チェコもポーランドも感染者の報告がなかったし、大丈夫かな、と薄い望みを持ち続けてました。
ところが、
- 3月4日、ポーランドにおいて、初の感染者を確認。(ドイツから入ってきたもよう)
- 3月7日以降、チェコにおいて、水際対策を抜本的強化。
というメールが「たびレジ」から相次いで入りました。
特に、チェコについては、日本からの渡航者は「検疫所長の指定する場所で14 日間待機し、国内において公共交通機関を使用しないことを要請」される可能性あり、とのこと。
ちなみに、日本からの入国や入域制限を行っている国は以下の通り(3月5日時点)
日本からの入国や入域制限を行っている国
以上ですが、
ここに、韓国が加わりました(笑)
「対抗措置」って、まったく・・・有事でしょ、子供じゃないんだから。
さらに、行動制限を設けられている国まで含めたら、香港や台湾、タイやベトナムなども加わり、なんだか、ほぼ全世界網羅って感じです。
実際に渡航するとどうなるのか?
たとえば、日本から中国・上海に飛行機で到着した場合、イミグレに行く前に、乗客のグループわけが行われるそうです。
- トランジットの人
- 12時間以内に上海を離れる人
- 上海を離れるまで12時間を超える人
- ホテルに滞在する人
- 上海に自宅がある人
そして、そのグループごとに、検査が行われ、各対応がなされるとのことですが、中国の場合は、公安の登録もされるのかな。(不明です)
なので、行動制限を設けられている国へ渡航したら、たとえ自分が感染していなくても、旅行どころではなくなる可能性があります。
さらに、怖いのは、日本出国前は平時でも、飛行機に乗った直後に、有事に変わるケース。
これは、本当に目も当てられません。
私の場合、最悪、2週間の無断欠勤となってしまうことも。
旅人にとっては、暗雲の垂れ込める春先になりそうですね。