イズミル・バスマーネ駅に戻りました。チケットを買いながら、プラットフォームを聞くと、セルチュク方面行きの列車は、2番ホームから出るようです。
イズミル ⇒ セルチュク 列車の旅
列車が到着し、乗客が降りてきました。これが、目的の列車のようです。
異国の列車に乗るのも久しぶり。
どの車両に乗っていいのかわかりませんが、まあとりあえず乗りましょう。
列車は、トルコの大地を走ります。セルチュクまで約1時間10分です。
なんか不思議な気分。わざわざ、丘の上に家を建てなくても・・
大地を眺めながら、列車に揺られてると、旅してる気分が高揚します。
列車は20分ぐらい遅れて、セルチュク駅に到着。アナウンスは聞き取れないし、看板も読めない。
なぜ到着がわかったか? グーグルマップです(^-^) 今いる場所がわかるって、ほんと便利ですね。
エフェス遺跡の拠点の街なのに、駅は無人。
踏切のようなものもなく、乗客は、みんな線路をまたいで駅前に出ます。
線路をまたぐのが日常行為。
「ニルヤ・ホテル」にチェックイン
とりあえず、スマホで予約したホテルにチェックインしましょう。こんな感じの坂を上っていきます。
今夜の宿、「地球の歩き方」にも出てた「ニルヤ・ホテル」です。
今朝、イスタンブールの空港で時間があったときに検索して予約しておきました。1泊5,000円のホテルです。
小ぎれいな部屋です。ホテルというか、ペンションといった感じです。
ホテルのベランダからの眺め。
この町にやってきたのは、古代ギリシアの遺跡エフェスを見るためです。
ベランダに立って、景色を眺めていると、宿の主人がやって来て、「エフェスにはいつ行く?」と聞いてきます。
「明日」と答えると、「朝8時半に遺跡の入り口まで送ってやる。そして、12時に迎えに行ってやる。」と言ってくれます。
なんというサービスでしょう。バスで行くつもりだった私は、ありがたく、その申し出を受けました。
セルチュクの街歩き
荷物を置いて、街の観光に出かけました。まず、もう一度駅前に戻り、ゆっくり散歩します。
セルチュク駅前の水道橋です。
いろんなトルコ料理。今夜の夕食はどうしようかな。
綺麗な観光都市ですね。
のどが渇いて、ビールを立ち飲み。
イスラム社会で、ほんとはいけないことなんでしょうが、店の主人が笑って許してくれました。
おしゃれなカフェバー。
チャイを楽しむ老人たち。
夕暮れのセルチュク ホテルの夕食
夕方になりました。
夕食は、別館で食べることになっています。その、別館の食堂からの眺めです。
夕暮れを迎えるセルチュクの町。
旅に出た実感がひとしおです。
感慨にふけりながら、紫色に変わっていく空を眺めます。
いつも思います。私は、昨日の夜までバタバタ仕事してたんだよなあ。それが、あっというまに、こんな異国情緒のある町に来ているなんて、本当に不思議。
料理を何にする?と聞かれましたが、さっぱりわかりません。英語で「おすすめを」というと、コース料理のようなものを出してくれました。
イスラム教の国なのに、ふつうにビールを飲めるようですね。
トルコ料理、とてもおいしいです。(*^^)v
ちなみに、私の苦手は茄子ですが、なんか普通に食べれました。
ちょっと、ビールを飲むと、急に眠くなってきました。考えてみれば、時差を勘案すると、今は日本時間午前2時、眠いはずです。
明日はエフェス遺跡を歩き回ります。早く寝ましょう。
セルチュクの夜。物音一つしない静かな夜でした。