タクシーは、かなりのスピードで、高速道路をひた走ります。
その間、初老の運転手からいろんな質問攻め(笑) 日本人は超珍しいとのこと。
大渋滞のテヘラン市街
高速道路を降りて、テヘラン市街に入ります。
「食べ物は、何がおすすめ?」と英語で聞くと、「キャバーブ、ピザ、***」。
最後のは、よく聞き取れませんでしたが、ピザもおすすめなんですね。意外です。
モスクが現れて、イスラム教の国に来たことを実感。
「ランチはどうする?」と聞かれましたが、一応「ノーサンキュー」。そんなに親切にしてくれなくて、いいですよ。
では、オレの分を仕入れさせてくれと、市街に入ると、あるお店の前でクルマをとめて、何やら買い込んでました。
目に飛び込んでくるペルシャ文字! 圧巻です。
旧市街に近づくにつれ、大渋滞。
今日は、木曜日。明日金曜日はイランの休日で、木曜日は基本半ドン。
ただでさえ、人の波が多くなる曜日に、来週からはノウルーズ。
運転手も、お手上げ~ って感じで、気長に動くのを待ちます。
知らない街は、渋滞でも楽しい。CANONのカメラ、テヘランでも売ってるんだ、って感じです。
それにしても、想像通りに往来の激しいテヘランです。
高級ホテル「フェルドウスィー・グランドホテル」
空港から1時間以上かかって、やっと今夜のホテルに到着。
クレジットカードが使えず、ブッキングドットコムで予約を入れてます。
周りには、イラン考古博物館や、銀行。テヘラン旧市街の中心のようですね。
あれは銀行か。
フェルドウスィー・グランドホテル。格式の高い高級ホテルのようです。
私の背中のバックを、ホテルマンがサッと運び入れてくれます。
正直、こんな高級ホテルに泊まるのはじめてです。日本から、WEBで予約できるホテルとなると、こういうホテルしかありませんでした。
ところが、なんと、予約が入っていません((+_+))
ブッキングドットコムから受信したメールなどをみせても、英語の堪能な係員は首を振るばかりでしたが、すぐに、代わりの部屋を用意してくれました。よかった、よかった。
お値段は1泊4,500,000リアル!
一瞬ビクッとしますが、約16,000円です。
テヘランでは、超高級ホテルに属するでしょうから、むしろ安いのかも。もちろん、私にとっては高いですが(笑)
500,000リアル紙幣を9枚払うという、なにか非現実的な取引を終え、チェックインです。
廊下もすごい雰囲気です。
ちなみに、パスポートは預かられちゃいました。そういうものなのかな。
パスポート不携帯で、外を歩いて大丈夫なのだろうか。
これって、2人で泊まれば1人8,000円ってことになるのかなあ。
設備が良すぎて、テヘランにいるって気がしません(笑)
窓の外。遠くに目をやると、雪をかぶった山々が見渡せました。
イランは、これから春の訪れです。
部屋のWifiに接続。テヘランは標高高いんですね。
バックの中にはセーターなど防寒対策を入れてきましたが、気温16度。寒くなく、ちょうどいいぐらいです。
はじめて歩くテヘランの街 ゴレスターン宮殿へ
テヘランの街を歩き回れるのは、今日の午後だけ。明日は朝早い飛行機でシラーズに飛びます。
あんまり欲張れないので、世界遺産ゴレスターン宮殿とバザールの様子を見物することとします。
ちょっと緊張しながら、テヘランの街、初歩きです。
エマームホメイニー広場
ホテル前のフェルドウスウィー通りを南に歩くと、エマームホメイニー広場に出ます。
空港の名前にもなっているエマームホメイニーとは、イラン革命の指導者エマーム・ホメイニーに由来しています。
女性もふつうに歩いています。
スマホもふつうに普及しているようですね。
テヘランの街には地下鉄が何本か走ってますが、今回は乗ってる余裕がありません。
エマームホメイニー広場から、さらに南に歩きます。
女性は、見事なまでに体を隠し、頭も覆っています。
この異国情緒満天の雰囲気最高です。
ゴレスターン宮殿付近の雑踏
このあたりまで来て、道に迷いました(笑)
とりあえず、ゴレスターン宮殿に行きたいんですが、さて、ゴレスターン宮殿はどこでしょう??
これは、博物館みたいだし。
大通りに出ちゃいました。
あの建物はバザールの一角。では、間違いなく、ゴレスターン宮殿は、この辺にあるはず。
それにしても、すごい人の数です。
勇気を振り絞って(笑)、通行人に聞くも、「I don’t know」。ほんとかよ・・・
すごい人の数です。
すごい迫力です。この女性たちは、ノウルーズの準備に買出しに行かれる方々でしょう。
おっ、やっとサインを見つけました。やっぱり、この辺でよかったんだ。
しかし、こんな雑踏見たことありません。テヘラン市民の活気を感じました。