さて、ハロン湾日帰りツアーの一行は、トゥアンチャウ島のフェリーターミナルに到着。
ガイドさんに連れられて、コンコースへ。
ただいま11時30分。これから5時間にわたるクルーズツアーがはじまります。
トゥアンチャウ島のフェリーターミナル
今回、ツアー参加で来ましたが、正解でした。
これだけツアー客がうごめいていたら、個人手配の旅人など、わきに追いやられそう。
ガイドさんについていきます。
生暖かい風が吹いてくるフェリーターミナル。ハロン湾ツアーの玄関。
港の向こうにはホテルが並びます。
宿泊して、ハロン湾を堪能しようという旅行者用ですね。
ガイドさんからもらったチケット。
書いてあることは全然読めないけど、値段は29万ドン(8900円)。
今回のツアー代は65ドルだったから、そんなものか。円安の威力・・・
船には、ひとつひとつに名前がつけられているようでした。
さて、われわれ一行が乗る船はどこかな?
奇岩を眺めながらのランチ
リゾート船に乗るのは久しぶりだな。
少なくとも、水際緩和後でははじめて。
席は自由。どうしても、一人旅人間が集まってくるね(^ ^)
テーブルには、ランチタイムがセットされてました。
ガイドさんの簡単な説明があって、出航です。
今朝は6時に起きたし、バスに乗ったのも8時半だから、午前中のような気がしてたけど、時刻はすでに正午。
出航と同時に、ランチが提供されはじめました。
これが、ツアー代65ドルのメニューとすると、52ドルのランチはどんなのかな?
と、気になるw
純度100%ひとり旅派の私でも、現地ツアーはそれなりに楽しい。
韓国、イギリス、ドイツ、タイ人とテーブルを囲めたし、韓国女性の2人組以外は皆ひとり旅。
いろんなことを語れました。
強いて言えば、もっと私の英語力が欲しいw
共通の話題はひとつ。「水際緩和後」どこ行った?
国籍が違っても、それぞれの国の緩和条件が違っても、旅人の考えることはひとつなんだな。
すごく国際親善が深まった瞬間(^ ^)
さらに、共通の話題・・・まだ中国人いないよねw
これが共通のテーマになるとは思わなかった。
やっぱり、旅人の考えることは同じなんだな。
このカニがなかなか美味しい。どこのカニだろう?
格別とは言えないけど、旅人同士でテーブルを囲めるのは、なかなか機会がないので美味しく感じるランチ。
ちなみに、ビールは別料金です(当たり前か)
ほかのテーブルを見渡すと、みなさん楽しそうに談笑しています。
他のテーブルは、ほとんどグループ。一人旅組は、私のテーブルだけ。
左手一番奥のグループが日本人でした。大学生かな。
奇岩の合間をぬうクルーズ
出航直後は、海岸にリゾートマンションが見えていた風景。
食事が終わる頃には、あたり一面、奇岩だらけになりました。
では、デッキに参りましょう。
この自己責任感あふれる感じ、私は好きです!
落ちたら落ちたやつが悪いんだぜ!って思いっきり宣言されてます。
操舵室のようす。
波もない快適なクルーズだけど、海中にも暗礁があるだろうし、表情は真剣そのもの。
湾内だから、ほんとに波がなく、気持ちのいい船旅。
この奇岩が、中国の桂林にたとえられることが多いけど、まだ見たことないんだよねw
これはなに? 船から船への乗り換え?
たまに霧がサーッとでてきて、水墨画のような光景になる瞬間。
ハロン湾の景色を構成するこの奇石は、およそ2億5000万年前に海底で生まれました。
そして、長年のあいだに、海中に沈んだり、浮き出たりしていたそうですが、その間に海水や雨風で浸食されつづけ、不思議な形になっていったとのこと。
アジアの大航海時代。
日本人の豪商たちの中にも、この光景を目にした人もいたのだろうか。
第一の目的地、ティートップ島が近づいたということで、キャビンにもどります。
キャビンは、ギフトショップに変身してました。
ハロン湾クルーズ船からの眺め
ティートップ島に上陸
トゥアンチャウ島を出て、約1時間。ティートップ島に上陸です。時刻は13時。
ここでのイベントは、400段の石段を登った場所から眺める南シナ海。
ティートップ島の名前の由来は、旧ソ連の宇宙飛行士ゲルマン・チトフからきているそう。
1962年には、ベトナムのホーチミン大統領と、一緒にこの地に上陸もしたとか。
それを知らないと、なぜここにロシアの宇宙飛行士の像があるのかわからないですねw
さて、いざ展望台へ。
ちなみに、400段の石段を登る体力のない方は、ビーチで遊ぶという選択もあります。
これね。
私はもちろん登ります。
ただ、気温35度の中、91mも登るのは、けっして簡単なことではありません。
途中でリタイヤするひともいっぱいいるんでしょう。
体力を過信しないでね、という注意書きがあります。
世界遺産という触れ込みは、こういうトラブルまで招いてしまうみたい。
400段の登頂&絶景のハロン湾
私は平気ですよ・・・まだ、若いですからw
しかも、登るにつれ、眺めが絶景と化していきます
やっぱり、この奇岩は、船の上からでなく、高台から眺めた方が美しい。
なんか、すごいな・・・やっぱり
水墨画風にアレンジしてみましたw
ようやく、展望台。さすがに疲れます。登頂時間は約10分。
おお・・・これはすごい。
ガイドブックやパンフレット、そのままの絵です。
35度の気温で、ここまで登ってきて、汗ダラダラだけど、風が吹いてるから気持ちいい。
画像を、極力加工しないと、こんな感じの絵になります。
色を薄くして、水墨画のようにするとこんな感じ。
展望台まで登ってきた強者たち。
さて、船の出航の時間もあるし、そろそろ下りましょう。
ティートップ島から眺めるハロン湾
ビーチ組はビーチ組で楽しそう。
海水も暖かいんだろうね。
では、次の目的地「スンソット鍾乳洞」へ。
キャビンに戻ると、アイスを売りにきました。
暑いので思わず買います。
次の「スンソット鍾乳洞」も、けっこう階段登るみたい。
エクササイズツアーのような、ハロン湾クルーズです(^ ^)