ハロン湾クルーズは国際親善&ティートップ島からの絶景【ベトナム旅行記2023 #5】

さて、ハロン湾日帰りツアーの一行は、トゥアンチャウ島のフェリーターミナルに到着。

ガイドさんに連れられて、コンコースへ。

ただいま11時30分。これから5時間にわたるクルーズツアーがはじまります。

トゥアンチャウ島のフェリーターミナル

今回、ツアー参加で来ましたが、正解でした。

これだけツアー客がうごめいていたら、個人手配の旅人など、わきに追いやられそう。

ガイドさんについていきます。

生暖かい風が吹いてくるフェリーターミナル。ハロン湾ツアーの玄関。

港の向こうにはホテルが並びます。

宿泊して、ハロン湾を堪能しようという旅行者用ですね。

ガイドさんからもらったチケット。

書いてあることは全然読めないけど、値段は29万ドン(8900円)。

今回のツアー代は65ドルだったから、そんなものか。円安の威力・・・

船には、ひとつひとつに名前がつけられているようでした。

さて、われわれ一行が乗る船はどこかな?

奇岩を眺めながらのランチ

リゾート船に乗るのは久しぶりだな。

少なくとも、水際緩和後でははじめて。

席は自由。どうしても、一人旅人間が集まってくるね(^ ^)

テーブルには、ランチタイムがセットされてました。

ガイドさんの簡単な説明があって、出航です。

今朝は6時に起きたし、バスに乗ったのも8時半だから、午前中のような気がしてたけど、時刻はすでに正午。

出航と同時に、ランチが提供されはじめました。

これが、ツアー代65ドルのメニューとすると、52ドルのランチはどんなのかな?

と、気になるw

純度100%ひとり旅派の私でも、現地ツアーはそれなりに楽しい。

韓国、イギリス、ドイツ、タイ人とテーブルを囲めたし、韓国女性の2人組以外は皆ひとり旅。

いろんなことを語れました。

強いて言えば、もっと私の英語力が欲しいw

共通の話題はひとつ。「水際緩和後」どこ行った?

国籍が違っても、それぞれの国の緩和条件が違っても、旅人の考えることはひとつなんだな。

すごく国際親善が深まった瞬間(^ ^)

さらに、共通の話題・・・まだ中国人いないよねw

これが共通のテーマになるとは思わなかった。

やっぱり、旅人の考えることは同じなんだな。

このカニがなかなか美味しい。どこのカニだろう?

格別とは言えないけど、旅人同士でテーブルを囲めるのは、なかなか機会がないので美味しく感じるランチ。

ちなみに、ビールは別料金です(当たり前か)

ほかのテーブルを見渡すと、みなさん楽しそうに談笑しています。

他のテーブルは、ほとんどグループ。一人旅組は、私のテーブルだけ。

左手一番奥のグループが日本人でした。大学生かな。

奇岩の合間をぬうクルーズ

出航直後は、海岸にリゾートマンションが見えていた風景。

食事が終わる頃には、あたり一面、奇岩だらけになりました。

では、デッキに参りましょう。

この自己責任感あふれる感じ、私は好きです!

落ちたら落ちたやつが悪いんだぜ!って思いっきり宣言されてます。

操舵室のようす。

波もない快適なクルーズだけど、海中にも暗礁があるだろうし、表情は真剣そのもの。

湾内だから、ほんとに波がなく、気持ちのいい船旅。

この奇岩が、中国の桂林にたとえられることが多いけど、まだ見たことないんだよねw

これはなに? 船から船への乗り換え?

たまに霧がサーッとでてきて、水墨画のような光景になる瞬間。

ハロン湾の景色を構成するこの奇石は、およそ2億5000万年前に海底で生まれました。

そして、長年のあいだに、海中に沈んだり、浮き出たりしていたそうですが、その間に海水や雨風で浸食されつづけ、不思議な形になっていったとのこと。

アジアの大航海時代。

日本人の豪商たちの中にも、この光景を目にした人もいたのだろうか。

第一の目的地、ティートップ島が近づいたということで、キャビンにもどります。

キャビンは、ギフトショップに変身してました。

ハロン湾クルーズ船からの眺め

ティートップ島に上陸

トゥアンチャウ島を出て、約1時間。ティートップ島に上陸です。時刻は13時。

ここでのイベントは、400段の石段を登った場所から眺める南シナ海。

ティートップ島の名前の由来は、旧ソ連の宇宙飛行士ゲルマン・チトフからきているそう。

1962年には、ベトナムのホーチミン大統領と、一緒にこの地に上陸もしたとか。

それを知らないと、なぜここにロシアの宇宙飛行士の像があるのかわからないですねw

さて、いざ展望台へ。

ちなみに、400段の石段を登る体力のない方は、ビーチで遊ぶという選択もあります。

これね。

私はもちろん登ります。

ただ、気温35度の中、91mも登るのは、けっして簡単なことではありません。

途中でリタイヤするひともいっぱいいるんでしょう。

体力を過信しないでね、という注意書きがあります。

世界遺産という触れ込みは、こういうトラブルまで招いてしまうみたい。

400段の登頂&絶景のハロン湾

私は平気ですよ・・・まだ、若いですからw

しかも、登るにつれ、眺めが絶景と化していきます

やっぱり、この奇岩は、船の上からでなく、高台から眺めた方が美しい。

なんか、すごいな・・・やっぱり

水墨画風にアレンジしてみましたw

ようやく、展望台。さすがに疲れます。登頂時間は約10分。

おお・・・これはすごい。

ガイドブックやパンフレット、そのままの絵です。

35度の気温で、ここまで登ってきて、汗ダラダラだけど、風が吹いてるから気持ちいい。

画像を、極力加工しないと、こんな感じの絵になります。

色を薄くして、水墨画のようにするとこんな感じ。

展望台まで登ってきた強者たち。

さて、船の出航の時間もあるし、そろそろ下りましょう。

ティートップ島から眺めるハロン湾

ビーチ組はビーチ組で楽しそう。

海水も暖かいんだろうね。

では、次の目的地「スンソット鍾乳洞」へ。

キャビンに戻ると、アイスを売りにきました。

暑いので思わず買います。

次の「スンソット鍾乳洞」も、けっこう階段登るみたい。

エクササイズツアーのような、ハロン湾クルーズです(^ ^)

今回のベトナム3泊5日ひとり旅の全行程・費用などはこちらです。