楽しいサイクリング&密林を見下ろすカイディン帝陵【ベトナム旅行記 #12】

30分ほどで「トゥドゥック帝陵」の見学を終え、次の目標「カイディン帝陵」を目指します。

やっぱりタクシーで来る人もいるよね。

自転車の鍵を外して、またがろうとすると、おばちゃんが飛んできて、「×××××!」と何やら言う。

カネ払え、って感じだったので、「アイ ペイド!」とこちらも怒鳴り返す。

まったく。観光地は仕方ないよね。

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変化に富んだサイクリングコース

だんだん暑くなってきてます。
遺跡を横目で見ながら、のんびりサイクリング。

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おおっと、道が途切れてる・・  でも、GPSはこちらでいい、と言っている。

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ほんと、蛇とか出てこないよな。虫も多い。
こういう国に来るときは、虫よけスプレーが必要でした。

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いきなり現れる遺跡。

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突然なのでびっくり。

クルマも入って来れなさそうな場所なのに。

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田んぼのあぜ道に出ました。

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ほんとに、この道でいいんだよね。少し不安になる。

まわりに人が1人もいないのが、さらに不安を掻き立てます。

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また遺跡。それに馬。

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フォーン川のほとりに出ました。
フエの街を旧市街と新市街に分けているこの川。その10キロほど上流です。

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道が緩く登っているので、さすがに疲れます。

トゥドゥック定陵を出てから1時間。暑いし、「地球の歩き方」の体力のある人向きはダテではなかったね。

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それでも、川から吹いてくる風は心地よい。

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アジアハイウエイ1号線に出会う?

幹線道路に出ました。右に行けばミンマン帝陵ですが、ホテルスタッフの話によると、遠くてとてもムリ。
素直に左のカイディン帝陵に向かいます。

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えっ、この道、アジアハイウエイ1号線!?

すごい! アジアハイウエイを自転車で走ることになるとは。

ていうか、自転車で走っていいのかな。気をつけないと、バスやトラックが、猛スピードで走り抜けていきます。

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アジアハイウエイは、文字通り物流の幹線道路。自転車で走っているのは私くらいなので、すぐに脇にそれました。

そして、「カイディン帝陵」に到着です。

GPSのおかげで、スマホがなかったら、たぶん迷子になっていたでしょう。しかし疲れた。

この時点で10時半。

30分で見学を切り上げ、ホテルに戻りはじめないと、チェックアウトの12時に間に合わなくなってしまうという、別の問題も浮上しました。

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密林を見下ろす「カイディン帝陵」

チケットを購入。やはり100,000ドンでした。

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でも、少し休憩。そして水分を補給。

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チェックアウト時刻も迫り、ゆうゆうと休んではいられません。

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このカイディン帝陵は、さっきのトゥドゥック帝陵よりさらに新しく、建てられたのは1931年になります。

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欧米の観光客がほんとに多い。

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当時のお役人は、やはりこんなかっこうをしていたんでしょうね。

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カイディン帝は、新しい物好き、そしてハデ好きだったそうで、東西の洋をふんだんに取り入れた建築様式とのこと。

これは、本館ではないですが、たしかにそんな気がする。

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これですか。たしかにヨーロッパ風だ。

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ヨーロッパ風の建物に、漢字が刻まれている不思議。

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中に入ります。皇帝の遺体が安置されているそうですが。

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詳しいことはわかりませんが、タイで見たワットポーのような様式です。

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中に入るといっても、いろんなとこが外とつながってます。

高台から眺めるベトナムの自然。ジャングルの中に、忽然とこのような遺跡が現れることが、とても奇妙に思えます。

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皇帝の等身大の像。

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イランで見たデザインを東洋風にした感じでしょうか。

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たしかに、これは派手派手ですね。

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皇帝の遺品が納められた部屋。

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さて、フエの2つの遺跡、堪能しました。タイムリミットです。

他にもいくつかあるようですが、まあ次回の楽しみとしましょう。(次回がいつかわかりませんが)

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時刻は午前11時。観光客もどんどん集まります。

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さあ、ホテルまで戻るぞ、と気合を入れて自転車をこぎはじめたら、不思議なモノを発見。

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なにかな? と近づくと、ドル紙幣!?

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いっぱい落ちてます。偽物なんでしょうけど、なんのオマジナイ?
ベトナム戦争に関連する儀式でしょうか。気味が悪いので、立ち去ります。

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30分かけて、新市街のホテルまで戻ってきました。

もちろん、汗びっしょり。フロント係も笑ってます。

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