台湾・澎湖諸島週末旅のはじまり まずは高鐡で桃園⇒嘉義【台湾旅行記2023 #22】

台湾と聞いて、真っ先に思い浮かべるのは葉っぱの形をした台湾本島でしょう。

ところが台湾には、本土ともいえる本島のほかに、一般的に旅行者が行くことができる離島が7か所あります。

本島の西側、つまり台湾海峡側にあるのが、「馬祖」「金門」「澎湖」「小琉球」。

本島の東側、つまり太平洋側にあるのが、「亀山島」「緑島」「蘭嶼」。

いわば、離島の離島ということで、旅人にはロマンを感じる場所です(^ ^)

こうしてみると、与那国島も台湾に近いんだな・・

 

 

澎湖(ポンフー)諸島とは、そのうち、ほぼ台湾海峡の真ん中にあり、2泊3日レベルの旅でも、船や飛行機でバランスよく行くことができる島。

人口は約11万人で、町としての構えができているというところも魅力。

台湾にはすでに5回渡航している私も、いつしか台湾の離島を訪れることを願っていたので感無量です。

澎湖諸島への行き方

ところで、澎湖には、飛行機や船でバランスよく行ける、と書きましたが、一般的に観光するなら飛行機一択でしょう。

台湾本土と澎湖の交通機関は、こんな感じです。

移動手段

ルート

所要時間

便数

飛行機 台北・台中・高雄 ⇔ 馬公 約1時間 1日に何便もあり
高雄 ⇔ 馬公 約4時間

週に2〜3便

嘉義 ⇔ 馬公 約1.5時間 1日数便(夏季4〜9月のみ)

飛行機は便利な上に、運賃だって片道2000元(約8600円)くらい。

ふつうなら、どう考えても飛行機ですね。船のメリットは安いことくらいかな。

ただ、私はふつうの旅人ではないw

島には、どうしても船で行きたくなってしまう、船大好き人間(^ ^)

高雄からの便が夜行便と聞いて、ますます気持ちが昂ってしまいましたが、7月の3連休で仕上げなくてはならない身。

オーソドックスに、嘉義からの高速船にしました。

この高速船が、KKdayという旅行業者経由で3,400円。

高いのか安いのかわからないけど、webで申し込もうとすると、このルートしか見つからなかったので、素直に従いました。

高鐡のグリーン車が6700円だから、合わせて10,100円。

ひょっとしたらこのルート、飛行機よりも高いかもw

でも旅行業者経由なので、高鐡の嘉義駅から港まで送迎のバスがあるというメリットがありました。

台湾週末旅 予定してるスケジュール

日付

午前

午後

宿泊地

7/14(金)

 

成田19:40 ⇒ 台北桃園22:35

桃園

7/15(土)

桃園 ⇒ 嘉義(高鐡)

嘉義 ⇒ 馬公(高速船)

澎湖観光

馬公

7/16(日)

澎湖観光

澎湖観光

馬公

7/17(月)

澎湖観光

馬公16:00 ⇒ 台北松山16:55

機内

7/18(火)

台北桃園0:10 ⇒ 羽田4:25

   

そして、澎湖諸島週末旅、予定しているスケジュールは上の通りです。

7月の3連休を丸々使い、連休明けの火曜日はエクストリーム出社という、多少体力が必要な日程。

最終日の松山から桃園が5時間空いてるのは、マッサージでもしてもらって、身体をほぐそうというもくろみ。

それにしても、眺めれば眺めるほど、素晴らしい出来(^ ^)

現在、本業のビジネスが超激務。目がまわるほど。

その寸暇を割いて、会社を休まずに台湾に渡り、何事もなかったかのようにブーメランの如く帰ってくる。

会社員旅行者冥利につきるスケジュールです。

命の次に大切な時間を、超効果的に配分できた感で、スケジュールの段階から達成感満載です。

桃園空港から高鐡桃園駅へ

さて、2023年7月15日土曜日の朝。

午前6時起床、そして快適空間だったカプセルホテルをチェックアウト。

昨夜、というより今日の午前2時ごろ寝たので、睡眠時間は4時間。

週末であることも相まって、さすがに眠いですが、これから澎湖に渡るのかと思うと、気が引きしまる幼稚な性格。

ホテル前のロビーには、私よりも早起きな観光客が旅支度をしてました。

MRTへ行く前に、桃園空港T2の出発階のようすを見学。

そして、MRTで高鐡の桃園駅へ向かいます。

おもむろに取り出す「悠遊カード」、台湾のSUICA。

これ1枚で、台湾のMRTからバスからなんでも乗れます。

それにしても、すごい荷物・・

IKEAが見えてくると、高鐡桃園駅。

駅ではチケットの自動発券機が稼働してなくて、窓口に並びます。

目指すは7:15発の左営行き。

チケットゲットです。

たまの旅なんです。またまたグリーン車奮発しちゃいました。

まあ、お金はあるときに使わないと。

朝ごはんは、何にするかな・・

超人気のおススメにしますか

意外とベンチが少ない高鐡桃園駅。

美味しいパンに、コーヒー牛乳で眠気を覚まします。

そして、待っている間に、澎湖の天気を確認。

雨模様が心配されたんだけど、大丈夫のようだ。

台湾高鐡 桃園⇒嘉義

改札口を入ると、列車待機用の椅子がたくさん並んでました。

はやいとこ、改札を通ってしまえばよかったんだね。

さて、グリーン車は6号車。

グリーン車の扉の前に、かなりの乗客が待つ桃園駅。

考えてみれば、台湾の人たちにとっても、今日は土曜日の朝だ。

みんな、どこへ出かけるのかな〜

私もどこへ行くのかな〜w

シートは3A。

さっそくですが、台湾高鐡のおもてなし。

ビジネス車両への飲み物とつまみの配布。

日本の新幹線からは、車内販売がなくなっていく中、素晴らしい旅情感。

といっても、ビジネス車両ですけどね^ ^

新竹駅に停車。

台中駅に着いて、かなりの乗客がおります。

台湾新幹線は、台中付近の高台から見下ろし、遠く台湾海峡まで臨める景色が最高。

300キロも出してるのに全然揺れなくて、このまま東シナ海を突っ切ってインドシナ半島まで行ってもらいたい気分w

 

そして8:18。桃園から1時間と3分かかって、北回帰線の町、嘉義に到着。

台湾の新幹線は、いままで何度も乗ってるけど、一度も遅延したことがない。

優秀な新幹線です。さすが日本が輸出した新幹線だよね(^ ^)

今回の台湾・澎湖諸島3連休ひとり旅の全行程・旅費などのまとめはこちらです