フィリピン弾丸旅行、3日目の朝。帰国日です。
今日は早起きして、イントラムロスを歩こうと思います。イントラムロスとは、マニラ地区でスペイン統治時代の面影が残っているエリアとのことです。
ただし、治安が悪いらしいんですが、まあ日中だし、人の多い大通りを歩くぶんには大丈夫だろうと勝手に考えました。
炎天下のイントラムロス散策
チェックアウト時刻の正午までには戻ってくるつもりで、荷物は部屋に置いたままホテルを出ます。
ホテルを出ると、いきなり観光馬車に出くわしびっくりです。
ジプニーを待つ人々。
マニラの朝の通勤風景ですね。
乗ってみたいと思いますが、どこに行くのかわからないので自重します。
しかし、エアコンなどないだろうし、暑いだろうな。
すごい、振り落とされないようにね。
観光馬車。これには気をつけたほうがいい。
「地球の歩き方」にも、外務省のHPにも、ぼったくり事例がいっぱい載っています。
声をかけられても近づかないのが身のため。で、これが、しつこく声をかけてくるんだよね(笑)
リサール公園
イントラムロスの手前にあるリサール公園です。
市民の憩いの場らしい。
公園は、特に見るべきものもなかったので、イントラムロスを目指します。
次々と、満員のジプニーとすれ違います。
こっちを見ているほうが面白いや。
そして、イントラムロスの入り口に来ました。
ここには、トライシクルと呼ばれる自転車乗りがいて、さかんに客引きしにきますが、丁重にお断りして、城塞の中に入ります。
城壁の上に登れる場所があったので、登ってみました。
パッと見、治安はそんなに悪くはなさそうなんですが。
しかし、暑い・・・サウナの中にいるようです。
なんか、ずっと撮影してましたね。近くに大学があるそうなので、学生さんでしょうか。
マニラ大聖堂
マニラ大聖堂です。フィリピンで最も重要な教会とのこと。第二次世界大戦で倒壊しましたが、その後再建されました。
熱心にお祈りしている人がいます。私も座って、扇風機で涼みます。外はすごい暑さです。
サンチャゴ要塞
サンチャゴ要塞にも来てみました。
第二次世界大戦中の日本軍はここを重要な拠点として占領。多くのフィリピン人が亡くなったそうです。
サンチャゴ要塞から臨むチャイナタウン
パッシグ川を挟んでチャイナタウンを臨めます。川は、きれいではないです(笑)。
サン・オウガスチン教会
サンチャゴ要塞の日陰で少し休憩して、サン・オウガスチン教会まで戻ってきました。
建てられたのは1600年ごろとのことで、フィリピンの石造建築物の中では最も古い。
第二次世界大戦時にも、爆撃に耐えたそうです。
マゼランですね。
イントラムロスの中の散歩 トライシクルには要注意
さて、お昼まで、要塞の中を散歩しましょう。
これ、一本ウラに入ると、ヤバいらしいんですが、ストリート沿いを歩くぶんには大丈夫でしょう。
フィリピン人の生活の姿が見れて、面白いです。
あの、自転車にサイドカーがついているのがトライシクル。
これには、ほんと気をつけたほうがいい。最初に料金を交渉しても、乗り終わってから値段を引き揚げてくるなんてザラですから。
実際、イントラムロスの入り口付近で、トライシクルの運転手と、中国系の観光客が揉めてるのを見かけました。
トラブルになれば、相手が強盗に豹変するかもしれないし、治安の悪いエリアの散策は本当に要注意です。
このあたりの情報は、外務省の海外安全ホームページに、しっかりと記載されています。
マニラ周辺では、日本人も多数殺害されています(2014年7人,2015年2人,2016年2人)。
それに、タクシー強盗、睡眠薬強盗、警官も交えての詐欺&恐喝があとをたたないとか。
私も実際、マニラ空港ではタクシー詐欺に合いましたし、マニラの治安の悪さは、歩いていて、空気で感じましたね。
旅の終わり まさかの飛行機遅延!?
さて、2日半の旅が終わってしまいました。
ホテルに預けておいた荷物をとって、タクシーで空港に向かいます。タクシーがなかなか拾えず苦労しましたが、なんとか空港にたどり着けました。
拾えない理由は、乗車拒否するからです(笑)
プリーズ ユーズ メーター?と言うと、激しく手を振って、走り去る。もう、ほんとに笑っちゃいます。タクシー拾うだけで、小一時間かかりました。
でも、バギオという避暑地を歩けて、マニラ湾の夕日も見れて、充実の2日半でした。
あとは帰りの飛行機に搭乗するだけと、今回の旅を回想しながらロビーで待っていると、フライトが遅延するとの放送。18:35が1時間以上遅れるようです。
さあ、困りました。
羽田着は予定通りなら23:50。自宅までの終バスは午前1時ぐらいだったかな。
結局フライトは1時間半ほど遅れ、羽田到着は1時過ぎ。国際線ターミナルで野宿する羽目になりました。
もちろん、ゴールデンウイーク明けの明日は、仕事です。とほほ・・・
ま、旅してりゃ、こんなこともありますよ。!(^^)!
羽田空港で、同じように夜を過ごす人たちです。
ガランとした、深夜の羽田空港。
私は、ウオークマンで音楽を聴きながら時間を過ごしました。
次は、どこにいきましょうか。もう、次回の旅のことを考えています。
羽田空港の天井を眺めながら、軽い眠りにつきました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。